【海外】帰国しました。添乗員レポート
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2023年11月28日
【帰国レポート】 フランス東部フランシュ・コンテ地方とレマン湖畔「ロイヤル・サヴォイ」の旅
<11月14日(火)~11月23日(木)10日間 添乗員:東京支店 渋江 恭子>
<11月14日(火)~11月23日(木)10日間 添乗員:東京支店 渋江 恭子>
今回はフランスとスイスの国境を成すジュラ山脈周辺のフランス東部とスイス西部の町や村を巡りました。素朴で落ち着いた雰囲気が、秋の風景とよく馴染んでいる町や村でした。秋色に染まるスイス、フランス国境の知られざる村を巡りました。
ツアーではフランス、スイスの美しい村を3つ訪問しました。ロマンモティエ(新潟県長岡市と姉妹都市になっています)は450年に創建されたスイスでもっとも古い教会を中心としています。村の大きさに不釣り合いな大きな教会は11~15世紀に増改築を繰り返され、ロマネスク様式、ゴシック様式が組み合わされた複雑な建築でした。フランシュ・コンテ地方のロード村はかつてワイン醸造で栄えた村で、16~17世紀の家屋とすっと聳え立つ教会と川が織りなす風景が絵になる村でした。どの村もかつての栄華の跡を残しつつも、今は訪れる人も少ない鄙びた地ですが、その雰囲気が盛りを迎えた黄葉とマッチし、印象深い光景に出会うことができました。
フランシュ・コンテ地方の中心都市・ブザンソンに3連泊。
ブザンソンは小澤征爾など名だたる日本の指揮者が優勝した国際指揮者コンクールで有名ですが、訪れたことのある人は少ないのではないでしょうか。ブザンソンの旧市街に並ぶ建物は淡い青と黄色の石で建物が造られており、落ち着いた佇まいです。ふらりと散策をするだけで、心地よさを感じられます。街の高台には世界遺産に登録されているルイ14世に仕えた軍事建築家ヴォーバンが設計を手掛けた砦があります。砦の城壁を歩くと、ブザンソンを三方に囲む川や黄葉している丘や山が望めました。落ち着いた街並みと迫力あるパノラマを併せ持つことがブザンソンの魅力であると感じました。また、ブザンソンでは名店「ロワゾー・デュ・タン」で優雅な雰囲気の中、夕食をお楽しみいただきました。
車窓にくぎ付け!ジュラ山脈を駆け抜けるつばめ鉄道。
今回のツアーでお客様に一番好評だったのが、ジュラ山脈を走る「つばめ鉄道」です。ブザンソンからバスで1時間の町、ドルからサン・クロードまで123㎞を2時間半かけて走ります。ハイライトは最高地点、標高約900mのモルビエからモレに向かって下っていくときに通過するモレの高架橋。「つばめ鉄道」の名前の由来にもなったジグザグとした線路から見下ろす村、渓谷、山岳風景は圧巻で、お客様の視線も車窓にくぎ付けになっていました。下車後、皆様から「楽しかった」とお声をいただき、ジュラ山脈の秋を満喫いただけたひとときとなりました。
旅の締めくくりはレマン湖畔ローザンヌの5つ星ホテル「ロイヤル・サヴォイ」で2連泊
ツアーの最後はスイス、レマン湖畔の街ローザンヌの名門ホテル「ロイヤル・サヴォイ」に2連泊しました。1909年築のアールヌーボー建築が美しいホテルで、エレガントな内装、洗練された雰囲気です。
ローザンヌでは宿泊客が市内の交通機関が無料になるカードも利用することができます。ローザンヌは坂や階段が多いのですが、メトロを利用して負担が少なく街の散策をお楽しみいただきました。
来年の5月にも同じようなテーマでツアーを設定予定です。今回は黄葉が風景に彩りを添えてくれましたが、次回は新緑と色鮮やかな花が素朴な町や村の雰囲気を引き立ててくれることでしょう。ツアーの詳細は12月中にホームページで発表予定です。一歩踏み込んだフランス、スイスの街歩きの旅をお探しのお客様に自信をもってお薦めいたします。
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