【海外】帰国しました。添乗員レポート
【海外】帰国しました。添乗員レポート
2023年11月13日
【帰国レポート】 ローカル鉄道でゆく台湾周遊の旅
〈10月29日(日)~11月3日(金)5日間 添乗員:東京支店 萩原洋子〉
九州と同じくらいの面積を持つ台湾を、6日間かけて鉄道とバスでひとめぐりするツアーから戻りました。ワールド航空ではコロナ前からご好評いただいていたロングセラー商品です。今回のレポートでは、お客様から特に好評いただいた知本温泉での滞在とツアー中に乗車した電車や観光についてレポートします。
まるで日本にいるよう 温泉宿での滞在
世界にあまた温泉はあれど、海外では水着を着て入る混浴の温泉が一般的で、日本と同じような形式で温泉を楽しんだ方はいらっしゃらないでしょう。そのような中、台湾では、日本統治時代の文化が残っているため、水着をまとわず、日本式の温泉が楽しめます。
今回滞在したのは、台湾でも指折りの温泉地である知本温泉のロイヤルホテルです。こちらのホテルでは、大浴場、露天風呂、部屋の内風呂とさまざまな形で温泉を楽しめ、ホテル内も日本の温泉旅館と同じように、浴衣やスリッパで移動することができます。
客室内の内風呂を溜めようとした際、温泉が出てきたのには、とても驚きました。内風呂も、ゆったりと作られているので、部屋に居ながらにして、温泉が楽しめました。海外で日本と同じように温泉に入れるなんですばらしいのお声を多くいただき、ご参加いただいた方の中では、1泊2日の間に4回ほどお風呂を楽しまれた方もいらっしゃいました。
台湾東部に位置している知本付近は、先住民の方も多く住んでいて、知本ロイヤルホテルで阿見族のダンスパフォーマンスもご覧いただきました。知本温泉での滞在は、温泉をお楽しみ頂くのみならず、台湾の民族文化にも触れる時間となりました。
鉄道を乗り継いで台湾を周遊します
台湾には、台湾鉄道(国鉄)、台湾高速鉄道(新幹線)、MRT(地下鉄)とさまざまな鉄道があります。ツアーでは、台湾鉄道が運営する特急を2回、台湾高速鉄道が運営する新幹線、阿里山森林鉄道、ローカル線(集集線)に乗車しました。首都台北〜花蓮までをつなぐ北廻線では、日立が制作に関わった、特急太魯閣(タロコ)号に乗車しました。また台湾西部の台中から台北までは、新幹線に乗車しました。お客様からはさすが新幹線、日本と同じように揺れない、快適な電車旅だったとの評判をいただきました。
木材運搬のために作られた阿里山森林鉄道は、かつては蒸気機関車によって運行されていた路線です。そして台湾随一の景勝地•日月潭までの交通手段として整備されたのが、ローカル鉄道である集集線です。山間部や都市部を走る特急から眺める車窓とは異なり、市街地を走っているため、車窓からはのどかな人々の暮らしがかいまみえ、ゆっくりと電車旅をお楽しみいただきました。それぞれの路線に特徴があり、まさしく鉄道の旅の醍醐味を実感できました。
周遊のツアーならでは 白亜の大理石渓谷や歴史に触れる時間も
台湾東部の花蓮では、白亜の大理石が織りなす太魯閣渓谷を訪れました。太魯閣渓谷は、立霧渓が大理石を侵食して形成した渓谷で、その長さは20キロメートルを超します。そびえ立つ巨岩の灰色と、川の水色の風合いが大変美しく、また訪問時には小雨も降っていたため霞がかっていて、まるで水墨画のような景色が広がっていました。落石の危険があるためヘルメットの着用が必要ですが、遊歩道は整備されているため、気軽に断崖絶壁のすぐそばを歩くことができました。
また、台湾の古都、台南では、オランダ植民地時代に建てられた安平古堡(ゼーランディア城)や、航海の神様を祀る天后宮を訪ねました。台南は、清朝統治下の200年間にわたって、台湾の中心であり続けた町で、日本の京都ともいわれる存在です。最も歴史が古い寺院ばかりで、台北や台中にある寺院より装飾が見事で、絢爛豪華な内装が印象的でした。
台湾を鉄道とバスで一周し、多様性にあふれた台湾の魅力と歴史を実感する旅でした。台湾を訪れた方も、まだ訪れていない方も楽しめるツアーです。ツアーは来年1月~3月にかけてすでに設定が決まっています。亜熱帯と熱帯地域に位置する台湾では、日本の冬でも温暖です。気軽な海外旅行として、ぜひ、ご検討いかがでしょうか。
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