【海外】帰国しました。添乗員レポート
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2022年12月26日
【帰国レポート】ノルウェーの魅力が詰まった船旅
<11月20日発 添乗員:本社営業部 太田 勇樹>
沿岸急行船の景勝 南航路とロフォーテン諸島の冬景色
沿岸急行船というと、旅行ガイドブック「ロンリープラネット」で世界一美しい航路と紹介され、フィヨルドの絶景やオーロラを想像する方も多いと思います。確かにそれぞれ絶景ではありますが、今回は少し違った角度から沿岸急行船の魅力に迫ってみたいと思います。
北欧らしいモダンな船内(リカルドウィット号)
フィヨルド地帯に点在する村々に物資を運ぶためのフェリーとして運航する沿岸急行船は、外観は装飾の少ないフェリーそのものです。しかし、一歩足を踏み入れると、そこはさすが北欧のノルウェー。インテリアはモダンで洗練された北欧スタイルの空間が広がります。地元出身のスタッフの明るく心地よい接客はもちろん、寄港する港の周辺の農家から取り寄せた地産地消の食材にこだわった料理など、シンプルに居心地の良さを追求しており、「一度乗船すればノルウェーの全てを体験できる」といっても過言ではない、ノルウェーを代表する客船です。
神秘的な青い空
冬の北極圏の空にはブルーモーメントという時間帯があります。夜から朝、夕方から夜に変わるタイミングで濃紺から淡い水色まで鮮やかな青のグラデーションが楽しめます。都会では絶対に見ることのできない、人の少ない極地だからこそ楽しめる、澄んだ空気と絶妙な太陽の光加減が織りなす絶景です。オーロラを見るために夜空にばかり気を取られてしまいますが、よく観察していると北極圏ならではの景色にいろいろな場面で遭遇します。世界一美しい航路に相応しいここでしか見ることのできない景色の一つです。
珍しい寄港地の数々
沿岸急行船に乗らなければ訪れることのない珍しい観光地を巡るのも魅力の一つです。今回は世界最北の都市と言われるハンメルフェストをご紹介します。北海油田で産出された天然ガスを液化する施設があり、大きく発展してきている北極圏の町です。この町では、太陽の昇らない極夜も経験しました。10か国の国境をまたぐ珍しい世界遺産であるシュトルーヴェの測地弧(地球の直径を図るために子午線上に設置された観測地)も訪れ、研究者たちの偉大な功績がこんな場所から始まったのかと驚きました。かつてはスヴァルバル諸島への漁の中継地点として栄えたハンメルフェストでの、厳しい環境を工夫しながら楽しく生活する人々の暮らしを垣間見ることができました。
沿岸急行船はノルウェーの文化や歴史、食、大自然とほとんど全ての魅力を網羅しています。ここまで一つの国に焦点を当てた船旅は他にはないと思います。ぜひ一度乗船いただきたい船の一つです。
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