【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2025年10月28日
【帰着レポート】にっぽん丸クルーズと中山道木曽路の旅
<2025年7月15日(火)~7月17日(木)3日間 添乗員 東京支店 菅原弓子>
<2025年7月15日(火)~7月17日(木)3日間 添乗員 東京支店 菅原弓子>
新横浜駅、桜木町駅にご集合後、開港の歴史に思いを馳せながら、牛鍋の銘店荒井屋にてご昼食。その後、帆船日本丸と、みなと博物館にて開港の歴史を学び、「にっぽん丸」に乗船。翌朝名古屋ガーデン埠頭に入港し、愛知県から岐阜県、長野県へと至る美しい中山道木曽路に点在する宿場町を訪ねました。横浜港からの華やかなクルーズ体験と、歴史息づく中山道木曽路を巡る旅を無事に終えることができました。3日間の旅の様子をご報告します。
1990年にデビューし、弊社のチャーター企画等でもお馴染みとなった「にっぽん丸」ですが、2026年5月8日の横浜港発着のクルーズをもって引退、36年の歴史に幕を閉じることが決まりました。ファンも多く弊社としても大変名残惜しく思いますが、この度「にっぽん丸」の最後の年のツアーに添乗員として同行できたことはクルーズ担当としてとても貴重なひとときとなりました。

名古屋ガーデン埠頭入港時に撮影

横浜開港の歴史を学び、「にっぽん丸」に乗船
最初の昼食は、開港の歴史とともに発展した横浜名物「牛鍋」の老舗「荒井屋 万國橋店」にてご用意いたしました。午後は「みなと博物館」にて横浜の町の歩みや港の役割を学んだ後、柳原良平氏のアートミュージアムを鑑賞しました。さらに、1930年建造の練習帆船「日本丸」を見学。マストやロープが張り巡らされたデッキ、乗組員の船室など、船の歴史と文化にふれていただきました。


濃厚な地鶏の黄身をつけていただきます
そして、いよいよ新港埠頭ハンマーヘッドより「にっぽん丸」に乗船。乗船手続きと緊急避難訓練を終え、デッキにて出航の雰囲気を楽しみ、ラウンジでの生演奏とカクテルパーティー、そして横浜港の美しい夜景と汽笛の響きとともに華々しい出航の瞬間をお楽しみいただきました。夕食は豪華な和洋折衷のフルコースディナーを堪能。博物館で学んだ大阪商船時代のロゴが入ったデザインの食器類やメニュー、ダイニングルームのレトロな内装に心打たれながらのディナーとなりました。夜はラウンジでのコンサートやダンス、レクリエーションタイムなどでクルーズの夜を満喫された方もいらっしゃいました。

レトロなメニュー表と食器類が今でも使われています

見た目の美しさにもこだわりが感じられます

名古屋ガーデン埠頭より北上し、中山道木曽路に点在する宿場町を訪問
最初に立ち寄ったのは中山道広重美術館。浮世絵作品をご鑑賞いただいた他、2階の体験スペースで版画づくりに挑戦される方もいらっしゃいました。昼食は、大井宿で400年の歴史を持つ老舗旅館「いち川」にて。15代目・16代目女将からの温かい歓迎のご挨拶と、旅籠の歴史ある雰囲気、そして地元の食材にこだわったお料理をお楽しみいただきました。
午後は、岐阜県中津川市の馬籠宿へ。里山風景の中、水車小屋や島崎藤村の生家(馬籠宿本陣・日本遺産)などを巡り、中山道の歴史と文化にふれました。恵那山を望むビューポイントからの眺めも見事でした。続いて、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている妻籠宿へ。中山道と伊那街道が交差する要衝として栄えた趣深い町並みを散策しました。





最終日 浦島太郎伝説と奈良井宿の建築を学ぶ
最終日は、まず日本五大名峡に数えられる寝覚めの床へ。浦島太郎伝説が残る景勝地を訪れ、臨川寺の宝物館では、浦島太郎が使ったとされる釣り竿なども見学しました。次に、中山道のちょうど真ん中に位置する奈良井宿へ。約1㎞に渡る日本最長の宿場町は、「木曽の奈良井千軒」といわれる賑わいの面影が残ります。本陣、脇本陣、問屋場など、往時の建築様式を見学しながら、歴史の道を散策。昼食は自由食とし、多くの方が中山道名物のお蕎麦をご賞味いただきました。




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