【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年12月18日

【帰国レポート】ドヌーヴの愛邸ホテルと秋のシェルブール、オンフルールの旅

<2023年11月16日~11月24日 9日間 添乗員:東京 山口 亨>

〈11月16日発 添乗員:東京・山口 亨〉

今も精力的に活動を続けるカトリーヌ・ドヌーヴ。銀幕に映る彼女の姿に、夢中になった方も多いのではないでしょうか。さて、そんな彼女が所有した邸宅がホテルになったと聞き、このツアーは作られました。映画の舞台となったシェルブールにも足を延ばす、ワールド航空サービスで初めての企画ツアーより帰国しました。

「シェルブールの雨傘」の舞台に。

ドヌーヴ演じるジュヌヴィエーヴが、カステルヌォーヴォ演じるアルジェリアに出兵した恋人ギイとの悲恋を描く物語。また、もの悲しさ溢れる音楽が記憶に残る方も多いことでしょう。
訪れた当日は晩秋のフランスらしい、分厚い雲が空を覆う日でした。そして、降ったりやんだりする雨が重々しい雰囲気を作り出し、映画のストーリーを象徴するかのようでした。ガイドから映画撮影の裏話も聞きながら、ロケ現場を巡りました。装飾にこだわった映画の名残は一部にしか残っていません。しかし、町の造りは全く変わっていないので、映画の中に身を置いた感覚を味わえました。若かりしドヌーヴが通り抜けた町並みは、フィルムと記憶の中だけにとどめるのはもったいないです。ぜひ、訪れてみてください。

ジュヌヴィエーヴの母親が営んでいた雨傘屋は、セットの看板を残しています。
ジュヌヴィエーヴとギイが二人仲良く並んで歩いた港。
結婚式と葬式の2シーンが撮影されたトリニテ教会
ジュヌヴィエーヴがギイを追いかけた駅のホーム。

ドヌーヴが愛した邸宅がホテルに。「ドメーヌ・ドゥ・プリマール」

パリから約1時間ほど離れた場所あるホテル「ドメーヌ・ドゥ・プリマール」。強羅花壇や神戸北野ホテルが加盟する、ルレ・エ・シャトーグループに名を連ねます。また、都会の喧騒とは無縁な場所にあり、フランスの方々も優雅な田園生活を求めて足を運びます。カトリーヌ・ドヌーヴが別邸として所有していたことも納得です。
待降節を控えた週に訪れたので、クリスマスの装飾が施されていました。ただし、絢爛豪華な装飾ではなく、いたってシンプルで家庭的な飾り付け。だからこそあたたかみ溢れる雰囲気が醸し出され、とても好感が持てました。
そして、ビストロレストラン「オクターブ」での食事も格別。ドライフラワーが天井から吊り下げられた独特の内装が芸術的でした。ここでは、敷地内の菜園で作られる野菜が美味。まさに、地の物を味わえる贅沢な食事でした。

家庭的なクリスマスの雰囲気に和まされました。
クリスマスツリーのライトアップが綺麗でした。
テリーヌもさることながら、付け合わせのピクルスがおいしかったです。
天井のドライフラワーが空間を演出。
山椒の香りがアクセントのヌガー。新感覚でした。

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