ワールドおおさか旅さんぽ「武庫川女子大学　甲子園会館（旧甲子園ホテルを訪ねる）」を開催しました。

7月10日（月）、13日（木）、武庫川女子大学にある「甲子園会館（旧甲子園ホテル）」において「ワールドおおさか旅さんぽ」を開催しました。

10日は19名様、13日は17名様のお客様にご参加いただき、甲子園会館スタッフの平野さんによる解説と共に甲子園会館の内部から外観まで約90分間見学しました。見学の後は館内にある喫茶店で、コーヒーと、甲子園ホテル時代に供されていたバターケーキを再現してつくられたオールド・ファッションというケーキをお楽しみ頂きました。

「甲子園会館」はフランク・ロイド・ライトの愛弟子・遠藤新氏が手がけた、日本に残る数少ないライト式建築の一つです。旧甲子園ホテル（昭和5年竣工）を、昭和40年に武庫川女子大学が譲り受け、教育施設として再生されました。当時、帝国ホテルのマネージャーで、ホテル界の第一人者といわれた林愛作（1873~1951）の理想に基づいて計画され、「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と並び称され、皇族、政財界人、上級軍人などの社交の場として賑わいました。今回は、団体見学の許可を得て特別に皆様をご案内し、当時の名残を感じていただきました。

ご参加いただきました皆様、暑い中本当にありがとうございました。「第8回ワールドおおさか旅さんぽ」も、皆様のご参加お待ちしております。（募集人数に限りがあり、すでに定員に達しているものものありますのでご了承ください。）