【海外】帰国しました。添乗員レポート
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【海外】帰国しました。添乗員レポート
2024年02月21日
【帰国レポート】アラスカ鉄道にも乗車 冬のアラスカ大自然と北極圏の旅
<2024年2月8日(木)~2024年2月16日(金) 9日間 東京支店 山田 周>
<2月8日発 添乗員:東京支店営業部 山田 周>
アラスカ北極圏の旅に行ってきました。今回はアンカレッジから旅をスタート、デナリ(マッキンレー)、登山基地のタルキートナからアラスカ鉄道でフェアバンクスまで移動して、そこからさらにダルトン・ハイウェイを北上、北緯66度33分の北極圏境界を陸路で越えました。
ダルトン・ハイウェイを北上し北極圏に到達
フェアバンクスを出発してからほどなくしてダルトン・ハイウェイに合流、そこからさらに北上すると集落や信号機、電灯などの人工物が全くない原野が延々と続きます。アラスカ山脈の山々、タイガの森、凍結した川や湖沼群のほかに見えるのはアラスカの大地を南北に縦断する石油パイプラインや僅かな標識のみ。
出発時は空もまだ暗く曇天でしたが、日が昇るにつれ青空が広がり、陽射しに照らされた白銀の山々が輝き始めます。山道から峠を越える僅かな間にも天候や風景もがらりと変わります。雪深い森には樹氷が延々と続き、峠を下りきり、午後2時半ごろに大河ユーコンに到着しました。
カナダからアラスカの大地を横切りベーリング海に注ぎ込むまでアラスカ領内で唯一架けられた橋を渡り凍結したユーコン河に降り立ってみました。夕刻、ついに北極圏(北緯66度33分)に到達。陸路で北極圏に到達しました。
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北極圏のコールドフットからツンドラの大地へ
私たちは北極圏の扉国立公園の入り口に位置する、人口十数人の最果ての村コールドフットに2泊滞在しました。コールドフット・キャンプはトラックで石油物資を運ぶドライバーの休憩所兼簡易宿泊施設で、北極海のプルートベイまでの道程で最後のトラックストップ(給油所)です。前日深夜までオーロラ鑑賞だったため、9時過ぎに起床、日の出とともに陽射しを浴びたブルックス山脈の山々がピンク色に染まります。雲一つない澄み渡る青空が広がり期待に胸が膨らみます。
この日はコールドフットからダルトン・ハイウェイをさらに北上、針葉樹林生息地の限界線、ブルックス山脈のアティガン峠を超えてツンドラの大地に足を踏み入れました。他に旅行者らしき人は全くおらず、時折大型トラックがすれ違うのみ。星野道夫さんや植村直巳さんが憧れたアラスカの原風景はこの風景だったのだろうかと想像をめぐらしながら、北極圏の原野で時を過ごしました。
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北極圏のオーロラベルトの真上でオーロラ鑑賞
冬のアラスカには多くの旅行者がオーロラ鑑賞にやってきます。天候によってオーロラが見られないこともございますが、今回はフェアバンクスで1回、ワイズマンで1回オーロラを見ることができました。オーロラ観測施設も様々ですが、ワイズマンでは猟師小屋を借りて、暖をとりながらオーロラの出現を待つ昔ながらの素朴なスタイルです。猟師小屋の管理人のジャックさんがカメラのセッティングも手伝ってくれました。オーロラ撮影というと一眼レフのカメラの準備、撮影技術、知識が必須と考えている方も多いのですが、昨今ではスマートフォンの性能も格段に上がり、多くの機種で容易にオーロラ撮影が可能になりました。
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冬のアラスカ大自然 アラスカ鉄道の車窓や上空からの絶景も満喫
タルキートナからフェアバンクスまでのアラスカ鉄道乗車で車窓から見るアラスカの大地の風景は天候に恵まれたこともあり、本当に素晴らしかったです。白銀の山々、タイガの森、渓谷や凍結した河川や湖沼群など変化に富んだ大地の風景をご覧いただきました。また、コールドフットからフェアバンクスまで、往路10時間かけて陸路の北極圏越えのルートをセスナ機で1時間、上空からブルックス山脈や凍結した大河ユーコン、アラスカの原風景もご覧いただきました。
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