【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2024年10月08日
【帰国レポート】国内線で巡る 連泊滞在トルコ周遊の旅
<9月19日発 添乗員・東京支店 笹島侑弥>
<9月19日発 添乗員・東京支店 笹島侑弥>
実はトルコ共和国は建国から約100年と比較的若い国ではありますが、その礎には、人類最初期に育まれた都市国家や1000年栄えたビザンツ帝国、そして宮廷文化が花開いたオスマン帝国など栄華の歴史があります。世界地図から見ても重要な位置にあるこの土地では、36の文明が栄えたと言われます。見どころはトルコ各地に点在しますが、今回は国内線をうまく利用することで、ホテルはすべて連泊で利用しつつ、中~西部の観光地をまるっと巡る9日間のコンパクトな旅になりました。
旅の始まりは3連泊で巡るイスタンブール

海峡を行き交う渡し舟、モスクから聞こえるアザーン、そして知らない言語が飛び交うバザール。イスタンブールは世界で唯一2つの大陸にまたがる都市であり、その旅情に魅せられて世界中から多くの観光客が訪れます。沢木耕太郎の『深夜特急』では主人公が旅の目的を果たした後の印象的な場面で登場し、かたやアガサ・クリスティーの『オリエント急行殺人事件』では探偵ポアロはこの街から列車に乗り込みました。
アヤソフィアまで徒歩5分、旧市街のホテルを拠点とし、世界遺産『イスタンブールの歴史地区』をゆっくり観光しました。まずホテルからすぐの場所にあるのが地下宮殿。実際は宮殿ではなく、東ローマ帝国時代の貯水槽です。長さ138m・幅65mの長方形の空間で、高さ9m、336本の大理石円柱を備えており薄暗い中にライトアップされた柱が水面から何本も立つ姿はまさに圧巻。地下宮殿の建設には他の建物の廃材が使われましたが、その中にはメデューサの石像もあります。当時の大工は呪いを恐れて顔を横に向けたのだとか。


旧市街の最も見晴らしの良い丘の上に立つトプカプ宮殿も徒歩観光圏内です。トプカプ宮殿は15世紀に建てられ、19世紀後半まで使われていました。現在は博物館となっており、宝物殿やハーレムを見学しました。



国内線を使い、街から街へ

トルコの国土面積は日本の2倍。近年は高速道路網も充実してきたとはいえ、長距離移動はやはり飛行機が便利です。今回の旅ではイスタンブール~デニズリ(パムッカレ)間、イズミール~アンカラ間、ネヴシュヒル~イスタンブール間の3区間で国内線を利用しました。



旅を彩るトルコ料理
トルコ料理は、中華、フレンチとともに「世界三大料理」に挙げられますが、その理由はただ美味しいから、というだけではありません。土地柄、様々な国の商人や旅人が行き交い、オスマン帝国が築いた宮廷文化によって諸外国の食材・調理法が融合していった結果、トルコにはバリエーション豊かな食文化が誕生しました。それに加え、地中海沿岸を中心とした温暖なエリアで豊富に採れるオリーブやトマト、ナス、ピーマンもトルコ料理の大切な要素です。 滞在中の食事は多くがローカルなトルコ料理で、そのほとんどが大変好評でした。

トルコはまだまだ魅力のある国です。特に東部はギョベクリ・テペに代表される古代遺跡も多く残るエリアですので、ぜひまたお越しください。引き続きトルコ方面の旅も発表しております。ぜひご覧ください。
2025年3月13日(木) 、 19日(水)発 アジアとヨーロッパ 2つのイスタンブール旅情【9日間】
2025年3月7日(金)発 トルコの大地・6つの世界遺産とイスタンブールの旅【14日間】
この記事に関するキーワード
お気軽にお問い合わせください
電話相談はこちら
受付時間:午前9:30~午後5:30
- 東京
- 03-3501-4111
- 大阪
- 06-6343-0111
- 名古屋
- 052-252-2110
- 九州
- 092-473-0111
- 札幌
- 011-232-9111
- 湘南
- 0466-27-0111