【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2022年12月22日

【帰国レポート】2つのオペラ座を楽しむ ロワールの古城とパリのMOFの世界に浸る旅 9日間

2022年11月17日(木)~25日(金) 添乗員:本社営業部 植松祐太

安心のJAL、しかもパリ直行便のプレミアムエコノミー及びビジネスクラスでフランスをご案内してまいりました。ウクライナ情勢でロシア上空を避けるため、往路はアラスカ・グリーンランド・アイスランド・スコットランドなどの上空を通過です。しかし親切なアテンダントや快適な機内設備のお陰で、そこまで長く感じず着陸できました。

往路は、アラスカ・グリーンランド・アイスランド上空を経由

皆様の期待を超えたルマン

24時間耐久レースで知られるものの、なかなか訪問機会の少ないルマン。 出発前は「なぜコースに含まれているの?」という疑問も出たくらいでしたが、カラフルな木骨組の家並みやルネサンス期の優美な邸宅が写真映えしていました。様々な映画のロケ地となったことも納得の素晴らしさで、11~15世紀に建てられたサン・ジュリアン大聖堂は有数の規模を誇り最古と伝わるステンドグラスも見逃せません。

可愛らしい木骨組の家並み
サンジュリアン大聖堂に描かれた『天使たちの音楽会』

ロワールでは、シャンボール城の敷地内に連泊

ロワール古城巡りの代表格であるシャンボール城は、広大な敷地内に快適なシャトーを備えています。城が見える部屋は少ないものの、朝食レストランから目の前に望めます。郊外からの観光客で混みあう前、静かな中で観光できるのも嬉しい限り。スタッフは感じ良く、料理もお洒落で美味しかったです。 午後の自由行動は、タクシーで隣町ブロワへ。1498年から約100年間フランス王の第1城として栄えた街は、グレー&ブラウンのコントラストが綺麗でした。

工事中とはいえ、朝食で見られる絶景
連泊したシャトーのスタッフたち
シェール川に架かるシュノンソー城
ブロワ城から見下ろす夕暮れ時の街並み

パリのMOFを3箇所巡りました

MOFは「Meilleur Ouvrier de France」の略で、フランス国家最優秀職人章を表します。フランス文化の継承者に相応しく、最も優秀な技術を持つ職人に授与される非常に名誉な称号なのです。日本で成功したシェフなら、徐々に経営者・タレントなどへ変わってしまうことが多いのではないでしょうか。しかしMOFに選ばれるためには長期の修業などが求められるため、生粋の「職人」といえます。

まず訪れたショコラトリ「ジョルジュ=ラルニコル(Georges Larnicol)」は、開店時刻から20分以上過ぎているのにまだ段ボールから商品を並べての準備中でした。作り置きをしないのが基本のため、ショコラティエは近郊の工房から各支店に当日搬送しています。それが遅れたことで待たされたようですが、こだわりゆえ。スペシャリテのアーモンドチョコを味見用に購入して配布すると、美味しさを皆様感じていただけたようです。パリの物価を考えれば、質の割に非常にリーズナブルな値段設定だったことも後々よく分かりました。

パティスリ「ローラン=デュシェーヌ(Laurent Duchene)」は行列のため、全員で一度にお邪魔できないほどでした。ここでは1位を獲得したクロワッサンを配布し、この日の自由昼食やオペラ前にそれぞれ召し上がっていただきました。 そして最終日の締めとして、ランチに訪れたのがビストロノミー「ソルスティス(Solstice)」。ここまでと違い、レストランなので目の前でシェフの技が見られます。基本的には夜のみ営業のため、特別に昼の貸切営業で挨拶もしてくれフィナーレにぴったりでした。奥様は韓国人で、フレンチとアジアン料理の融合をテーマにしています。

MOFショコラティエ「ジョルジュ=ラルニコル」
MOFパティスリ「ローラン=デュシェーヌ」
エリック=トロションさんと韓国人ソムリエの奥様
餃子・キムチなどを使ったアジア風フレンチ

サブタイトルに含まれているとおり、パリでは2つのオペラ座を満喫しました。近代的設備が整ったバスティーユにて『トスカ』、クラシックで優雅なガルニエでは『フィガロの結婚』を連夜鑑賞でした。

エリック=トロションさんにお勧めされ、帰国後私は丸の内へ足を運んでみました。

彼が手掛ける「eric’S by Eric Trochon」にて、パリの余韻に浸るために。

夜も眩いガルニエ宮(オペラ座)
ワインもお料理もパリに負けず劣らず

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