【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2026年02月23日

【帰国レポート】美しきアルジェリア 6つの世界遺産を訪ねて

<2月9日発 添乗員・東京支店 笹島侑弥>

<2026年2月9日(月)~2月19日(木) 11日間 添乗員:東京支店 笹島侑弥>

今回添乗員として同行させていただいたのは、アルジェリア民主人民共和国。北アフリカも近年は日本人の旅行先としてかなりメジャーになってきた観がありますが、旅好きでもアルジェリアに足を踏み入れた方はそう多くはないはずです。21世紀に入ってから内戦が終わり、ようやく観光がスタートしましたが、まだまだ他の北アフリカ諸国に比べて受け入れ人数は少なく、設備面も整っていない印象です。しかしその反面、観光慣れしていない素朴で人懐っこいアルジェリア人たちや、厳格なイスラムの教えが残る伝統的なコミュニティなど、ここでしか味わえない出会いもあります。そしてアフリカ最大の国土、特に交易の重要路となった砂漠から地中海沿岸には往時の繁栄を物語るローマ、イスラム遺跡が点在し、旅行者を飽きさせることはありません。かつて「ここは地の果てアルジェリア」と謳われたこの国は、今でも変わらず私たちに旅情を感じさせてくれました。

首都アルジェの迷宮都市「カスバ」を散策

世界遺産にも登録されているアルジェのカスバ。「要塞」や「砦」を意味するその名の通り、ここは16世紀のオスマン帝国時代には高い壁に囲まれ、地中海を荒らしまわった海賊の本拠地として発展した城塞都市でした。一時は入り組んだ街路を利用して犯罪者や反体制派の住処となりましたが、その後は植民地時代にフランス風の建物が建てられ、イスラムとヨーロッパの建築様式が混在した、明るく美しい町並みがご覧いただけます。我々はそんなカスバの路地にある民家レストランにお邪魔し、伝統料理を振舞っていただきました。

カスバをぶらり散策。今ではわずか数か所しか現存しない、オスマン帝国時代の噴水跡
ガイド無しでは迷子必至の狭い路地が続きます
民家レストランの屋上から。見下ろす風景も良いですが、アルジェ湾に入港する船から見上げるカスバは「白いカスバ」と呼ばれ、これもまた絶景だと言います
アルジェリアで定番の麵料理「レシュタ」。自家製麺にホワイトソース、そしてグリルチキンが添えられるのがこの家のスタイル

アルジェからガルダイアへは国内線でひとっ飛び

アルジェからムザブの谷があるガルダイアまでは直線距離で約500キロメートルですので、ここは効率的に国内線で移動します。赤いラインが印象的なアルジェリア航空のプロペラ機。何と座席は自由席! ある意味貴重な体験でした。

イスラムの清教徒が暮らす聖地「ムザブの谷」

ムザブの谷はムスリムの中でも特にコーランに忠実なイバード派(別名:イスラムの清教徒)と呼ばれる人々が暮らしています。その堅固なコミュニティは城塞に囲まれ、独特で排他的な雰囲気を醸し出しています。今回はその中でもエル・アティフ村やベニ・イスゲン村など、いくつかの村へ現地ガイドとともにお邪魔し、村の暮らしや建物について教えてもらいました。丘の上には見張り台や避難場所の役割を果たすモスクが立ち、5つの突起を持った特徴的なミナレットが村の景色を形作ります。そこを中心にムザブの人々は50~80メートルの井戸を掘り、マーケットを開き、村の規模を広げてきました。乾燥した砂漠に住む彼らは、数年に一度起こる洪水の水を大切に集め、限られた水資源で家畜やデーツを育て生き抜いてきたのです。

ガルダイア村のマーケット。ここだけは比較的観光客に開かれており、ガイド無しで自由に買い物を楽しめます
やり取りされるのは北アフリカらしい香辛料や、伝統民族の工芸品など。生デーツや蜂蜜も人気です
「聖都」とも呼ばれるベニ・イスゲン村。ムザブの谷の中でも特に厳格とされ、地元の方を写真で撮るのは厳禁です。 ※写真はガイドさん
ムザブの谷の一般的な家並み。家の中が他人に見られないように極端に窓が少なく、また表面の凹凸は砂漠の日差しを少しでも和らげる工夫だとか

アンナバでアルジェリアの日常に出会う

旅の後半にはアルジェリア第4の港町、地中海に面したアンナバを訪問しました。アンナバはフェニキア時代より貿易港とともに発展し、ローマ時代にはキリスト教史に多大な功績を残したと言われる哲学者アウグスティヌスが活躍しました。そんなアンナバですが、人口44万人と都会ながらも他の町に比べて観光客が少なく、本来のアルジェリアの生活が垣間見える土地。地元の人向けのマーケットをのぞいてみたり、カフェでお茶をしたり、少しだけアルジェリアの日常生活を体験してみました。

紀元前千年紀からの歴史を持つアンナバのヒッポ・レジウス遺跡。5世紀には哲学者アウグスティヌスが活躍し、19世紀には彼の名を冠した聖オーガスティン聖堂(写真奥)が建てられました
アンナバのガイドさんと喫茶店のご主人。ここの人たちはいつでも通りに集まり、熱いミントティーを片手に会話を楽しんでいます

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