【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年07月22日

【帰国レポート】連泊で旅する 不思議の国マダガスカル周遊の旅

<6月24日(月)~7月3日(水)10日間 東京支店 鈴木 洋>

<6月24日(月)~7月3日(水)10日間 東京支店 鈴木 洋>

先日、弊社ホームページの[速報・注目の旅] で紹介した「不思議の国マダガスカル周遊の旅」。今期ツアー最初(6月24日発)の添乗より戻ってきました!

マダガスカル島はかつて存在したゴンドワナ大陸と呼ばれる超大陸(現在のアフリカ大陸、南アメリカ大陸、インド亜大陸、南極大陸、オーストラリア大陸や、アラビア半島、マダガスカル島を含んだ、巨大な大陸が存在しました。)の一部でしたが、約1億6000万年前にアフリカ大陸から分離し、約8800万年前にはインド亜大陸からも分離したといわれます。それまでは1つの大きな大陸でしたから、それぞれのエリアに分布していた植物や動物はその後の大陸の分裂・移動によって各エリアごとに独自の生態系を確立し発展しました。動物では肉食獣がいなかった島ではレミュール(原猿類)が進化し、植物ではマダガスカルの象徴ともいえるバオバブが、島内で8種確認されています。(アフリカ大陸では2種類、オーストラリアでは2種確認されているそうです。)

今シリーズは身体の負担を考慮し、アンタナナリボからムロンダバ間は往復航空機での移動としました。

日本の1.6倍の広さのマダガスカル。国内での移動は道路事情も悪く時間がかかるため、体への負担となります。このたびのツアーでは首都のアンタナナリボと「バオバブの並木道」訪問の玄関口となる西海岸ムロンダバへの移動を往復航空機移動としました。片道約1時間でモザンビーク海峡に面するムロンダバにあっというまに到着です。

プロペラ機も快適で、あっという間に到着です。
50分程で眼下にムロンダバが見えてきました。

朝に夕にそれぞれ違う「バオバブ街道」の景色を堪能しました。

モザンビーク海峡に面するムロンダバは古くよりマダガスカル西部の港湾都市として発展しました。地元漁師は現在でもピローグと呼ばれるカヌーで漁に出かけ生計を立てています。ムロンダバを有名にしているのはこの港町だけではなく、四輪駆動車で45分程行った場所にある「バオバブ街道(Avenue of the Baobabs)」です。
太古の昔からある不思議な形のバオバブを探しに朝に夕に時間を変え、バオバブ街道周辺を散策しました。

夜明け前のバオバブ街道(午前5時45分)
日の出のバオバブ街道(午前6時40分)
日中のバオバブ街道(午前8時45分)
日の沈むバオバブ街道(午後5時50分)
絡み合うように育つ 愛し合うバオバブの木。生命力の強さを感じました。
キリンディー森林保護区近くで崇められる「聖なるバオバブ」。地元民しか近寄れない、ご神木です。
バオバブの実を見せてくれる男の子
バオバブの実のジャムはお土産におすすめです。バオバブ街道のお土産屋やアンタナナリボのスーパーでご購入いただけます。

「バオバブ街道」観光の拠点となるムロンダバ市内の様子

インド系のムスリム、コージャのモスクもありました。
ムロンダバのマーケットで売られるフランスパン。宗主国フランスの影響を感じる事ができます。
ムロンダバのビーチに置かれたピローグと呼ばれるカヌー。木を彫って作られた本体と、バランスをとる筏がついていることにより、長距離移動できたそうです。
設備の整ったムロンダバのバオバブ・カフェ・ホテル

ペリネ特別保護区とキリンディー森林保護区では動物を探索するウォーキングへ。

今回のツアーではアンタナナリボから東へ4時間半程行ったペリネ特別保護区、その近くのレミュール・アイランドでインドリやキツネザルを探しに出かけたり、ムロンダバから3時間程のキリンディー森林保護区で珍獣フォッサやキツネザルを探しにウォーキング・サファリに出掛けました。

ペリネ特別保護区

ガイドのセリーヌさんと原猿類最大のインドリを探しに森の中へ
前日の大雨で地面はぬかるんでいましたが、やっと気の上にいるインドリを発見できました。

キリンディー森林保護区

キリンディー森林保護区ではほぼ平坦な公園内でウォーキングサファリを楽しみました。
出発早々に珍獣フォッサと出くわしました!
愛嬌あるブラウンキツネザル
横跳びをするヴェローシファカは降りてきてはくれず、、、ずっと木の上にいました。

アフリカ大陸とはまた違う不思議な魅力を持つマダガスカル。愛嬌あるキツネザルや不思議なバオバブの木に出会いに、ぜひ、お出かけください。添乗員帰国レポートとあわせて、下記リンクの「速報・注目の旅」もご覧ください。

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