世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」

縄文を旅する 道南・洞爺の旅【4日間】

  • 集合場所:羽田空港、中部空港※函館空港合流/新千歳空港離団可能
  • 出発日: 7月8日(火) 、 9月2日(火)
  • 旅行代金:¥238,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」に登録された北海道の遺跡を巡ります
Point 2
国・重要文化財にして北海道初の国宝「中空土偶」を見学します
Point 3
2020年オープンしたアイヌをテーマとしたウポポイ(民族共生象徴空間)も訪ねます

ツアープランナーより

函館の縄文文化は、豊かな自然環境を背景に発展し、漁労や狩猟、採集を基盤とした生活が特徴です。特に大船遺跡では大規模な竪穴建物跡が発見され、定住生活の痕跡が確認されています。また、垣ノ島遺跡からは精巧な土器や石器が出土し、縄文人の高度な技術力を示しています。函館市縄文文化交流センターでは、国宝「中空土偶」をはじめとする出土品が展示され、縄文人の精神文化を見ることができます。2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界遺産に登録され、その価値が国際的に認められました。そして、縄文文化とアイヌ文化は自然崇拝や共同体の精神など多くの共通点を持ち、縄文時代の生活様式がアイヌ文化に影響を与えたと考えられています。この「道南・洞爺の旅」では、アイヌをテーマとしたウポポイ(民族共生象徴空間)も訪問します。

見どころのご紹介

日本全国 縄文百花繚乱  縄文ツーリズムにでかけよう

縄文時代とはおおよそ1万5000年前から2300年前(紀元前1万3000年~紀元前300年)の1万年以上にわたる期間です。特徴的な縄目模様の土器などで知られます。この時代の人々は、自然と調和した持続可能な生活を営み、狩猟採集や漁労を中心に、植物の栽培や動物の飼育も行われ、定住生活が発展しました。集落には住居や墓、祭祀の場があり、平和的で協調的な社会が築かれていたと考えられます。また、土偶や装飾品などからは、豊かな精神文化や美意識が窺えます。近年、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産に登録され、縄文文化の価値が再評価されています。
そして、現代が少なからず閉塞感を抱え、本当の豊かさが見直されている今、現代の環境問題や多様性の尊重に通じるヒントが、縄文文化の中に隠れているのかもしれません。

世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を訪問

北海道・北東北の豊かな自然の恵みを受けながら1万年以上にわたり採集・漁労・狩猟により定住した縄文時代の人々。その生活と精神文化を今に伝える貴重な遺跡や遺物の数々は、2021年7月に世界遺産に登録されました。このツアーでは世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」として登録された北海道の遺跡を中心にご案内します。長期間継続して祭祀・儀礼が行われたと考えられている「大船遺跡」、定住発展期前半の貝塚を伴う集落「北黄金貝塚」、定住成熟期前半において共同の祭祀場や墓地を支えた周辺の集落の典型「入江貝塚」と世界遺産を構成する道南の縄文遺跡をめぐります。古代の遺物の中に見られる祭礼や祈りの跡から、先史時代に生きた人々の豊かな精神世界が感じられるでしょう。

大船遺跡 写真提供:函館国際観光コンベンション協会
大船遺跡  写真提供:函館国際観光コンベンション協会
入江貝塚から出土した縄文土器 ©洞爺湖町教育委員会
北黄金貝塚では、貝殻を使い貝塚の広さを表しています

「北の縄文ビーナス」 北海道初の国宝「中空土偶」

1975年にジャガイモを収穫しようとしていた女性が発見した「中空土偶」。高さ41.5センチと国内最大級の土偶です。国の重要文化財にして、北海道初の国宝は、美しいフォルムと幾何学模様が魅力的で、「北の縄文ビーナス」の愛称で人気を集めています。

中空土偶 写真提供:函館国際観光コンベンション協会

「北の縄文文化」から「アイヌ文化」へ

1万年以上の長きにわたる縄文時代。北海道にまで縄文文化が到達したのは今から1万3000年ほど前とされています。その時代から、人々は津軽海峡をわたり交流していたのです。その後、本州にはコメ作りが伝わり弥生時代へと入っていきますが、当時、北海道はコメ作りには適さない寒冷の地。北海道は弥生時代とはならず、人々は縄文の伝統を引き継ぎながら、独自の文化を築いていきました。その後のオホーツク文化、アイヌ文化へと継承されていったと考えられています。
縄文の遺跡を訪ね、ツアーの最後には、アイヌ文化に最新の施設で触れる「ウポポイ」へ。本州の縄文文化を訪ねる旅とは、一味違った観光になっています。

2020年にオープンした人気のウポポイ(民族共生象徴空間)
アイヌを主題とした日本初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港09:45発 函館空港11:05着 函館

■羽田空港より航空機にて函館空港へ。

■着後、縄文時代からの函館の歴史を紹介する●市立函館博物館、アイヌ文化を紹介する●北方民族資料館を見学します。

【2連泊】(函館泊)

2日目
函館

■午前、道南の縄文遺跡を見学。国宝の中空土偶や足型付土板を所有する●函館市縄文文化交流センターへ。その後、○垣ノ島遺跡、○大船遺跡を見学します。

■午後、自由行動。

(函館泊)

3日目
函館駅10:45発 伊達紋別駅12:50着 洞爺湖17:00着

■午前、JR特急にて伊達紋別へ。

■着後、伊達市に位置する縄文遺跡○北黄金貝塚へ。

■その後、○入江貝塚を見学し、洞爺湖畔へ。

(洞爺湖泊)

4日目
洞爺湖 新千歳空港17:30発 羽田空港19:10着

■午前、●国立アイヌ民族博物館ウポポイ(民族共生象徴空間)を見学。

■午後、新千歳空港より航空機にて羽田空港へ。

■羽田空港着後、解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

※上記日程は羽田空港発着(全日空利用)の日程です。その他の航空会社を利用の場合は発着時刻が異なります。  

 


【中部空港 7/8発】(エアドゥ、全日空利用の場合の時刻です。その他の航空会社を利用の場合は発着時刻が異なります。)
往路:中部空港11:15発  函館空港12:45着 (昼食はございません)
復路:新千歳空港17:05発  中部空港18:45着


パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
7月8日(火)発

旅行代金:¥238,000

※中部空港発着

9月2日(火)発

旅行代金:¥238,000

※羽田空港発着

■1名室利用追加代金:¥25,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合はシングルルームとなります。

■現地合流離団:函館空港合流(出発)/新千歳空港離団(帰着) 7/8中部発着は旅行代金から¥45,000引き、9/2羽田発着は旅行代金から¥42,000引きとなります。

 

ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
湘南
0466-27-0111