【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2022年12月20日
【帰国レポート】火山とともに生きる島々 ハワイ諸島
<10月29日発 添乗員:本社営業部 太田 勇樹>
プライド・オブ・アメリカ ハワイ4島の船旅
ハワイと聞くとワイキキビーチで海水浴を楽しみ、世界レベルのショッピングモールでのお買い物、お洒落なお店でローカルフードに舌鼓といったことを想像される方も多いと思います。
しかし、ハワイ4島(オアフ島、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島)を巡ると全く違うハワイの姿を見ることができます。ここでは新しいハワイの魅力についてご紹介いたします。

ハワイ山頂に広がる別の惑星
バスにてハレアカラ山頂の3,000mに到着すると、常夏のハワイでありながら薄手のダウンジャケットが必要なくらい気温が低くなります。約600mのトレイルを進むと無数の噴石丘が点在する、人気のない別の惑星のような景色が広がります。写真ではスケールが伝わりにくいですが、長さ12㎞、幅も4㎞あり、思わず「おー!!」と声が出る壮大な景色です。このあたりにしか育たない銀剣草も溶岩の隙間から顔を覗かせます。大きなクレーターの中にはトレイルが整備されており、展望台から見える小さな黒い点が人であったりします。自然の計り知れない大きさを感じました。



2018年の噴火によって姿を変えたキラウェア火山
先月はマウナロアが噴火し日本でも大きなニュースになりましたが、2018年にはキラウェア火山が大噴火しました。その中心となったハレマウマウ火口は大きく拡大し、私が以前に訪れた2014年とは全く異なる景色となっていました。火口周辺はマグマにより地中が温められ、水分が蒸発するスティームベントがいたるところで発生し、異様な雰囲気が漂っていました。
周辺にはオヒアレフアというゴツゴツした木に繊細な赤い花を咲かせる植物が自生しています。火山の神ペレがカップルを木に変えたという伝説が語り継がれる植物です。溶岩にも負けず、厳しい環境の中で育つ木々の生命力の強さにも感心しました。



カウアイ島が誇る太平洋のグランドキャニオン
約500万年前の大噴火による溶岩の茶色や黒と自生する植物の緑や青が混ざり虹色のような景色を見せてくれるワイメア渓谷。ハワイ諸島では最も古く、ガーデンアイランドの名にふさわしいカウアイ島の絶景です。長さ16㎞、幅は1.6㎞、深さも1000m以上あり、グランドキャニオンにも負けず劣らずの規模でした。映画「ジュラシックパーク」の撮影地でも知られるカウアイ島には、太古の自然が残り、こういうところに恐竜がいたのかなと想像力も膨らみました。



「オアフ島のワイキキを訪れただけでハワイに来たという人もいますが、カメハメハ大王が生まれ、ハワイと名の付くハワイ島を訪れなければ本当にハワイに来たとは言えません。」とハワイ島のガイドさんが言っていました。
プライド・オブ・アメリカに乗船すると、リゾートとは違う視点からハワイの魅力を楽しんでいただけると思います。

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