【海外】帰国しました。添乗員レポート
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2023年12月22日
【帰国レポート】『スラヴ叙事詩』全20点も鑑賞 チェコとバイエルンの心温まるクリスマス
<12月10日(日)~12月20日(水)11日間 添乗員:東京支店 渋江 恭子>
<12月10日(日)~12月20日(水)11日間 添乗員:東京支店 渋江 恭子>
チェコを代表する画家アルフォンス・ミュシャが制作した『スラヴ叙事詩』全20点の鑑賞とドイツ・バイエルンの小さな巡礼地でのクリスマス・コンサートをハイライトとしたツアーから帰国しました。
今回の旅はチェコはプラハ、チェスキー・クルムロフそしてバイエルンの都ミュンヘンで連泊し、各地の芸術とクリスマスマーケットもお楽しみいただきました。
モラフスキー・クルムロフ城での『スラヴ叙事詩』鑑賞
『スラヴ叙事詩』はミュシャが祖国独立を祈りながら、スラヴ神話やスラヴ民族の歴史を描いた20の連作です。2026年以降はプラハに建設中の展示施設に移設することが決まっており、これまで約70年間この作品を守ってきたモラフスキー・クルムロフ城で鑑賞できるのはあと2年です。城に到着する直前にミュシャの生まれ故郷であるイヴァンチツェを通過。雪に覆われた田園風景を車窓から見た後に作品を鑑賞すると、絵の中に描かれるチェコの風景に不思議な親近感を覚えました。プラハから車で3時間の片田舎の古城を訪れる人は少なく、ミュシャが画家として、持てるすべての力を込めて描いた作品をじっくりとご覧いただくことができました。
アルトエッティングでのクリスマスコンサート
日本ではあまり知られていませんが、ドイツ・バイエルン州のアルトエッティングはドイツ最大の巡礼地。人口約 1万3千人の町に年間100万人の巡礼者が訪れます。クリスマスシーズンには町の聖アンナ・バジリカでコンサートが行われます。この町はアルプスにも近く、コンサートにアルプ・ホルンが利用されるのが特徴です。コンサートの始まりは3本のアルプ・ホルンから。そのほか、弦楽器、管楽器、コーラスなど多彩な音楽がコンサートでは展開されました。地元の人々による手作り感あふれるコンサートで、まさに「心温まるクリスマス」を味わったひとときでした。
好立地ホテルに連泊し、各地のクリスマスマーケット巡りも楽しみました。
今回の旅ではプラハ、チェスキー・クルムロフ、ミュンヘン各地で連泊し、街の中心となる広場へ徒歩圏のホテルにご宿泊いただきました。街の中心なので、観光を終えて休憩した後にイルミネーション煌めくクリスマスマーケットに気軽に出かけることができました。プラハでは3連泊でしたので、街路樹のイルミネーションが美しいヴァーツラフ広場、まるで「夜の太陽」のように光り輝くクリスマスツリーが立つ旧市街広場、2つのクリスマスマーケットを日替わりでご案内しました。ひとくちにクリスマス・マーケットといっても、場所が変われば趣が変わります。いくつものマーケットを巡り、個性の豊かさを実感いたしました。
芸術の都 プラハとミュンヘンで愛でる絵画、音楽
日中の観光は主に芸術鑑賞プログラムを組み込みました。プラハでは国立美術館、ミュンヘンではアルテ・ピナコテークを訪ねました。特に後者はドイツ画家デューラー、イタリア・ルネッサンスのダヴィンチ、ラファエロそしてルーベンス、レンブラントなど名作の数々が展示されていて、とても見応えがありました。また、プラハのストラスホフ修道院では図書室「神学の間」でプライベートコンサートをご用意しました。さらにチェコ・ドイツ国境の街パッサウでは偶然に開催されていた大聖堂でのパイプオルガンコンサートにもご案内ができました。パイプの数17,000本以上のドイツ最大級のパイプオルガンの荘厳な調べをお楽しみいただきました。
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