【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年06月09日

【帰国レポート】フレンチ・アルプスの首都グルノーブル滞在と周辺の旅 ③自由行動編

<2025年5月25日(日)~6月3日(火) 10日間 添乗員:東京支店 渋江恭子>

 グルノーブルには約40本のバスが走り、鉄道駅もあるので、気軽に近郊へ出かけることができます。 2日間の終日自由行動では、視察で見つけたおすすめの場所に公共交通機関を利用してご案内しました。

グルノーブルの隣町にある隠れ家美術館へ。

 宿泊ホテルから公共バスで約20分で行けるのがエベール美術館です。19世紀にドミニク・アングルに師事し、パリの高等美術学校で教授を務めたグルノーブル出身の画家エルネスト・エベールの邸宅を利用した美術館です。作品もさることながら、お客様に好評だったのが2階のテラスから望むフレンチ・アルプスとバラが見頃を迎えていた庭園でした。「この美術館は素敵ね」とお気に召したお客様もいらっしゃる、グルノーブル近郊の穴場美術館です。

画家が暮らした邸宅には女性の美しい肖像画が飾られています
2階のテラスからはフランス式庭園とフレンチ・アルプスを一望
美術館の裏側にある庭園も好評。バラが見頃を迎えていました
木のアーチ越しに絶景をパチり。
芸術と自然を同時に楽しめるおすすめの美術館です

山間のリゾート地でちょっと優雅なランチ

 古代ローマ時代から温泉保養地として栄えてきたユリアージュへは、グルノーブルからトラムとバスを乗り継ぎ、約1時間で到着します。瀟洒なホテルやスパ、リラックスできる公園があり、リゾート地ならではの伸びやかな雰囲気が感じられました。ここでは有名ガイドブック2つ星レストラン「Aribert」のカフェにて、ちょっと優雅なランチをお召し上がりいただきました。

標高400mに位置する温泉保養地ユリアージュ。緑豊かな公園で寛ぐ人もいました
心地よい風に吹かれながら、少し贅沢なお食事をお楽しみいただきました
「甘い」と好評だったポロネギのパイ包み焼き。おいしかったです

鉄道を利用してサヴォワ公国の古都シャンベリーへ

 かつてグルノーブルが中心都市だったドーフィネ地方と国境を接し、ライバル関係にあったサヴォワ公国の古都がシャンベリーです。気品漂う旧市街にはサヴォワのシンボル「赤地に白い十字」も見られ、グルノーブルとは異なる歴史を辿ってきたことが実感できました。

グルノーブルは鉄道駅からも山が望めます
車窓から望むシャルトリューズ山。どこへ行くにも山が見えるのには驚きました
サヴォワ公国の古都シャンベリー。宮廷文化の優美な雰囲気が残っています
大聖堂で行われていた合唱隊のリハーサル。温もりある歌声にしばし聴き入りました

 日本で得られる情報が少ないグルノーブルは、滞在する旅のイメージが湧かない方も多いかと思います。視察、ツアーの企画をし、添乗員としてお客様と一緒に旅をして、改めてこのツアーは豊かな自然と多彩な文化を楽しめ、多くのお客様にご満足いただける旅と確信しました。8月19日発、9月6日発は募集中ですので、この機会にぜひグルノーブルへお出かけください!

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