【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2022年08月06日
海外旅行再開 現地ツアー日記7月27日発 鉄道での小旅行も楽しむ 北ドイツの都とバイエルン【10日間】
帰国しました! 皆様お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
添乗員:東京支店 矢澤高宜
【🕐現在の日本とドイツとの時差は、7時間です。日本の方が、7時間進んでいます。】
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8月4日, 5日(9日目, 10日目) いよいよ最終日。ミュンヘンの美術館巡り&帰国へ。
早いもので最終日です。本日もミュンヘンは快晴。出発までの自由時間を利用し、ご希望の方とアルテピナコテークへ。舌を噛みそうな名前ですが、ヴィッテルスバッハ家の名画コレクションが母体となっているこの美術館は中世美術にとても強く、デューラー、ルーベンス、ラファエロ、ダ・ヴィンチ、レンブラント、ブリューゲルと錚々たる画家たちの絵を堪能できます。特にルーベンスだけを集めた2階の大部屋は圧巻で、高さ6メートルを超える超大作を収蔵するために建物の高さが決められた逸話も残ります。じっくりご覧いただきました。
次に訪れたのはレーンバッハギャラリー。こちらは青騎士グループの作品が豊富なことで知られ、特にフランツ・マルクのコレクションが有名で、シャガールにも似た夢幻の世界は彼独特のものです。どちらの美術館も混み合うことなく、写真撮影も自由。浴びるように名画を堪能できる、海外の美術館の凄さを再認識しました。






午後、ミュンヘン空港に向かい、イスタンブールで乗り継いで帰国の途へ。ミュンヘンのチェックインの際に陰性証明の提示を求められましたが、それ以外はコロナ前と何も変わらずスムーズでした。
日本に到着後、心配していた検疫でしたが、ファストトラックの方も、そうでない方も、着陸してから1時間後には皆様税関を抜けて出られました。長時間フライトは久しぶりで皆様お疲れのご様子でしたが、最後は皆様と笑顔でお別れできました。


以上でレポートを終わります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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8月3日(8日目) ミュンヘンより鉄道小旅行へ(2) ドナウヴェルト
本日も郊外電車に乗って小旅行です。行き先はドナウヴェルト。名前の通りドナウ河に面した町で、ヴェルニッツ川との合流地点にある小さな町です。ロマンチック街道沿いにあり、往時はニュルンベルクとアウクスブルクの2つの帝国自由都市を結ぶ要路として栄えました。
駅から旧市街の入口であるリーダー門へ。そこからヴェルニッツ川沿いの散歩道に行けるのですが、昔の市壁沿いに歩くことができるのでオススメです。
この旅では小旅行に計4回出掛けました(リューベック、リューネブルク、レーゲンスブルク、ドナウヴェルト)が、ドナウヴェルトだけが人口2万人足らずの小さな町です。観光客もさほど多くなく、お客様からも「これくらいの町のサイズが一番落ち着いて回りやすい」とのお声をいただきました。
皆様揃っての最後の夕食はホフブロイハウスの隣にあるシューベックにて。ちょうど皆様全員のPCR検査結果の陰性通知も出たため、皆様揃って帰国できる喜びを噛み締め、乾杯!🍻
明日はいよいよ、帰国にむけて空港へ向かいます。






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8月2日(7日目) ミュンヘンより鉄道小旅行へ(1) レーゲンスブルク/帰国に向けたPCR検査
本日は郊外電車に揺られること約90分、ドナウ河沿いの古都レーゲンスブルクへ行ってきました。紀元179年にローマ帝国が砦を築いたのが町の起源で、第二次大戦の爆撃にも遭わなかったため、建造物がオリジナルのまま残って多くの観光客を惹きつけています。
例えば駅前にはローマの城壁の遺構が残り、当時の壁沿いに進むと北門が一部現存しています。そのまま進むと12世紀に架けられたドイツ最古の石橋とドナウの流れが姿を表し、そのほとりでは14世紀から続く名物ソーセージ小屋からいい煙が漂います。そして大聖堂が姿を表し……。これだけのものが揃っていると、やはり感動を禁じ得ません。ミュンヘンから一日かけて行く価値のある、素晴らしい町でした。





その後ミュンヘンへ戻り、帰国に向けたPCR検査を受けました。検査自体はあっという間に終わり、後は結果通知を待つのみとなりました。
旅も残すところあと3日。明日もドナウ河沿いの小さな町へ向かいます。

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8月1日(6日目) バイエルン王国の都ミュンヘンでの一日。
本日はミュンヘンの市内観光。前述の9ユーロチケットを活用し、トラムに乗ってまずはレジデンツへ。この町と一帯を700年以上も統治したヴィッテルスバッハ家の居城では室内装飾や祖先画、さりげなく置かれた調度品など歴史に裏打ちされた数々をご覧いただきました。「ヨーロッパの名家のお城ってこういう感じだったな」という懐かしい感覚が皆様にも甦ったようです。


その後、ミュンヘンの町を散策。意外なことにこの町は泉の町としても知られており、その数は700を超えるそうです。もちろんビールも有名ですが、それは良質な水に支えられているからなのかもしれません(写真は童話赤頭巾ちゃんをモチーフにしたユニークな噴水)。


昼食はご希望の方とホフブロイハウスへ。皆様で乾杯!大勢のお客で賑わっていました。
午後はニンフェンブルク城へ。一家の夏の離宮で、大戦の戦火を奇跡的に逃れた価値の高い城です。広大な庭にはきれいな花々が咲いていました。
この町も、3日目に訪れたリューベックも、元を辿れば12世紀にハインリヒ獅子公が築き、商業で発展した歴史を持ちます。その後一方はレンガ造りの自由都市、もう一方は石造りの王国として今に至るわけですが、この対比もまた、ドイツの豊かな地域色として今日私たちを楽しませてくれるものになっています。


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7月31日(5日目) 高速鉄道ICEにてミュンヘンへ!
本日は移動日です。3連泊したハンブルクを後にし、ドイツ第三の都ミュンヘンへ。ICEはドイツ版の新幹線で、日本のそれと違うのは食堂車が連結されていることでしょうか(今回は飲み物サービスのみでした)。グリーン車に相当する1等車に乗車しましたが、2-1の席配列で、シートもゆったりして快適でした。
ハンブルク駅で昼食を買い込み、10時5分に出発。首都ベルリン、塩の町ハレ、宗教改革で有名なルターが大学時代を過ごした町エアフルト、と順調に進みましたがニュルンベルクとの間で1時間20分、電車が止まってしまいました……。運行システムのエラーが原因で、定刻より遅れること約90分、18時前にミュンヘンに到着しました。長い移動となってしまい、皆様お疲れのご様子でしたが、この体験もいつか旅のご愛嬌となれば幸いです。
明日からは旅も後半へ突入。ミュンヘン編をお届けします!






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7月30日(4日目) ハンブルクから、日帰りでリューネブルクへ。
本日も鉄道にて日帰り小旅行へ。行き先はリューネブルクです。
この町では地下にある岩塩層の地下水を汲み上げ、10世紀から製塩が行われていました。バルト海で獲れるニシンの保存のため、この町の塩がリューベックに運ばれて諸外国へ高値で売られました。ハンザ同盟の富を支えたのは、白い黄金と呼ばれたこの町の塩だったのです。
栄枯盛衰もハンザと共にあった町で、今ではレンガ造りで埋め尽くされた町の美しさが多くの観光客を惹きつけています。
市庁舎広場では土曜市が開かれており、地元の人々が楽しそうに野菜やチーズを買い求めていました。すっかりコロナ前の日常が戻っている印象です。
散策後は町の地ビールレストランで乾杯!🇩🇪






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7月29日(3日目) ハンブルクから、日帰りでリューベックへ。
今日はハンブルクを離れ、日帰りでリューベックの町へ行ってきました。今回のツアーでは計4回、郊外電車に乗って大都市から近郊の町を巡ります。
これぞヨーロッパのターミナル駅!然としたハンブルク中央駅から電車に揺られること約50分で到着。「ハンザの女王」の異名を持ち、往時はハンブルクより栄えた旧市街はレンガ造りの建物に彩られ、石造りのそれとはまた違った温かさがありました。
普段はバスで巡る事の多いドイツの町々ですが、地元の人に混じって電車で訪ねるとより身近に感じられる気がします。
また余談ですが、ドイツでは今夏6〜8月限定で新幹線を除く全国の公共交通機関に1か月乗り放題の「9ユーロチケット」という切符が販売されています。ドイツ国内どこへ行っても地下鉄、バス、電車、トラムが乗り放題で、外国人も使うことができます。今回私たちはこのチケットを活用しているのですが、これ一枚で通行手形のようなものなので、とにかく便利!9ユーロで旅の裾野が格段に広がっています。元々は高騰するガソリン価格を懸念した政府が導入したこの制度。はたして日本でも同じ事ができるのでしょうか……。





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7月28日(2日目) 午前中10時前にハンブルクへ到着。
日本人ガイドのノリコさんが出迎えてくださり、ハンブルクの市内観光。グループのガイドの仕事は2020年の2月、弊社のエルプフィルハーモニー鑑賞の旅以来との事で、皆様をお迎えする事に感慨もひとしおだったようです。
ハンブルクはハンザ同盟で名を馳せた北の商都。ドイツ第二の人口規模を誇ります。ちょうどスカンジナビア諸国のバカンスシーズンと重なり、平日にも関わらず多くの観光客で賑わっていました。マスク着用義務は公共交通機関乗車時を除いてないので、アジア系の観光客がいない以外はコロナ前とほぼ変わらぬ様子でした。




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7月27日(1日目) いよいよドイツへ出発です。行ってきまーす。
今回は羽田空港から出発。閑散としているのでは、という予想と裏腹に、夏休みだからでしょうか、空港全体で特に親子連れの旅行者を多く見かけました。
私たちはターキッシュ・エアラインズ利用でしたが、ビジネス、エコノミークラス共に何とほぼ満席!トルコ人が大半で、機内でのマスク着用率は8-9割といったところでした。
夜便だったので外の景色はあまり拝めませんでしたが、離陸後、東京湾を反時計回りに大きく旋回し、木更津、浦安、東京東部から西部へと続く光の渦はとても印象的でした。その後はロシア国境南端を避けるように飛行してゆきました(ルートは画像をご覧ください)。
翌朝、イスタンブールの空港で乗り継ぎ。巨大な空港でしたが、手荷物検査のみと至ってスムーズでした。何より活気溢れる空港の様子に皆様驚かれていました。





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