【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2022年12月20日

【帰国レポート】ニュージーランド大自然の旅 10日間

〈11月30日発 添乗員・本社営業部 岩田尚之〉

 コロナ後においては初めてのニュージーランドの旅。南半球に位置し、これから真夏のクリスマスに向けて準備が着々と進んでいく季節にご案内をしました。夏の盛りではありませんが、この時期は野花が各町々を彩り、南島のサザンアルプスは雪を抱いた山脈が見られ、文字通り、ニュージーランドの大自然を満喫する内容となりました。日本と同じ島国ながらも気候も風土も全く違う、現地の様子をレポートいたします。

これぞニュージーランド!迫力ある大自然を満喫しました。

 ニュージーランドは、大きく2つの島からなっていますが、今回のツアーでは南島を中心に旅をしました。国内でも屈指の観光地であり、絵葉書やポスターには必ず使われると言っても過言ではない景色が、テカポ湖であり、最高峰マウントクックです。サザンアルプスより長い年月を経て削られた大地はフィヨルドへと変わり、そしてそこに水が溜まって雄大な湖を作り上げます。特に氷河湖の色は岩石の成分が溶けだすことから、日本の湖ではあまり見られないミルキーブルーの独特の色味をしていて、つい写真を撮ってしまいたくなる景色が広がっています。

空の青と湖の青の違いがとても印象的でした。
テカポ湖畔の「善き羊飼いの教会」ポツンと佇む様子がとても絵になり、絵葉書によく登場します。テカポ湖で採取された石で作られ、周囲と馴染んでいます。
マウントクックのハイキングは、片道1時間のケアポイントまで行きました。晴天の中、右端には最高峰のマウントクック(3724m)を望みながらの気持ちの良いハイキングでした。
ケアポイントからは眼前にマウントクックや氷河が見られます。道中もほとんど平坦な砂利道や木道で比較的歩きやすい行程です。

また、6日目には終日観光でミルフォードサウンドを訪ねました。毎年多くの観光客が訪れるニュージーランドを代表する人気の観光スポットで、1990年、周辺の4つの国立公園と合わせて世界自然遺産に登録されています。氷河によって長い年月をかけて削られた海抜1000mを超える断崖絶壁は、眼前に迫ると迫力があり圧巻の景色でした。また、ミルフォードサウンドは年間降水量が200日を超える多雨地域で、雨の日だと普段は見られない幾筋もの滝が崖から流れ落ちる様子もご覧いただけます。さらに、フィヨルドならではの滝壺が深いことから、滝の真下まで船を付けられるので大迫力の写真を収めることもでき、お客からも歓声があがっていました。

雨の日は、このように幾筋もの滝が崖から流れ落ちる様子をご覧いただけます。
滝の真下まで近づいたところ。水しぶきと轟音がすごかったですが、皆様記念に1枚パチリ。
フィヨルドクルーズの途中には野生のオットセイがのんびりと日向ぼっこをしている場面も見られました。
ミルフォードサウンドの道中、ニュージーランド固有種のケアに出会いました。とても人懐っこく「私を撮って」と言わんばかりにサービス精神旺盛でした。

観光に色彩を与える色鮮やかな花々も楽しみました。

大自然だけではなく、この時期ならではの美しい花々もご案内しました。最初に訪れたクライストチャーチは別名「ガーデンシティ」と呼ばれるほど、街中に公園が整備され、青々とした芝生に季節の草木が生い茂り市民の憩いの場となっています。
 ニュージーランドは島国ゆえ、日本同様に動植物の検疫は特に厳しく、空港に到着してからも出口までにもう一度検疫を通って手荷物検査があるほどです。小さい島国だからこそ自生している固有の動植物を守る取り組みは日本以上に熱心であることが感じられました。

あまり行くことの少ないクライストチャーチ郊外のオヒナタヒ庭園へ。様々な草花が丁寧に剪定され植えられていました。
英国風の邸宅が残るモナ・ベイルにて。ちょうど色とりどりのバラが見ごろを迎えていました。
テカポ湖では、ルピナスの花が見られます。残念ながら外来種なので本来は駆除対象なのですが、一部残されて湖を飾ってくれています。
クイーンズタウンに向かう途中の町クロムウェルにて。フルーツ栽培で有名な同町ではたくさんの季節の果物と花が店の入り口を彩っていました。

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