【海外】帰国しました。添乗員レポート
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2022年10月07日
【帰国レポート】クイーン・エリザベスに乗船 ヨーロッパの美しい村々を訪ねて
<9/3発 添乗員:東京支店 太田勇樹>
ヨーロッパの美しい村々とマジョルカ島、プロチーダ島の船旅 [12日間]
コロナパンデミック以降、初めての日本人グループとしてクイーン・エリザベスに乗船してきました。どの港でも「3年ぶりの日本人グループです」とガイドさんも喜んでくれました。船内でもビュッフェレストランでは和食コーナーを設けてくれるなど、日本人観光客に期待しているのを強く感じました。
今回は旅のテーマである美しい村々に焦点を当ててレポートします。
トスカーナ州のモンテ・アルジェンターリオ
チヴィタヴェッキア港からバスを走らせて約1時間北へ進むとトスカーナ州の南部、ティレニア海に突き出たモンテ・アルジェンターリオに到着します。2つのラグーナ(潟)の間に本土側から3本の砂州が伸びており、その先に半島がある珍しい地形です。昔は島でしたが、海流により砂州が形成されたとのこと。なかなかツアーで組み込まれることのない場所だけあり、今回ご参加いただいたお客様も全員初めて訪れたとのことでした。
ポルト・エルコレはモンテ・アルジェンターリオの南に位置する小さな町です。奇才・カラヴァッジョが人生の幕を閉じた町としても有名です。昔からイタリア半島の南北の中継地点として重要であったため、数多くの戦いに巻き込まれた歴史があり、要塞跡があちこちに残っています。
ポルト・サント・ステファノはモンテアルジェンターリオの北に位置するヨーロッパのセレブの別荘地としても有名な場所です。今回はこの町のレストランにて昼食を食べました。豪華クルーザーが停泊する港を横目に、夏のイタリアの強い日差しを感じながら、レストランまで海沿いを散策しました。
ティレニア海に浮かぶプロチーダ島
ナポリからフェリーで約1時間進むとプロチーダ島に到着します。2022年の「イタリアの文化都市」に選ばれたこともあり、例年であれば閑散としている島内はバカンスを楽しむ人々で溢れていました。車一台がやっと通れる細い坂道を登り終えるとカラフルな漁師の家が並ぶコッリチェッラ地区へ着きます。海辺のレストランでの昼食では特産のレモンを使った料理に舌鼓を打ちました。天気にも恵まれ、のんびりとしたイタリアの離島を楽しみました。
その他にも南仏のサンジャン・カップ・フェラやマジョルカ島のフォルナルッチなど小さな美しい村々を各寄港地では巡っていきました。陸路の旅ではなかなか訪れることの難しい、クルーズならではの観光をお楽しみいただきました。
今回、クイーン・エリザべスの乗船中にエリザベス女王が死去されました。夕方、全客室に向けて船長よりアナウンスがあったのを覚えています。エリザベス女王はクイーン・エリザベスの命名者であり、キュナード社は英国王室との関係も深いため、乗船客全員に向けての船長からのアナウンスでした。イギリス文化を象徴するクイーン・エリザベスに乗船中での出来事でしたので、一生忘れられない航海になりました。
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