【海外】帰国しました。添乗員レポート
【海外】帰国しました。添乗員レポート
2023年12月21日
【帰国レポート】中米5カ国縦断の旅 14日間
<2023年12月6日(水)~12月19日(火)14日間 東京支店 下平 裕史>
<2023年12月6日(水)~12月19日(火)14日間 東京支店 下平 裕史>
パンアメリカンハイウェイをメインに中米諸国をバスで巡る旅。朝早い出発、夕刻遅い到着などの日もありましたが、今シーズンの弊社の旅でエルサルバドルやニカラグアを訪れるのはこのツアーのみ。一度に違う国を巡ることでそれぞれの国の違いを見てとることができました。
1ヵ国目:グアテマラ
1ヵ国目はグアテマラ。中米の中で最も先住民族の割合が高い国です。そのため、首都のグアテマラシティを歩いていても民族衣装を着た人たちを見かけました。また、マヤ遺跡の宝庫でもあります。今回の旅ではそのひとつ、世界遺産のキリグア遺跡へご案内しました。キリグアには6代目の王様カクテリウの時代に最盛期を迎え、自らの力を示した石柱が多く残ります。砂岩で作られた石柱には王様の顔、ケツァールの頭飾り、耳には翡翠の飾りなどが細かく彫られていました。側面のマヤ文字も印象的でしたが、最も驚かされたのは石柱の高さ。下の写真でご覧ください。
2ヵ国目:エルサルバドル
治安の関係があり、バス移動になりましたがエルサルバドルも訪ねました。昼食を食べたサンタアナはエルサルバドル第2の都市。中心のリベルタ公園にはカテドラルと立派な劇場がありました。ここになぜ劇場?と思いましたが、近くにヨーロッパから来た人が作ったコーヒー農園があり、その人たちを楽しませる目的で作られたとのことです。予定にはない行程でしたが思いがけず素晴らしい建築に出会えました。
3ヵ国目:ニカラグア
アメリカとの対立関係などで取りだたされることが多いニカラグアですが、スペイン風の街並みと自然を堪能していただきました。グラナダのコロニアルな町中はまるで時が止まったかのようでした。町のすぐ近くには琵琶湖の約12倍のニカラグア湖があります。今回はこの広大なニカラグア湖のクルーズへ。ただ広い湖を遊覧するのではなく、火山によってできた大小500個ある島々の間を通過します。島に暮らす人々の暮らしぶりや、サギや猿などの野生動物もご覧いただけました。
さらに夕刻から夜にかけて今でも活動しているマサヤ火山へ。沸々と湧くマグマに地球の息吹を感じました。
4ヵ国目:コスタリカ
陸路で入国。コスタリカの最大の目的は「世界一美しい鳥」といわれるケツァールの観察でした。早朝ホテルを出発し、サンヘラルド・デ・ドータへ。前日の天気予報では雨予報でしたが、到着してみたら晴れ。絶好のケツァール観察日和でした。現地のネイチャーガイドと合流し、観察ポイントへ。バスを下車してあっという間に尻尾の長さが特徴のオスのケツァールに出会うことができました。まず見えたのは尾っぽのみ。これだけでも満足でしたが、この日は実際に飛んでいる姿、後ろ姿、横顔、正面の顔、風も少しあったので尻尾がゆらゆら揺れている様子、肉眼でもはっきりと確認できました。ご参加された皆様もこれには大興奮でした。
5ヵ国目:パナマ
パナマといえばパナマ運河!しかし今回は悪天候によるフライトキャンセルの影響で残念ながらパナマ運河クルーズはできませんでした。代わりに、クルーズではありませんがミラ・フローレス閘門にご案内しました。8メートルの上下動を2回繰り返す閘門。通常では通過する船を展望台からご覧いただくのですが、今回は鍵が掛かっていて通常は入ることのできない特別エリアからの見学が私たちのグループのみ許され、間近から閘門を通過する船をご覧いただくことができました。
中米を一度に巡る旅はしばらく予定はしておりませんが、ゴールデンウィークにコスタリカを訪れる旅がございます。下記リンクよりご覧ください。
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