【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年11月06日

【帰国レポート】百済文化祭を訪ねる 百済の古都探訪の旅

<2023年10月5日〜10月8日:東京支店 松本 育美>

<2023年10月5日〜10月8日:東京支店 松本 育美>

10年に1度の大百済典

百済の国の都が置かれた公州と扶余を舞台に1955年より毎年、百済文化祭が開催されており、その拡大版である「大百済典」が2010年より10年に一度ということで開催されています。コロナ渦の影響により、2020年から延期されていた大百済典が13年ぶりに開催されました。

百済文化団地の入口
百済文化団地内のライトアップ

お祭り期間中は町中がお祭り仕様に飾られ、華やいでいました。今回は最後の都が置かれた扶余でお楽しみいただきました。メインである文化団地内や白馬江沖では船のイルミネーションや橋が渡されていたり、世界遺産にもなっている扶蘇山城の周りではプロジェクションマッピングなどイルミネーションが施され、昼とは全く違った様子を見ることができました。

扶蘇山城のプロジェクションマッピング
白馬江のイルミネーション

扶余の町中のあちらこちらでイベントが開催されており、定林寺でもダンスパフォーマンスに出くわしました。そこでは百済金銅大香炉の5楽士をイメージした踊り手がパフォーマンスしていました。

文化団地内では百済軍出陣式のパフォーマンス、百済再興をイメージしたミュージカルを観ました。百済軍出陣式は地元や芸能などを学ぶ大学生などのボランティアによって再現されていました。

百済軍出陣式
ミュージカル泗沘の礼

年に一度だけ開催される扶余カヤグム演奏団によるコンサート「香炉の夢」の公演がとても素晴らしく、カヤグムだけでなく、舞踊、お茶のパフォーマンス、朗読、歌、チェロなどの共演の他、最後には香炉の5楽士が再現された演奏もあり約1時間程度のコンサートではありましたが、終始楽しくあっという間の1時間でした。

特別コンサート香炉の夢 百済カヤグム演奏団

文化祭だけでは百済文化もしっかりと見てきましました。百済は元々は朝鮮半島の大部分を支配していたので、最初に都が置かれたのはソウル江南周辺にある漢城(ハンソン)の辺りで、百済700年の歴史の内の約500年をここで過ごしたと言われています。現在ではオリンピック記念公園となっており市民だけでなく、韓国を代表する大きな公園になっています。その一角にあるのがハンソン百済博物館です。

ハンソン百済博物館

2日目は移動をして2番目に都が置かれた現在、公州の熊津(ウンジン)へ。ここは1971年に偶然発見された第25代武寧王の墓が有名です。墓は盗掘されず当時のまま残っていたことで世紀の発見とも言われました。その発見から50年の節目に合った百済文化祭でもあったので、公州でも広く祭りが開催されていました。残念ながら祭りが本格的に盛り上がってくるのが夕方以降の為、車内から横目に見る程度しかできませんでしたが、国立公州博物館では武寧王陵発掘50周年記念展が開催されており出土品した本物の一角獣や棺を間近に見ることができました。

公山城
武寧王陵
国立公州博物館

3日目には最後に都が置かれた現在、扶余の泗沘(シビ)へ。日本とも関わりが深く飛鳥に影響を与えたといわれる代26代聖王が遷都した扶余。ここでは20世紀最大の発見とも言われた百済金銅大香炉が1993年に偶然発見されてから30年の記念イヤーということで、町中が香炉のモニュメントが沢山ありました。国立扶余博物館でも百済金銅大香炉特別展が開催されていて、本物の香炉はもちろんのこと、香炉の3Dスキャン画像を自分で動かしながら見れる様になっていました。この香炉、私自身も以前にも見ていましたが、特別展でしっかりと見られたことにより香炉のファンになりました。香炉は鋳物で作られていて、その緻密な作りとデザイン、技法は当時のものとは思えないほどでした。台座には昇り龍、受け皿には蓮の花と花びらには25匹の動物と2人の人間が、蓋の部分には74の峰と42匹の動物、17人の人間、一番上には阮咸、縦笛、琴、鼓、排簫の楽器を持った女性が、一番上には鳳凰が型取られ、見れば見るほど引き込まれる香炉でした。

百済金銅大香炉
百済金銅大香炉の鳳凰の下にはよく見ると楽器を持った女性が!その下には動物や人の姿が見られます

拡大版のお祭りはまた10年後となりますが、百済文化祭自体は毎年開催されていますので、お祭りの期間に合わせて百済文化を体験しにでかけてみてはいかがでしょうか。

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