【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年09月18日

【帰着レポート】イサム・ノグチ庭園美術館と徳島・香川ハイライトの旅

<8月23日発 添乗員 札幌支店・西田拓人>

8月限定で就航していた新千歳空港から徳島空港への直行便を利用して、徳島県と香川県のハイライトを巡る旅に添乗してまいりました。厳しい暑さの中でしたが、6日間を通して、徳島・香川の魅力をたっぷりとご案内することができました。

世界三大潮流の大きな渦潮

初日に、世界三大潮流の一つといわれる鳴門の渦潮を、遊覧船からお楽しみいただきました。徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間の鳴門海峡で発生する渦潮は、大きいもので直径が最大30mにも達することがあり、渦の大きさは世界最大級といわれています。今回は、大きな渦潮は見られませんでしたが、乗船した船が小型船でしたので、間近で渦潮を見物できました。また、渦の流れに任せて船を動かしてくれるといったなかなかできない体験も楽しみました。

世界三大潮流の鳴門の「渦潮」
淡路島と四国を結ぶ「大鳴門橋」

小豆島の伝統産業にふれる 「醤の郷」

小豆島の伝統産業であり、400年以上もの歴史を持つ醬油造り。今でも20軒以上の醬油蔵や佃煮工場が軒を連ねる「醬の郷」を訪ねました。バスを降りると、まず芳しい醬油の香りが漂ってきます。近隣の工場や建物は黒ずんでいて、これは醬油醸造過程で発生する酵母が屋根や壁などに付着するからなのだそう。蔵が栄えれば栄えるほど黒さが濃くなるといわれ、屋根や壁が真っ黒な所もありました。国の有形文化財にも登録されている「マルキン醬油記念館」では、醬油造りの歴史や製造方法を昔の道具やパネルを使って紹介しており、帰りにはお土産の醬油もいただき、皆様にとても喜んでいただきました。

「醬の郷」の町並み
マルキン醬油記念館

日本三大秘境の一つ「祖谷」

徳島県の中央に聳える剣山を水源とし、西へと流れる祖谷川の流域が祖谷渓と呼ばれています。祖谷渓を代表する名勝、国の天然記念物にも指定されている「大歩危峡」の遊覧を楽しみました。また、日本三奇橋のひとつに数えられる祖谷のかずら橋も訪れました。シラクチカズラで作られた橋は、長さ45m、幅2m、高さ14mもあります。平家の落人が追手から逃れるために切り落とせるように作ったともいわれます。実際に渡ってみると、大きく揺れ、足元も隙間が大きいので下を見ながら注意して歩きました。途中落ちてしまうのではないかと思いましたが、無事に渡り切ることができました。

祖谷のかずら橋は国の重要有形民俗文化財にも指定されています
遊覧船から眺める大歩危峡

脇町 うだつの町並み

重伝建にも登録される脇町は、吉野川北岸の主要街道の撫養街道と讃岐への街道が交差する交通の要衝として発展。吉野川の船運にも適していることから藍の集散地としてもにぎわいました。脇町の町並みは、町家の両端に本瓦葺きで漆喰塗りの「うだつ」が多くみられることで知られています。本来は防火界壁としての役割がありましたが、江戸時代に裕福な商家が立派な「うだつ」を競うようにあげたことから、「うだつが上がらない」の言葉の語源となりました。

うだつの町並み「脇町」
防火扉の役割を持っていた「うだつ」

新千歳発着の旅を始め、ほかにもたくさん北海道発のツアーを募集していますので、ぜひ皆様のご予約をお待ちしております。下記のツアー詳細よりご覧ください。

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