【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年10月09日

【帰国レポート】紅葉の東カナダとニューイングランドの旅

〈2023年9月28日(木)~10月9日(月)12日間 添乗員:大阪支店 谷村咲衣〉

〈2023年9月28日(木)~10月9日(月)12日間 添乗員:大阪支店 谷村咲衣〉

 カナダの「メープル街道」とアメリカの「カンカマグス・ハイウェイ」、2つの紅葉街道ドライブをお楽しみいただく12日間の旅より帰国しました。世界中のスーパーエルニーニョ現象の影響で例年の平均気温より10℃以上も上回り、異常な暑さが続く日々でしたが、毎日天候に恵まれ広大な自然景観に心癒される旅でした。

全長800kmのメープル街道をドライブしながらカナダ建国の歴史を辿ります

 カナダ東部のオンタリオ州・ナイアガラの滝から、オンタリオ湖に沿って、トロントを経由し、オタワ、そしてケベック州のモントリオール、ケベックへと続く全長約800kmの「メープル街道」。カナダの国旗にもあるメープルの木が沢山植えられていて、秋景色を彩ることから名づけられました。このルート上にはフランスとイギリスによる北米開拓時代の名残があり、カナダ建国の歴史に欠かせない都市が点在しているため「ヘリテージハイウェイ(史跡の街道)」とも呼ばれています。カナダでの宿泊は全て2連泊とゆったりとした行程。異常気象の影響で紅葉の色づきは全体的に5割程度でしたが、トロント~ケベック間のメープル街道のドライブを楽しみながら各都市での観光をじっくりと楽しむことができました。

ナイアガラシティクルーズに乗船し、水しぶきを浴びながら迫力あるの滝を楽しみました。(写真:アメリカ滝)
ナイアガラ・オン・ザ・レイクにてワイナリー訪問。ぶどう畑を目の前に、お庭にてアイスワインを試飲。
連邦カナダの成立後、最初の首都がおかれた古都キングストン。セントローレンス川の始点に位置し、水運で栄えた水の都です。
オンタリオ州・オタワの国会議事堂より。橋の向こうはケベック州となり、公用語も英語からフランス語へと変わります。
モントリオールのノートルダム大聖堂。ブルーライトに照らされた黄金の祭壇が印象に残る美しい大聖堂でした。
ケベックのプチ・シャンプラン通りの散策を楽しみました。可愛らしい雑貨屋さんが沢山立ち並んでいます。

アメリカ東部、ニューイングランド地方の縦断

 旅の後半は、陸路でカナダからアメリカへと国境越え、アメリカ北東部のニューイングランド地方を巡りました。まずは、ニューハプシャ州にある面積3039平方キロにおよぶホワイトマウンテン国立森林公園の観光へ。雄大な自然景観に多数ある湖や川がおりなす風景が圧巻で、美しい紅葉の名所として人気のある地域です。コンウェイとリンカーンを結ぶ全米屈指の景勝道路として人気のある「カンカ・マグスハイウェイ」があるのもこのエリアです。道中には沢山の展望スポットがあり、つい立ち止まりたくなる風景ばかり。広大な土地のおかげで人混みや車の渋滞に巻き込まれたりせずに、気軽に展望スポットに立ち寄りながら迫力ある紅葉景観を楽しめるのもアメリカの魅力のひとつだなと改めて実感。その後もバーモント州、マサチューセッツ州へとバスを走らせアメリカ北東部を縦断し、地域によっても移り変わる秋景色をじっくり楽しむことができました。

ホワイトマウンテンエリアの観光に向け近郊のベツレヘムという街に宿泊。夜には満点の星空が見えるほど長閑な田舎街でした。写真はホテル周辺のお散歩中に撮影。
ホワイトマウンテンエリア、クロフォードノッチ州立公園の展望スポットより。湖にかかる遊歩道を散策しながら秋景色を楽しみました。
片道一車線のカンカマグス・ハイウェイ
カンカマグスハイウェイの道中にあるロッキーコージ渓谷より。

 

今回の旅で一番紅葉の見頃を迎えていたのが、バーモント州にあるグリーンマウンテン国立森林公園エリア。車窓からの景色もひたすらにオレンジ色に染まる山々が続き、お見事でした。

アメリカ市民から愛されているノーマンロックウェル

 ノーマンロックウェルは、アメリカ合衆国の画家・イラストレーターであり、アメリカ人の心を捉えた、日常の一コマを描いた作品が多いことから幅広い大衆的人気を誇ります。彼が好んで晩年を過ごし、多くの作品を残した場所がマサチューセッツ州のストックブリッジという町で、現在、彼の作品を多く展示するノーマンロックウェル美術館が建てられています。50年近くに渡り、雑誌「サタデー・イブニング・ポスト」の表紙を飾ったり「ライフ」の掲載を書き続け、ユーモラスな作品が多い一方で、人種差別などの社会的メッセージの強い作品も多く残しています。心の奧底に響き深く考えさせられるものもあれば、微笑ましく想像力を掻き立てる楽しい作品が沢山。機会があればまたぜひ訪れたい場所のひとつです。

ノーマンロックウェル美術館
地下には壁3面にサタデー・イブニング・ポストの表紙が飾られています。

旅の締めくくりはニューヨークへ

 アメリカ北東部縦断の最後の目的地はニューヨーク・マンハッタン。タイムズスクエアのど真ん中に位置する「マリオット・マーキース・ニューヨーク」にて2連泊しました。ブロードウェイ・ライオンキングの劇場もホテル目の前にあり、立地が良く、まさにザ・ニューヨーク!を体感できるホテルです。大自然からの大都会へのギャップも面白く、最後の最後まで観光を楽しむことができ、非常に充実した旅でした。

マリオット・マーキース・ニューヨーク

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