【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2025年02月05日

【帰国レポート】ルレ・エ・シャトー「ラファエル」3泊とローマ探訪の旅 9日間

<2025年1月28日(火)~2月5日(水) 9日間 添乗員:東京支店 渋江恭子>

「永遠の都」ローマの好立地ホテルに4連泊、ルレ・エ・シャトーのホテルに3連泊、合計7連泊し、古代ローマ史跡やバロック時代の芸術を堪能するツアーに添乗いたしました。

ルレ・エ・シャトーの「ホテル・ラファエル」に3連泊

 旅の後半にはルレ・エ・シャトー加盟の「ホテル・ラファエル」にご滞在いただきました。全50室のこぢんまりとしたサイズで、戻ってくると必ずフロントスタッフが「お帰りなさい」と声をかけてくれるアットホームなホテルです。ビオ・ホテルにも認証されていて、ホテルで提供される食事や飲み物、アメニティはすべてオーガニック製品を使用しています。朝食のビュッフェには新鮮な野菜、果物が並び、夕食もこだわって選んだ野菜やチーズを使ったメニューがサービスされました。
 ルレ・エ・シャトーというと観光の中心から離れた隠れ家的なホテルが多いのですが、ホテル・ラファエルはナヴォーナ広場やパンテオンが徒歩圏の好立地に建ち、その点もお客様に好評でした。

野葡萄の蔦に覆われ、趣のある外観。足を止める人も多くいました。
館内はクラッシックとモダンが独特のセンスで融合し、興味深かったです。
朝食時にはハープの生演奏のサービスも。
立地条件も優れていて、パンテオンも気軽に訪ねられます。
前菜のアーティチョークのトルテッロ。すみれのフレークを添えるセンスには感動しました。
メインの茄子のパルミジャーナ。ヴィーガン料理ですが、満足感たっぷりのメニューでした。

知られざるローマの名所を探訪

 ツアーではヴァチカン市国のシスティーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂、コロッセオなど主要な名所にご案内する一方で、訪れる機会の少ない隠れた名所にご案内しました。特に印象的だったのが毎週土曜日の午前にのみ一般公開されるコロンナ宮殿です。映画『ローマの休日』のラストシーンが撮影された大広間は息を呑むほど煌びやかでした。お客様も憧れの名画の舞台に立ったことに感動され、写真を撮影する手がしばらく止まりませんでした。
 そのほか、ミケランジェロやカラヴァッジョの名作がある教会や、グループ旅行で訪れることはまずない歴史ある国立図書館などを訪問。ローマの尽きせぬ魅力にあらためて感じ入りました。

映画『ローマの休日』コロンナ宮殿の大広間。足を踏み入れた瞬間、お客様から歓声が上がりました。
サンタゴスティーノ教会ではカラヴァッジョの『巡礼の聖母』をご鑑賞いただきました。
17世紀創設ローマ最古のアンジェリカ図書館。圧巻の蔵書数とその佇まいからは歴史の重みが感じられました。
ミケランジェロのモーゼ像を求めて訪ねたサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会。
ピンチョの丘からはポポロ広場を中心とした街並みをご覧いただきました。

「素顔のローマ」を垣間見る 市場や下町地区の散策

ツアーの4日目には生鮮市や花の市が立つカンポ・ディ・フィオーリ広場や下町のトランステヴェレ地区へ。それまでは古代ローマ遺跡やルネッサンスやバロック時代の巨匠による芸術作品に圧倒されていたのですが、ローマ市民の普段の生活に近い「素顔」のエリアをリラックスしながら散策。ローマという街が持つ多彩な表情をご覧いただきました。

「花の野」を意味する広場には今も花の市場が立っています。
新鮮な野菜を求めて、地元の人も訪れていました。
「テヴェレ川の向こう」を意味するトランステヴェレ地区。下町風情が魅力です。
12世紀建造のサンタ・マリア・イン・トランステヴェレ教会にはきらびやかなモザイク画が残っています。

 今回はそれなりの寒さを覚悟しておりましたが、ガイドさん曰く「異常気象」で、日中は13~17度まで気温が上がり、コートが不要なくらい暖かい日もありました。クリスマス休暇を終えたばかりで、外国人の観光客も少なく、比較的空いているローマでの滞在をご満喫いただきました。1月はローマの穴場シーズンといえるでしょう。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111