【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2024年07月01日

【帰国レポート】ヒマラヤの禁断の王国・ムスタンへの旅 

<6月22日(土)~7月1日(月)10日間 東京支店 清水 龍士郎>

<6月22日(土)~7月1日(月)10日間 東京支店 清水 龍士郎>

発表してから大好評をいただき、すでに7本目の出発となったネパール・ムスタンへの旅より戻りました。4月、5月とツアー内容は同じですが、気候が穏やかになり、各村が緑色に染まっていました。

今回のレポートでは日本人と関連のあるムスタンの村やジョムソン~ローマンタン絶景街道の様子をお届けします。4月5月発の帰着レポートもご覧ください。

ムスタンには日本人ゆかりの村々が残ります。ジョムソン村~マルファ村

近藤亨や明治の僧侶である河口慧海を知っていますか? 実はこの2人の日本人はムスタンではかなり名が知られている方々です。近藤亨は山岳地帯であるムスタンでりんご栽培や稲作などを成功させた農学者で「ネパール農業の父」と呼ばれ、河口慧海は仏教の原点を求めて厳重な鎖国状態にあったチベットに単身入国し「日本の玄奘三蔵」と呼ばれています。

そんな彼らの功績や足跡が道中の村に残されていて、その足跡を辿るように旅をしました。

まず訪れたのはジョムソン村近くのりんご農園です。りんごの収穫自体は9月ごろから始まりますが、小さいながらもりんごの実がなり始めていました。

ジョムソン村の近くにあるマルファ村は別名「アップル ビレッジ」といいます。

日本人の功績が今でも引き継がれていることに対して、感動よりも感謝の気持ちでいっぱいでした。

農園の中にある近藤亨の像
本格的な収穫は9月頃からです。
マルファ村の様子
丘の上にはリンゴのマーク
おいしいアップルパイもいただきました。

マルファ村はリンゴの村としてだけでなく、河口慧海が3か月滞在した村でもあります。

彼が実際にいた部屋は現在博物館となっています。また、河口慧海が約1年間滞在したツァラン村にも訪れましたが、詳細は5月発 添乗員牧原のレポートで紹介していますので、ぜひご覧ください。

河口慧海記念館。数多くのお経が置かれています。
彼の暮らしていた部屋も残ります

ジョムソン~ローマンタン 絶景街道

未舗装ながらも大きく改善されたこのジョムソン~ローマンタンの区間は移動中、左右に6,000メートル級の山々が現れ、グランドキャニオンを彷彿させる渓谷など大自然の絶景ドライブでした。6月は雨期になることから山岳景色にあまり期待はしていなかったものの、それでも迫力満点のドライブでした。

遠くにアンナプルナを眺めることができました
7,051mのニルギリ山
ドライブ中 様々な村を通過します
ギリン村

ネパール観光は「Once is not enough」(1度だけでは十分ではない)と言われます。すでにネパールを訪ねた方も、観光できるようになったばかりのムスタンをはじめ、以前とは違う景色を見てみてはいかがでしょうか。

もちろん初めての方にもお楽しみいただけるツアーです。10月出発は、より山岳風景が楽しめるシーズンです。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
湘南
0466-27-0111