【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年05月11日

【帰国レポート】ハノイちょっとディープな古都歩きと伝統工芸の村

<4月23日発 添乗員・東京支店 牧原淳一郎>

<4月23日(日)~27日(木)5日間 東京支店 牧原淳一郎>

ベトナム屈指の古都・ハノイに行ってまいりました。ハノイは「千年の都」ともいわれ、日本の京都にも劣らない深い歴史をもっています。ご参加のお客様には、普段のツアーではご紹介しないディープなハノイを体感していただきましたので、その様子をご紹介します。

旅のはじまりはハノイ発祥の地・世界遺産タンロン遺跡から

ハノイ空港に到着して早速向かった先は、千年の歴史のはじまりの地、タンロン(昇龍)遺跡。タンロンはハノイの旧称です。遺跡内に入ると正面に見えてくるのは、堂々とした南門(端門)の楼閣。タンロン遺跡のシンボルです。遺跡内は地元の方にとっては人気の撮影スポットでもあるようで、アオザイ姿の方がたくさん来ていて、ベトナムに来た実感が湧いてきました。遺跡内では遺跡からの出土品を展示する博物館や、フランス統治時代の建築も残され、ハノイの各時代の遺構の積み重ねを目の当たりにしながら、歴史の奥深さを堪能しました。

ハノイ発祥の地、タンロン城の正門
「端門」
遺跡内にはフランス統治時代の建築も
記念写真スポットにもなっています

ハノイ旧市街は電動カートで散策。思わぬサプライズも!

江戸城のお膝元には日本橋や人形町など商人や職人の町があったように、ハノイ旧市街はタンロン城の城下町といえます。現在も変わらず、通りごとに商品の名前がつけられており、1つ通りに同じ物を売っているお店が並ぶ、まさに職人街です。バスが入れない狭い路地ですので、私たちは電動カートで旧市街に入りこみ、ガイドさんですら滅多に案内しないディープなハノイを巡りました。走行しながらイヤホンガイドで通りごとにガイドさんが説明してくれ、ゴザ、祭祀用の飾り、銅製品、おもちゃ、お供えもの、鍛冶屋などの通りを巡りました。ハノイに残る唯一の城門、ドンハー(東河)門にもご案内しました。また、旧市街の外れには鉄道が通っていて、両脇の建物スレスレのところを線路が敷かれている最近人気の写真スポットにも立ち寄りました。日中はほとんど列車は通りませんが、私たちが訪れた時にちょうどホーチミンからの長距離列車がやってきて、通過する瞬間を間近でご覧いただけたという幸運にも恵まれました。

ハノイ旧市街へは電動カートで出発!
涼しげに風を切って旧市街を巡ります
フランス時代の旧家の中も見学しました
タンロン城16の門のうち唯一残る
ドンハー(東河)門
「ゴザ通り」を散策
今でも天秤棒を担いで売り歩く女性の姿をよく見かけます
ちょうどホーチミンからやってきた長距離列車が目の前を
通っていきました
普通に生活している空間にハノイとホーチミンを結ぶ
統一鉄道が通ります

散策に便利なホテルとハノイ大聖堂

「ホテル・オリエンタル・ジェイド」は2018年建造という新しいホテルで、フロントスタッフのサービスも良好で3連泊を快適にお楽しみいただけたようです。屋上にはプールバーがあり、ハノイ屈指の眺めもお楽しみいただけました。また、特筆すべきは、その立地です。ほんの数分でハノイ大聖堂や、ハノイの憩いの場でもあるホアンキエム湖畔までの散策が楽しめます。ハノイ大聖堂のステンドグラスは必見ですし、界隈はフランスの下町のような雰囲気です。ホアンキエム湖畔では、朝に散策すると地元の方が体操やダンス、談笑している姿がそこかしこに見られ、ハノイの穏やかな日常を感じます。

ホテル屋上のプールバーから
ホアンキエム湖や旧市街を眺望
ホテルから数分のハノイ大聖堂
大聖堂の美しいステンドグラス
ハノイ大聖堂のすぐ傍には仏教寺院も
朝の静かな路地散策
ホテルからすぐの活気あるホアンキエム湖畔
大聖堂のライトアップもきれいでした

ハノイで味わうフレンチとヌーベル・ベトナミーズ

ハノイ滞在中はお食事も楽しみの1つ。首都だけのことはあって、洗練されたレストランが数多く、フランスの影響からフレンチも楽しめるハノイは、食においても奥深さを感じます。今回はハノイを代表する老舗フランス料理店「プレスクラブ」ではフレンチ、フレンチコロニアルスタイルの邸宅を改装した「リー・クラブ」ではモダンなベトナム料理を堪能しました。一方で、ハノイ発祥のフォーはホテル近くの地元の方が通う人気店でお召し上がりいただき、ハノイっ子流の朝食も楽しみました。

フランス料理の名店「プレスクラブ」
フレンチコロニアルの邸宅「リー・クラブ」でヌーベル・ベトナミーズを堪能
ハノイっ子で賑わうフォーのお店は朝の日常の光景です
フォーの専門店での朝食も体験しました

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