【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年04月21日

【帰国レポート】韓国の古都を訪ねて 旬の食と春景色を楽しむ旅

2023年4月3日(月)~4月7日(金) 5日間 添乗員:九州支店 柴尾祐樹

<4月3日発 5日間・添乗員:九州支店 柴尾祐樹>

「旬の食」そして「春景色」をテーマに、韓国を訪ねました。コロナ後、初の韓国ツアーとなった本コース。久しぶりの韓国の様子をご紹介いたします。

韓国の旅の醍醐味 食を堪能

「旬の食」を求めて、まずは韓国東部の港町、浦項へ。海鮮レストランが建ち並ぶ九龍浦港にてズワイガニをお召し上がりいただきました。茹でたてのズワイガニがお皿に何杯ものって豪快に登場した際には思わず写真をパチリ。旨味がぎっしり詰まった蟹みそは、そのままでも美味しいのですが、最後のシメとして頂いたチャーハンはこれまた美味!ズワイガニ以外にもお刺身や生牡蠣など新鮮な魚介類をふんだんにつかったメニューで、味・量ともに大満足のひとときとなりました。

ちなみに九龍浦は、1900年ごろに香川県や岡山県の漁師が移住し、日本人の町並みが形成された地でもあります。通称・日本人家屋通りと呼ばれる近代文化通りで今でもその名残を感じることができます。日本でも人気になった韓国ドラマ「椿の花咲く頃」の撮影地でも有名だそう。ご覧になった方も多いかと思います。

九龍浦の旧日本人街
しっかりと食べやすくカットしてくれています
カニ料理専門店がずらりと並ぶその名も「ズワイガニ通り」

また、文禄、慶長の役にて攻防戦となった歴史的舞台、晋州では名物のうなぎを。韓国でもうなぎは人気の食材で、ここ晋州には沢山の専門店が軒を連ねています。日本では脂ののったうなぎも多いですが、韓国のうなぎはいい具合に身がしまっていて、さっぱりとした味わいが特徴。また、味付けはコチュジャンを使った甘辛いたれを絡ませたものと、塩で味付けしたシンプルな白焼きの2種類です。こうやってご紹介すると、日本のかば焼きと白焼きと同じように思うかもしれませんが、たれの味は似て非なるもの。韓国らしい辛みのきいた味わいを体験することができました。

晋州のうなぎ料理

思わぬ形で出会った春景色

そしてもうひとつテーマ「春景色」ですが、日本では観測史上最速で桜が開花となった今年、韓国でも似たような気象条件で、桜をはじめとし、例年この時期に見頃を迎える多くの春の花は残念ながらすでに散ってしまっていました。しかしながら、そんな中でも印象的だったのが、山茱萸(さんしゅゆ)の里、求礼です。ここでも花は終わってしまっていたのですが、山茱萸の木々は花が散ってもなお株全体が黄色く色づいて見え、集落が黄色く染まる光景をみることができました。また、やや山手に位置しているためか、所々に桜もまだ残っておりしばしお花見を楽しみました。観光客も少なく、茅葺屋根の民家が立ち並ぶ村はまさに桃源郷と呼ぶに相応しい雰囲気。のんびりと散策を楽しみ、味噌やコチュジャンを作っている民家にも立ち寄りました。

山茱萸の木 花が散っているのですが、全体的に黄色く見えます
伝統的な壺で熟成される味噌

街ゆく人の8割はノーマスクでした

さて、今回は慶州や全州、晋州といった観光の地方主要都市を訪ねました。街を歩く人々の様子としては、8割の方はノーマスク。この光景は日本よりもずっとコロナ前の姿に戻っていると感じさせるものでした。また、韓国国内からの観光客は各地でしばしば見かけましたが、日本人観光客は世界遺産・慶州で少し出会ったくらい。日本から韓国へ出かける旅行者は随分と増えましたが、それもソウルや釜山に限定されているのではないでしょうか。

2023年4月1日から、日本人は事前の電子渡航認証システムの手続きが免除されることとなり、ますます気軽に韓国へ出かけることができるようになりました。今後の韓国の旅にもご注目ください。

世界遺産・慶州の仏国寺
全州の韓屋街

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