深く知れば知るほど、旅は楽しい

語り部と旅する 晩秋の奈良・わかりやすい仏像巡り【4日間】

  • 集合場所:京都駅※近鉄奈良駅合流/大和西大寺駅離団可能
  • 出発日: 12月3日(水) 、 12月16日(火)
  • 旅行代金:¥198,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
和空法隆寺の選任ガイド、評判の中江太志氏が4日間同行し、わかりやすく説明します。
Point 2
奈良を代表する美仏を解説とともに訪ねる、昨年大好評のコースです。
Point 3
「門前宿 和空 法隆寺」に連泊。名店「神田川」監修の四季を感じる料理も楽しみです。

ツアープランナーより

昨年大好評をいただいた「門前宿 和空法隆寺」の専属ガイド、中江太志氏にお願いし、「奈良・わかりやすい仏像巡り」を再び秋に実現することになりました。奈良を代表する美しい仏像を訪ね、その見方と魅力をわかりやすく解説いただきます。前回同様、奈良の風景や食事、そして秋の特別公開などを楽しみながらの、ゆるやかな仏像巡りにと思っております。中江氏の解説の素晴らしさは、決して堅苦しくなく、ユーモアたっぷり、歴史から建築、美術、仏教、エピソードなど広範囲にわたり、聞く人を飽きさせない、面白い解説であること。おすすめの食事処や、地元の話題なども含め、楽しく、柔らかな「語り部の旅」になること間違いなしです。

国内旅行の醍醐味・旅の楽しさが広がる解説

 深く知れば知るほど、旅の楽しみは増します。「国内旅行の楽しさは、地元のガイドさんの話を聞きながら、その土地の魅力を楽しめること」というお客様が増えています。国内旅行は個人でも行くことができますが、地元のガイドさんから、ガイドブックにはない話を聞けるのが、国内ツアーの大きな楽しみです。コロナ禍で海外旅行が実施できなかった期間に、国内旅行が大きく増え、各地でお客様を感動させれくれる多くの「名ガイド・語り部」に出会いました。
 この「名ガイド・語り部」の皆様にお願いし、国内ツアーの醍醐味を楽しんでいただく新しい旅を発表させていただくことになりました。その土地の歴史や文化の説明だけでなく、レストランやカフェなど、地元のおすすめなども紹介いただきながら、改めて日本の素晴らしさを実感いただけることでしょう。
 日本の旅を何倍にも有意義に楽しんでいただければ幸いです。
(ご注意)語り部は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。

語り部のご紹介

 斑鳩の地、法隆寺の門前に位置する門前宿「和空 法隆寺」のスタッフで、専属の語り部として活躍している中江太志氏。弊社の奈良の旅や、「和空 法隆寺」に宿泊する旅でも、毎回大好評の語り部です。宿専属のスタッフ、語り部ですので、本来は法隆寺とその周辺のみの案内ですが、ツアーでは法隆寺周辺から飛び出し、なんと4日間同行いただきます。テーマは中江氏からの提案もあり、「わかりやすい仏像巡り」としました。日本だけでなく世界の仏教国で必ず出会う仏像。その見方や魅力を、わかりやすく楽しく解説いただけます。

案内人(語り部):中江太志(なかえ たいし)さん

プロフィール
1987年、奈良県天理市に生まれる。15歳より法隆寺地域の観光ガイド活動を始め、これまで案内したお客様は延べ数千人。仏像、建築、仏教思想など様々な分野を織り交ぜる独特な案内方法を持ち、今後の寺巡りが変わるような広い視点での解説を得意とする。長年の経験で培った知識や話術を生かし、現在は門前宿・和空法隆寺のスタッフ、語り部ガイドとして「お寺に行きたくなる」をコンセプトとした唯一無二の体験を提供。

資料を利用しわかりやすく楽しい説明が好評です(イメージ)
人気の語り部ガイド 中江太志氏

奈良を代表する「美仏」を語り部とともに旅する

奈良の美仏の宝庫、興福寺宝物館から旅を始めます

「仏像巡り」というと、何となく固い内容であったり、とくに興味がなければ面白くないのではと思うかもしれません。しかし、しっかりとした説明を聞きながらその仏像に出会うと、その時代背景や、建立した人の願い、そして芸術性がどんどん膨らみ、より興味を持っていただけるでしょう。このたびは、法隆寺の名語り部、中江氏のわかりやすく面白い説明を聞きながら、秋景色の奈良の旅を始めます。まずは「阿修羅像」や「千手観音菩薩立像」など国宝仏像の宝庫、興福寺国宝館を訪問。奈良を代表する国宝の数々をご覧ください。

興福寺は、奈良の美仏の宝庫
興福寺・国宝館の八部衆立像「阿修羅像」

新薬師寺の「薬師如来と十二神将像」と奈良町の散策

興福寺の宝物館で奈良を代表する仏像たちに出会った後は、新薬師寺へ。聖武天皇の病気平癒を祈願し光明皇后が創建した古刹であり、御本尊の「薬師如来」とそれを取り巻くように配された「十二神将像」は、いずれも国宝に指定されています。
翌日は、ホテルMIROKU奈良の周辺、奈良町の中に位置する世界遺産の元興寺や、十輪院などを訪ねます。古刹とともに奈良の旧市街をお楽しみください。

奈良町に位置する世界遺産・元興寺
高畑地区にある古刹 新薬師寺

修復を終えた「九体阿弥陀仏」と、「運慶初期の傑作」を訪ねて

奈良と宇治の間に位置する南山城(みなみやましろ)地区。つい通り過ぎてしまう地域ですが、ここにぜひご覧いただきたい仏像があります。それは浄瑠璃寺に安置される「九体阿弥陀仏」。2018年から1体ずつ修復に入り、いつ訪れても1~2体は空席になっておりましたが、2023年に9体すべての修復が終了。建立された当時の輝きを取り戻して揃いました。
また、奈良市の東、旧柳生街道沿い随一の名刹、円城寺では、運慶最初の傑作とされる国宝「大日如来坐像」もご覧いただきます。

南山城にある古刹・浄瑠璃寺
浄瑠璃寺 本堂には国宝の九体阿弥陀如来像が鎮座します

運慶、快慶の慶派に影響を与えた、阿弥陀三尊像

山の辺の路に近い静かな長岳寺。奈良を訪れてもなかなか訪問しにくい場所ですが、仏像巡りではぜひ訪問したい古刹です。ここで見たいのが、運慶、快慶の慶派に影響を与えたという阿弥陀三尊像です。あまり知られていませんが、奈良を代表する美しい仏像の一つです。

山の辺の路に位置する長岳寺 ©長岳寺
運慶、快慶の慶派に影響を与えたという、阿弥陀三尊像 ©長岳寺

「獅子に乗る文殊菩薩」とフェノロサが愛した「十一面観音立像」

奈良を代表する仏像を訪ねるなら、見逃せないのが安倍文殊院と聖林寺です。安倍文殊院では獅子に乗る文殊菩薩として知られる、御本尊の国宝・文殊菩薩と4体の脇士像です。特に獅子に乗る騎獅文殊菩薩の美しさは秀逸で、脇士を含めた5体のすべてが国宝に指定されています。また、すぐ近くの聖林寺には、フェノロサが愛し、ミロのヴィーナスと比較されるこちらも国宝の「十一面観音立像」があり、奈良の2つの美仏を訪ねることができます。

安倍文殊院の獅子に乗る文殊菩薩像 ©奈良県ビジターズビューロー
安倍文殊院、金閣浮御堂も見学します
十一面観音立像を擁する聖林寺
フェノロサを魅了した国宝・十一面観音立像 Ⓒ聖林寺

日本最古の釈迦如来像「飛鳥大仏」へ

奈良の大仏巡りに欠かせないのは、やはり「飛鳥大仏」でしょう。日本に仏教が伝えられたのは6世紀初め。それから間もなく建立された飛鳥寺に置かれたのが、本尊釈迦如来像でした。日本に現存するもっとも古い釈迦如来像といわれています。飛鳥時代の仏像の特徴をよく残しており、法隆寺の金堂釈迦三尊像とともに、飛鳥時代を代表する仏像の一つとなっています。

多くの史跡がある明日香村に位置する飛鳥寺
百済とのつながりが見られる飛鳥寺

世界遺産、国宝を眼前に。快適な「門前宿 和空 法隆寺」

1400年以上の歴史を誇る世界遺産「法隆寺」に隣接する「門前宿 和空 法隆寺」です。宿坊をイメージした落ち着いた宿で、法隆寺への観光客が帰ってしまう夕刻から翌朝にかけて、まさに静かな斑鳩の雰囲気に浸ることができます。料亭「神田川」が監修した「門前懐石」や、宿泊者だけの「歴史トークショー」も魅力的。そして、翌朝は観光客の少ない時間に散策と、思い出に残る一泊になることでしょう。今回は通常の「歴史トークショー」に加え、翌日には「ツアーの皆様だけの貸切トークショー」も実施いただきます。

快適な門前宿「和空 法隆寺」
「和空 法隆寺」の楽しみの一つ、歴史や文化を学べるトークショー

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
京都駅12:00集合 京都駅12:25発 近鉄奈良駅12:59着 MIROKU奈良 興福寺 新薬師寺 MIROKU奈良

■各地より京都駅に集合。

■京都駅より近鉄特急にて近鉄奈良駅へ。

■着後、タクシーに分乗し、宿泊のホテルMIROKU奈良へ。

語り部・中江太志氏と合流し、4日間にわたる語り部の旅の始まりです。】

まずは、ホテルからほど近い●興福寺へ。

■奈良を代表する国宝の宝庫、●興福寺国宝館を見学します

■その後、国宝の「薬師如来坐像」、「十二神将像」で知られる●新薬師寺へ。

■見学後、奈良町に位置するホテルに戻ります。

(奈良泊)

2日目
奈良08:30発 (元興寺、十輪院) 奈良13:00発 浄瑠璃寺 円成寺 斑鳩17:00着

■午前、ホテルのある奈良町の散策です。

■奈良町の中心に位置する世界遺産の●元興寺を見学。

■その後、珍しい石仏龕を祀る●十輪院を訪れます。

■昼食後は、バスにて奈良と宇治の間に位置する南山城地区へ。

「九体阿弥陀仏」を安置する●浄瑠璃寺へ。奈良に戻り柳生街道随一の名刹、運慶初期の傑作で国宝「大日如来坐像」をご覧いただける●円成寺を見学します。

■見学後、法隆寺門前にある「門前宿 和空 法隆寺」にチェックイン。

■夕刻、ホテルにて「歴史トークショー」を楽しみます。

(斑鳩泊)

3日目
斑鳩09:00発 長岳寺 安倍文殊院 聖林寺 飛鳥寺 斑鳩17:00着

■午前、美しい阿弥陀三尊像で知られる●長岳寺、●安倍文殊院にて、「騎獅文殊菩薩像」(国宝)を鑑賞します。

■その後、フェノロサも愛した国宝「十一面観音立像」がある●聖林寺へ。

■昼食後は、歴史の里、明日香村へ。

■日本最古の仏像といわれ、7世紀に造られたという釈迦如来坐像「飛鳥大仏」のある●飛鳥寺を訪れます。

■見学後、ホテルのある斑鳩へ。着後、法隆寺門前に建つ「門前宿 和空法隆寺」にチェックイン。

■ホテルにて、ツアーのお客様だけの「特別トークショー」をお楽しみいただきます。

(斑鳩泊)

4日目
(法隆寺) 斑鳩12:00発 大和西大寺駅12:40着 13:15発 京都駅13:45着

■午前、中江氏のホームグラウンド、●法隆寺を拝観します。旅のテーマに合わせた「仏像を中心とした特別案内」です。

■拝観後、和空法隆寺よりバスにて大和西大寺駅へ。

■大和西大寺駅より、近鉄特急にて京都駅へ。着後、解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

※語り部は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。

※興福寺境内の五重塔は修復工事中のため、ご覧いただけません。予めご了承ください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
12月3日(水)発

旅行代金:¥198,000

1名室利用追加代金:¥30,000

MIROKU奈良:スタンダードルーム(25㎡)利用

1名利用はスタンダード・ダブルルームとなります。(17㎡)


旅行代金:¥208,000

1名室利用追加代金:¥35,000

MIROKU奈良:スーペリアルーム(34㎡)利用

12月16日(火)発

旅行代金:¥198,000

1名室利用追加代金:¥30,000

MIROKU奈良:スタンダードルーム(25㎡)利用

1名利用はスタンダード・ダブルルームとなります。(17㎡)


旅行代金:¥208,000

1名室利用追加代金:¥35,000

MIROKU奈良:スーペリアルーム(34㎡)利用

■1名室利用追加代金:¥30,000~¥35,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。

現地合流・離団:近鉄奈良駅合流(出発)/大和西大寺駅離団(帰着) 旅行代金から¥2,000引きとなります。

 

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