【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2026年02月28日
【帰国レポート】ジブラルタ海峡を越えて 異郷セウタのパラドールとモロッコの青い町シャウエンの旅 9日間
<2026年1月27日(火)~2月4日(水)9日間 添乗員 湘南支店 桂 智洋>
アフリカ大陸からヨーロッパ大陸へ。ジブラルタル海峡を越えて旅しました。
イスラム文化が色濃く残るモロッコ北部から、スペインの飛び地セウタ、そして英国領ジブラルタルへ。わずか数十キロの移動で、宗教、建築、言語、街の空気までもが変わる――。「国境」を越えるたびに、歴史の層を体感する特別な9日間となりました。

「海峡を越える」ヨーロッパへの扉 ― ジブラルタル観光
モロッコ最北端ティトゥアンを経て、陸路でスペインの飛び地セウタへ。スーツケースを抱えての国境越えは、この旅ならではの体験でした。モロッコ側の喧騒を抜け、スペイン側に足を踏み入れた瞬間、町並みは一変。ヨーロッパの空気が広がります。セウタではパラドールに宿泊。アチョ山の展望台「ヨーロッパのバルコニー」からは、左に地中海、右に大西洋、そして正面にはアフリカ大陸の山々。まさに大陸の接点に立つ実感を得ました。翌日、フェリーでジブラルタル海峡を縦断。対岸に見えていたヨーロッパの地へ実際に上陸する瞬間は、感慨深いものがありました。
英国領ジブラルタルでは、2階建てバスが走り、赤い電話ボックスやポストが並び、まるでロンドンの街角のよう。ヨーロッパ・ポイントでは、海峡越しにアフリカ大陸が間近に迫ります。数日前まで立っていた大地を、今は対岸から眺めている――その不思議な感覚は忘れられません。聖マイケル洞窟では鍾乳石の幻想的な空間と光のショーを体験。ロックの頂上エイピス・デンでは、野生のサル(バーバリーマカク)とともに海峡を一望しました。そして、世界で唯一、滑走路を徒歩で横断するジブラルタル空港。遮断機が上がり、実際に滑走路を歩く体験は、旅の締めくくりにふさわしい印象深い出来事となりました。



青い町シャウエンに魅了されました
モロッコ北部リーフ山脈の麓に広がるシャウエン。丘の斜面に築かれた旧市街は、家々の壁も階段も床も、すべてが青に染められています。早朝、観光客の少ない時間にご希望の皆様と旧市街を散策しました。朝の柔らかな光に包まれた青の世界は静寂そのもの。迷路のような路地を歩くたびに、濃淡の異なる青が現れ、まるで絵画の中を歩いているようでした。シャウエンの名は「シェフ・シャウエン(2つの角を見よ)」に由来し、町の背後に聳える2つの山を意味します。ご希望の方と訪れた「スペイン・モスク」から見下ろす青い町並みは圧巻で、山と空と青壁が一体となる景色はこの町でしか味わえない眺めでした。
なぜ青いのか――。ユダヤ人の伝統、蚊よけ、避暑など諸説ありますが、決定的な答えはありません。それでも、この町が長い年月をかけて「青」を守り続けてきたことは確かです。シャウエンの一日は、まさに青の記憶として心に残る時間となりました。



モロッコの王都、迷宮都市フェズ、ローマ遺跡ヴォルビリス、青の町シャウエン、そしてセウタとジブラルタル。アフリカとヨーロッパ。イスラムとキリスト教。スペインと英国。
地理的には近くとも、歴史と文化が幾重にも重なるこの地は、まさに「異郷」の連続でした。普段の旅ではなかなか味わうことのできない不思議な感覚を得た、充実の9日間の旅でした。
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