【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2026年03月30日

【帰国レポート】ベトナム最奥の秘境ハジャンと世界遺産紅河棚田

<2026年3月14日(土)発  添乗員:東京支店 牧原淳一郎>

ワールド初登場となるベトナム最奥の秘境「ハジャン」と中国の世界遺産「紅河棚田」の旅に行ってまいりました。ハジャンは中国と国境を接するベトナム最北端の山岳地帯です。知る人ぞ知る秘境でしたが、2023年に「ニューヨークタイムズ」で紹介されて以来、世界から注目を浴びています。秘境でありながらホテルや道路など思いのほか整備されており、皆様にはソフトアドベンチャーの旅としてお楽しみいただけました。久しぶりのご案内となった中国雲南省の紅河棚田の訪問と併せてレポートします。

旅の前半は、ベトナムから国境を越えて中国雲南省の世界遺産「紅河棚田」へ

ベトナムの首都ハノイから高速道路で中越国境の町ラオカイへ。多少の緊張感を伴いながら歩いて国境を越え中国へ入国し、雲南省の世界遺産・紅河棚田を訪れました。少数民族のハニ族が千年以上かけて造り上げた3000段もの棚田を目の前にして、これが自然にできた景観ではなく、人が造り上げた絶景だということに、皆様ただただ感動しきりでした。世界最大のサマバ棚田は、以前は展望台から棚田を見下ろすだけの観光でしたが、現在では電動カートとほぼ平坦な遊歩道が整備され、棚田に近いところまでアプローチできるようになりました。棚田のあぜ道を歩いたり、棚田を潤す水の流れや、草苅をしているハニ族の姿など、より充実した棚田観光ができました。

歩いて国境を越え中国へ。手前のゲートはベトナム側、奥の建物は中国側です
展望台から眺めた世界最大の「サマバ棚田」
新しく設置された遊歩道からは棚田を間近に眺められました
遊歩道からの棚田の景色
あぜ道散策を楽しまれた方もいらっしゃいました
田植えの時期を前にして草苅をするハニ族の女性
棚田観光ではハニ族のガイドが同行してくれました
サマバ棚田近くの村のレストランではスタッフたちがハニ族の歌を歌ってくれました

旅の後半は、ベトナム最奥の秘境ハジャン地方を巡りました

中国雲南省の国境の町・天保から再びベトナムに入国してからは、ハジャン地方を巡りました。人口の9割を少数民族が占めるハジャン地方には、独特の文化が残っています。それだけでも貴重ですが、まるで桂林のようなカルスト地形の山々が連なる風景にも感動しました。一般的なベトナムのイメージとは異なり、別の国に来ているような感覚にもなりました。

ハジャン地方の奥地へと続く峠道の入口にあたる「天国の門」近くからのタムソン渓谷の絶景
標高が低い稲作地域では素朴な生活が残るタイ族の村を訪問
タイ族の高床式住居のお宅を訪問しました
タイ族の村では田んぼとカルスト地形の山々の風景を楽しみながら散策しました
さらに奥地にあるナムダム村ではダオ族との出会いも
世界ジオパークにも認定されているカルスト地形の山々を車窓に、ベトナム最北へと向かいます
中国と国境を接するベトナム最北端に近いロロチャイ村。美しい路地が印象的でした
ロロチャイ村から眺めたフラッグタワー(国旗掲揚台)
ロロチャイ村に魅せられた小倉康氏が開いたお洒落なカフェ「クックバック」でコーヒータイムを楽しまれた方も

ハジャン地方では少数民族が集う日曜市へ

週に一度、山岳民族のモン族をはじめ周辺の少数民族が集う2つの日曜市(ドンヴァンとメオバック)を訪れました。日曜市はたくさんの人々で賑わっていましたが観光化されておらず、少数民族のありのままの生活が感じられました。野菜や家畜などの売買が行われる場であるとともに、社交や娯楽の場、若者にとっては出会いの場でもあり、美しい民族衣装姿も多く見かけました。

山岳地帯のモン族をはじめ少数民族が週に一度集う「ドンヴァン日曜市」
日曜市は週に一度のお楽しみ。大きな籠を背負いながらも、おしゃれをしてやってくる女性たちも多いです
豚や牛、鶏など多くの家畜の取引も行われていました
車が通れるようにタイヤを避けて、道の真ん中に売り物の野菜が並べられています
メオバック日曜市で見かけた路上床屋 
ドンヴァンからメオバックへの途中では、マーピーレン峠からの深い峡谷の眺めも楽しみました

雲南名物の麺料理「過橋米線」発祥の地「蒙自」で感じたフランスの面影

紅河棚田からベトナムとの国境へ向かう途中の町「蒙自(もうじ)」では、この町が発祥の雲南名物の麺料理「過橋米線」をご賞味いただきました。今回は24種類の具材と米線(ライスヌードル)が用意され、運ばれてきた熱々のスープに具材を入れてお召し上がりいただきました。
また、蒙自にはフランス統治の歴史があり、今回の訪問予定にはありませんでしたが、フランスが敷設した昆明とベトナムのハノイを結ぶ鉄道の駅「碧色寨駅」も訪れました。現在は廃駅ですが、当時は「小パリ」と呼ばれるほど繫栄し、フランスが建設した駅舎やホテルなどの建物や、中国初のテニスコートなど当時の最先端が残されていました。中国雲南省という辺境地に居ながらもフランスの面影を感じることのできた訪問となりました。

蒙自発祥の雲南名物「過橋米線」。今回は様々な具材も楽しむデラックス版
蒙自の「過橋米線」はあっさりとしたお味で食べやすく、皆様の箸も進みました
フランスが敷設した昆明とハノイを結ぶ鉄道の駅「碧色寨駅」。駅は廃止されましたが線路は今も使われ実際に鉄道が走ります
黄色い駅舎はフランス人による設計
ホームの時計は遥か遠くのフランス製です
駅近くに建てられた旧ホテル。客室やレストラン、ワインセラーや娯楽施設も備えた当時の豪華ホテルでした
フランス人が造った中国初のテニスコート。周辺の富裕層が、外国人のテニス風景を見にわざわざ鉄道に乗ってやってきたとのことです
碧色寨駅からの支線を走っていた蒸気機関車も保存されていました

夏には避暑地を訪れるベトナムのツアーもございます。どうぞご覧ください。

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