【海外】帰国しました。添乗員レポート
【海外】帰国しました。添乗員レポート
2023年03月27日
【帰国レポート】マジョルカ島とバルセロナ芸術と食の旅
<2023年3月16日(木)~3月24日(金)9日間 添乗員:本社営業部 渋江 恭子>
マジョルカ島のパルマ・デ・マジョルカに2連泊した後、カタルーニャの首都・バルセロナに4連泊し、音楽、建築そして絵画と多彩な芸術をご満喫いただくツアーに添乗をいたしました。
マジョルカ島の知られざる世界文化遺産 トラムンタナ山脈の文化的景観
マジョルカ島の北西部に連なるトラムンタナ山脈には険しい山岳地帯で、農地に適さない土地でした。しかし、1000年以上に渡る島の人々の努力によって石垣と棚田が築かれ、農水路を設け荒れ地を豊かな農地へと変えることに成功しました。荒々しい山岳地帯と整然と並ぶ棚田のコントラストは印象的で、逆境にめげず、根気強く開墾作業を続けた人々の努力を考えると感動さえ覚えました。今回の旅ではトラムンタナ山脈のドライブをしながら、ショパンとジョルジュ・サンドが滞在したバルデモサ村のカルトゥハ修道院、小さく、愛らしいフォルナッチ村を訪ねました。
バルセロナに4連泊 モンセラット、コロニア・グエルも訪ね、ガウディ建築の真髄に迫る。
旅の後半はバルセロナに4連泊。マジョルカ島からバルセロナに到着後、郊外のモンセラット、コロニア・グエルを訪ねました。モンセラットは風化作用に独特の景観な山。ガウディが多くのインスピレーションを受けたと言われています。麓には黒い聖母マリア像が安置されている修道院があり、参拝いたしました。コロニア・グエルはガウディがサグラダ・ファミリアに専念する前に携わった教会堂です。廃材を利用した外壁、まるで樹木の枝のように伸びる梁、堂内をカラフルに彩る窓ガラスなどサグラダ・ファミリアに通じる様々な要素が発見できました。サグラダ・ファミリアをご覧いただく前にこれらの場所を訪問することで、ガウディの建築への理解がより深まりました。
ガウディとモンタネール。バルセロナ2大建築家の作品内のレストランでお食事をお楽しみいただきました。
今回の旅ではバルセロナが誇る建築家の作品を観光するだけではなく、「カサ・ミラ」(ガウディ)、「カサ・フステル」(モンタネール)内にあるレストランでのお食事もお召し上がりいただきました。特に好評だったのがサン・パウ病院やカタルーニャ音楽堂を設計したドメネク・モンタネールが手掛けた「カサ・フステル」内にあるレストラン「アレイア」でのディナーです。彩り豊かな食材やソースが用いられ、見た目も美しい15品を芸術作品を愛でるように一品一品をご堪能いただきました。
ご希望のお客様はカタルーニャ音楽堂でのクラシック・コンサートをご鑑賞いただきました。
バルセロナでの滞在中にカタルーニャ音楽堂でのクラシック・コンサートが催されることがわかり、ご希望のお客様をご案内しました。カタルーニャ音楽堂はモンタネールが設計し、世界文化遺産に登録されているコンサートホールです。太陽をイメージしたステンドグラス、バラの彫刻があしらわれた優美なコンサートホールで聴いたベートーヴェンの交響曲第7番の明るく、華やかな調べは旅の良い思い出となりました。
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