【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年01月15日

【帰国レポート】クフ王のピラミッド貸切見学とエジプト・ナイル川クルーズの旅

<2023年12月29日(金)~2024年1月7日(日) 東京支店 須谷 和哉>

<2023年12月29日発 添乗員・東京支店 須谷 和哉>

今回は10日間の行程でじっくりとエジプトの謎に迫り、新年をエジプトで迎える特別な時間にご一緒しました。

未だ謎多き古代遺跡の数々を見学!

エジプト各地には多くの神殿が残されています。まず、訪れたのは世界最古のピラミッド「ジュセル王の階段ピラミッド」。エジプトで確認されている138基(2008年時点)ものピラミッドの原点ともいえ、エジプト文明の始まりを感じながら旅はスタートしました。

その後、中部のルクソールへ。東岸西岸の神殿は圧巻でした。東岸では、130本以上の大石が目を引くカルナック神殿と夜のライトアップも見事なルクソール神殿を見学。西岸では、保存状態の良いツタンカーメン王の墓(王家の谷)やラムセス3世の葬祭殿、そして、見学時間わずか10分間のみ、古代エジプト史上最も美しいとされるネフェルタリ王妃の墓をご覧いただきました。

最後は、スーダンとの国境にも近いアブシンベルへ。大神殿入口には4体の巨大なラムセス2世像が鎮座し、皆を迎えていました。内部は当時の戦いの様子やラムセス2世が神々に捧げ物をする様子、そして様々な儀式の様子など、非常に精巧な壁画が描かれていました。また、隣の小神殿はラムセス2世が王妃ネフェルタリに捧げた神殿で、彼がどれほど愛していたかを象徴するようでした。日没後は、プロジェクションマッピングを使った音と光のショーも楽しみました。

保存状態良く色鮮やかな壁画が残るツタンカーメン王の墓
世界最古のピラミッド「ジュセル王の階段ピラミッド」
ラムセス2世の権力の大きさが分かるカルナック神殿
太陽神アメン=ラーの夜の姿は羊の顔をしています
現代医学の手術道具にも通ずる壁画が残されていました(コム・オンボ神殿)
ラムセス2世の権力の象徴ともいえる壮大なアブシンベル神殿は昼と夜の2回見学!

プレオープン中の大エジプト博物館へ!

プレオープン中の大エジプト博物館へ。着実に見学エリアが広がっていてメインストリートの大階段を上がった先からは、クフ王・カフラー王の2人の大きなピラミッドも見ることができました。また、期間限定公開としてVR映像を使った「ツタンカーメン映像ショー」は、360度すべてがスクリーンとなっていて、没入感の高い作品でした。

大エジプト博物館はJICA(国際協力機構)を通じた日本の支援もあり、入り口をはじめ、いたるところで日本語を見かけたことも驚きました。多くの皆様に足を運んでいただきたい博物館です。

大エジプト博物館(Grand Egyptian Museum):https://visit-gem.com/en/home

完成すると世界最大級の博物館となる大エジプト博物館(GEM)の外観
入口そばの大階段をあがるとピラミッドがご覧いただけます
見学エリアも徐々に広がっています

4泊5日のナイル川クルーズへ出港! 

エジプト中部のルクソールから南部のアブシンベルまで4泊5日のナイル川クルーズの旅へ出かけました。年末年始ということもあり、船はお祝いムード! サンデッキから夕日を見ながら過ごすひと時はとても優雅な時間でした。
船内ではガイドによるヒエログリフ(象形文字)・アラビア語講座も実施。自分の名前をヒエログリフで書いたりとエジプトならではの体験を楽しみました。

また、各寄港地での観光も充実していて、保存状態の良い神殿の数々をご覧いただきました。各観光地への移動はバス、馬車、そして伝統的な木造帆掛け船のファルーカなど、多種多様な乗り物を使って様々な角度からお楽しみいただきました。

船のロビーではクリスマスと新年を同時にお祝い
伝統的な木造帆掛け船ファルーカでの遊覧も
ナイル川の氾濫防止目的で建設されたアスワン・ハイダムにはスフィンクスの様な犬がいました

未だ謎多き国、エジプト。ギザの3大ピラミッドやスフィンクスだけではなく、各地に魅力ある遺跡・神殿が残されています。また、大エジプト博物館の完成も楽しみです。初めてでも再訪問でも楽しめる、訪れる度に新たな発見があるエジプトの旅。ぜひ、次回の旅におすすめしたい訪問地です。

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