【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年06月19日

【帰国レポート】アルティン・エメル国立公園とチャリン・キャニオンの旅

<2024年6月14日(金)~6月19日(水) 添乗員:藤木隆行>

<2024年6月14日(金)~6月19日(水) 添乗員:藤木隆行>

長い時間をかけて形成された美しい地層をもつアルティン・エメル国立公園に位置するアクタウ山

昨年に企画しました人気の大自然に触れるカザフスタンの旅が、関空発でも催行されました。
人口は2000万人未満のカザフスタンですが、面積は日本の約7倍を誇ります。カスピ海近くでは石油や天然ガスといった豊富な資源が産出され、中央アジアの中で最も経済成長が著しい国のひとつです。かつてシルクロードの要所として栄えたこの国の最大都市、アルマトイは天山山脈の支脈であるアラタウ山脈を望む緑豊かな都市です。今回はアルマトイの北に広がる国立公園と美しい山岳湖を訪れ、まだ発展途上にある観光産業の中で秘められた景色を体験しました。

知られざる未踏の大自然 アルティン・エメル国立公園

アルティン・エメル国立公園は、日本はもとより世界からもまだまだ知られていない地域です。京都府とほぼ同じ広さを持ち、手付かずの大自然が広がっています。異世界のような景観を誇る色鮮やかな地層のアクタウ山、太古の火山活動で形成された赤茶けたカクタウ山、そして高さ150mにも達するシンギング・デューン(鳴く砂丘)では、砂丘を滑り降りると飛行機のような重低音が響きます。観光客がほとんどいないため、まるで未開の地を独り占めしているかのように楽しめました。

国立公園内にはたくさんの動物を見ることができます。
高さ150メートルにも及ぶシンギング・デューン
カクタウ山の奇岩には登ることができます!

カザフスタンのグランドキャニオンと呼ばれるチャリン・キャニオン

国内最大級の渓谷 チャリン・キャニオン

チャリン・キャニオンは12億万年前に、チャリン川の浸食により削られて形成された、まるでグランドキャニオンのような風景をもつ巨大な渓谷です。この渓谷は全長154キロ、渓谷の一部はトレイルになっていて、そのごく一部、片道約2.5キロのなだらかな下り道を歩きました。チャリン川を見下ろすブラックキャニオンも迫力ある景色でした。

今にも倒れてきそうな不思議な形をした奇岩群が続きます。
ブラックキャニオンを眺めながら昼食をとりました。

天山山脈の真珠コルサイ湖にてハイキング

標高約2000mに位置するコルサイ湖は、光の当たり方で湖面がエメラルドグリーンに見える美しい湖です。駐車場から車を降りてゆったりと歩きながらハイキングを楽しみました。

コルサイ湖付近の緑豊かな景色
コルサイ湖にてハイキング

ちょうど訪ねた時期、カザフスタンは、アプリコット、チェリー、カザフリンゴなどが収穫期で、食後のデザートにこれらのフルーツを楽しむことができました。観光に力を入れ始めたばかりのカザフスタンですが、まだまだ訪れる観光客は少ないため、今が絶好のタイミングといえるのではないでしょうか。

中央アジアの主食ノンパンを皆様で召し上がりました。
最終日アルマトイのマーケットにて

次回、10月発もございます。ぜひツアー詳細をご覧ください。

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