視察レポート

視察レポート
2025年12月22日
【視察レポート第1回】モンブラン山麓の町・シャモニー滞在の旅
第1回 シャモニーの魅力
これまでもシャモニーを訪れるツアーは企画してきましたが、それは数泊程度。「シャモニーに7連泊する旅はお客様に喜んでいただけるのか?」その問いを抱えて、9月に視察に赴きました。結論から申し上げますと、6泊7日の視察を通じて、シャモニーの奥深い魅力に完全に魅了されてしまいました。モンブランの雄大さ、歴史あるリゾートの快適さ、そしてアクセス至便な立地。皆様にもシャモニー滞在の旅をご体験いただきたい、今はその思いでいっぱいです。
シャモニーの町の魅力や視察した日帰りプランなどを視察時に撮影した写真とともに、3回に分けてレポートします。
①フレンチ・アルプスに抱かれた町・シャモニーから望む迫力の風景
シャモニーから見える山といえば、アルプス最高峰のモンブラン(標高約4,800m)が有名ですが、それだけではありません。モンブランは山塊の一部で、エギーユ・デュ・ミディやドーム・デュ・グテやなど4,000m級の雪をまとったピークが連なっています。その対岸には石灰質のエギーユ・ルージュ山脈が聳えており、まさにフレンチ・アルプスの懐ともいえるシャモニーは町の中心から雄大な風景を楽しむことができます。
山の景色は変わりやすいものですが、ふとした瞬間に雲が晴れ、モンブランが姿を見せた時はその迫力と神々しさに感動。思わず、ヨーロッパ担当の同僚に写真を送ってしまいました。



②250年の歴史を持つ山岳リゾート
シャモニーは1786年のモンブラン初登頂をきっかけに山岳リゾートとして発展し、1924年には第1回冬季オリンピックの開催地にも選ばれました。歴史深いリゾートであるシャモニーでは滞在を楽しめるようなおもてなしの心が随所で感じられます。メインストリートは歩行者天国で安心して歩くことができたり、あちこちに花々が飾られていたり、通りや広場にはさりげなくベンチが配置されていたり。この町であれば、きっと皆様に心地よい滞在をお楽しみいただけると確信しました。





③シャモニー渓谷の中心地 多彩な日帰りプランをお楽しみいただけます
シャモニーは2つの山脈に挟まれたシャモニー渓谷の中心に位置しており、近郊へのアクセスが至便です。フレンチ・アルプスを縫うように走るローカル列車のモンブラン・エクスプレスや公共バスを利用し、景勝地や山麓の村々を訪れることができます。当ツアーでは、ロープウェイや公共バスに適用できるモンブラン・マルチパスをご用意。さらにシャモニー宿泊者には、モンブラン・エクスプレス(セルヴォ~シャモニー~ヴァロシン区間)を無料で乗車できるパスも提供されます。これら2つのパスを活用して楽しめる多彩な日帰りプランを視察してきました!




④バラエティ豊富なレストラン
シャモニーにはアルプスが育んだチーズを使った郷土料理のほか、フレンチ、イタリアン、中華そして日本食などバラエティ豊富なレストランが揃っています。ときにはフレンチ・アルプスを眺めながらサンドイッチやパニーニを味わうのもおすすめです。
視察時にはいくつかのレストランで試食をしましたが、どのレストランも「さすがはフランス」と思えるレベルの高さ。自由食では添乗員がおすすめのレストランにご案内しますので、ご安心ください。




視察レポート第2回ではモンブラン・エクスプレスを利用して訪ねる景勝地や山麓の村々についてご紹介します。
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