【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年07月25日

【帰国レポート】女王に愛されたワイト島も訪れる 南イングランド周遊の旅

<2023年6月20日(火)~29日(木) 添乗員:札幌支店 真島 智>

2023年6月20日(火)~29日(木) 添乗員:札幌支店 真 島智

6月下旬、幸運にも一度も雨に降られることなく、イングランド南部を巡る旅に添乗してきました。ロンドンから南の沿岸部の田園をドライブし、ゆったりとした時が流れるワイト島も訪れました。伝統を重んじるイギリスらしい建物や、ジョージアン様式の邸宅等、趣の異なるスタイルの宿をお楽しみいただきました。今回のツアーはお食事が好評で、ともすると単調になりがちなイギリスの「食」のイメージを、選りすぐりのレストランとメニューで覆せたようでした。

歴史深き中世のままの港町、ライ

旅の始まりは、12~13世紀よりイングランド王に重用された港町ライ。丸く大きな石畳が敷き詰められ、テューダー様式の家屋が残り、雰囲気たっぷりでした。宿泊は600年の歴史を誇る旅籠、マーメイドイン。密輸貿易者の巣窟であった時代に大いに賑わいましたが、今は古めかしくも落ち着いた空間が流れていました。ご希望の方は、村のセントメリー教会の時計塔に登り、オレンジ色に統一された家々と、周囲に広がる風景の眺望をご覧いただきました。

マーメイドインの正面
木の梁が出ているダイニングルーム
村の教会のタワーからの眺め

ロンドンっ子に最も近い島、ワイト島訪問

イングランド南部のポーツマス港から、カーフェリーで40分。陽光に照らされたワイト島では眺望で心が和む湖畔ホテルに1泊しました。イギリスらしい丘陵の田園風景が広がり、昔ながらの茅葺き家屋が残るゴッズヒルとシャンクリンの村を訪れました。可愛らしいティールームで休憩したり、民芸品のショップ巡りができました。島を有名にしているのがヴィクトリア女王。こよなく愛したワイト島での滞在地、オズボーンハウスでは、夫アルバート公と、9人の子供達と束の間の家族団らんの時を過ごした邸宅の内部を見学しました。

シャンクリンの通り
色合いが可愛らしいティールーム
オスボーンハウスの外観

ジョージアン様式に統一された街並み、バース

ローマ人の浴場跡で知られるバース。クリーム色の石灰岩で、左右対称に統一された建物がどこまでも続く街並みが見事でした。エイヴォン川に沿ってぐるりと散策をしました。パルトニー橋は、ベニスのリアルト橋、フィレンツェのベッキオ橋と同様に橋の上にショップが立ち並ぶ構造でした。昼食ではご希望の方を、バースで最も古い建物であり英国一古いティールームと言われる「サリーバンズ」へご案内しました。

エイヴォン川の対岸から見たバース旧市街
サリーバンズの入り口

イギリスの食を満喫

海岸部の訪問が多かったので各地の地元レストランではシーフードがたっぷりでした。高級魚のドーバーソウルはお皿からはみ出す程のサイズで提供され、エビやタラのフライは美味でしたが、量の多さにびっくり。ムール貝の蒸しやマカレル(サバ)の前菜は好評。英国伝統のローストビーフも味わいました。ホテルでのディナーでは味も見た目もモダンなメニューで、現代のイギリスの食のレベルの高さを知っていただけたかと思います。

旅の序盤のカンタベリーではドーバーソウル
マカレルはワイト島近海産
ロンドンでローストビーフを味わいました

ロンドンに3連泊

宿泊はハイストリートケンジントン駅に至近距離のホテルでした。
便利なオイスターカードをお配りしました。このカードはロンドン名物の2階建てバスとチューブと呼ばれる地下鉄は、都心部は乗り放題。世界遺産のキューガーデンを訪ねたり、旅の最後には定番ですがフォートナムメイソンで紅茶を買ったり、王室御用達のショップがずらりと並ぶボンドストリートでは「シャルボネルエウォーカー」のチョコも買いました。
現在、イギリスではポンド紙幣が高技術のプラスチック製に代わっていて、旧紙幣の併用可能期間は終了していますのでお気を付けください。なお、旧紙幣の換金は原則ロンドンのイングランド銀行でのみ可能です。

天井装飾が美しいハイストリートケンジントン駅
キューガーデンの名所パームハウス
ボンドストリートの高級チョコレート店
ロンドンの金融街にある重厚なイングランド銀行

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