目指せ世界遺産

「飛鳥・藤原の宮都」古墳文化隆盛の謎に迫る【3日間】

  • 集合場所:京都駅
  • 出発日: 12月10日(水) 、 12月17日(水) 、 1月14日(水)
  • 旅行代金:¥148,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
弥生時代の集落遺跡からヤマト王権の巨大古墳まで時代ごとの古墳をご案内します。
Point 2
日本を代表する壁画古墳や巨石古墳をご覧いただきます。
Point 3
古墳時代の後期に現れた特徴的な正八角形の墳墓を見学します。
Point 4
語り部が3日間同行し、一つ一つの古墳を詳しく解説します。

ツアープランナーより

令和8年夏の世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原」の、地元はおおいに盛り上がっています。このたびは、王君や有力者の墓である「古墳」に注目し、ヤマト王権が勢力を広げていく過程を辿りながら、ご紹介します。ツアーには数々の書籍を手掛ける古墳ライターの郡麻江さんに同行していただき、弥生時代の環濠集落遺跡からヤマト王権誕生の地とされる纏向(まきむく)、国の始まり飛鳥の古墳群や河内平野の巨大古墳まで、黎明期から最盛期を迎える古墳群を詳しくご案内します。石舞台古墳や高松塚古墳など全国的に知られるものはもちろん、あまり知られていないけれど歴史的に重要な古墳も組み込んでいます。世界遺産になると観光客が増えることも予想されますので、落ち着いてご覧いただくなら今がおすすめです。

国内旅行の醍醐味・旅の楽しさが広がる解説

 深く知れば知るほど、旅の楽しみは増します。「国内旅行の楽しさは、地元のガイドさんの話を聞きながら、その土地の魅力を楽しめること」というお客様が増えています。国内旅行は個人でも行くことができますが、地元のガイドさんから、ガイドブックにはない話を聞けるのが、国内ツアーの大きな楽しみです。コロナ禍で海外旅行が実施できなかった期間に、国内旅行が大きく増え、各地でお客様を感動させれくれる多くの「名ガイド・語り部」に出会いました。
 この「名ガイド・語り部」の皆様にお願いし、国内ツアーの醍醐味を楽しんでいただく新しい旅を発表させていただくことになりました。その土地の歴史や文化の説明だけでなく、レストランやカフェなど、地元のおすすめなども紹介いただきながら、改めて日本の素晴らしさを実感いただけることでしょう。
 日本の旅を何倍にも有意義に楽しんでいただければ幸いです。
(ご注意)語り部は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。

古墳ライターが同行し、古代国家が生まれた地を歩く

弥生時代の集落遺跡からヤマト王権の巨大古墳まで、時代ごとの古墳をご案内します

「日本の歴史のふるさと」といわれる飛鳥と、河内平野に点在する遺跡と古墳を、時代ごとに紹介します。環濠集落の唐古・鍵遺跡から飛鳥盆地の東部に位置する柳本・纏向(まきむく)古墳群、ヤマト王権初期の王君(天皇)の古墳、さらに百舌鳥・古市古墳群の巨大古墳まで、ムラからクニへ、さらにヤマト王権のもとで国の形が整い権力を強めてゆく様子を詳しくご覧いただきます。

弥生時代の環濠集落遺跡の唐古・鍵遺跡 ©一般社団法人 田原本まちづくり観光振興会
大仙陵古墳(写真はイメージです。このツアーでは上空からはご覧いただけません)

日本を代表する壁画古墳や巨石古墳をご覧いただきます

鮮やかな色彩の女性群像で有名な高松塚古墳、四神や天文図が描かれたキトラ古墳、30個もの巨石を積み上げて造られた石舞台古墳など、飛鳥の古墳を代表するこれらの古墳はもちろん、飛鳥地域に点在する数々の古墳をつぶさに訪ねます。発掘調査が進み、新たな説がとなえられてきた古墳もありますので、語り部の解説を聞きながらご覧ください。
※高松塚古墳、キトラ古墳とも実物の壁画を見ることはできません。

装飾壁画が有名な高松塚古墳
キトラ古墳は天文図が特徴です(写真は四神の館)
巨大な岩で組まれた石舞台古墳は蘇我馬子の墓といわれています
石舞台古墳内部

古墳時代後期に現れた、特徴的な正八角形の墳墓を見学します

これまであまり知られていなかった正八角形の古墳ですが、牽牛子塚(けんごしづか)古墳の復元により注目されるようになりました。まるでピラミッドのような形状は飛鳥時代の天皇陵の特徴とされ、私たちの古墳の概念を吹き飛ばします。律令国家の基礎を築いた天武天皇と、その意思を継いだ持統天皇の陵墓や、高松塚古墳の近くにある中尾山古墳も八角形の墳丘墓です。それぞれを見晴らす位置に築造された王家の古墳。古代ロイヤルファミリーの絆にも思いを馳せてみましょう。

飛鳥の女帝の墓ではないかとの説もある牽牛子塚古墳
律令国家の基礎を築いた天武・持統天皇陵
近年まで発掘調査が続いていた中尾山古墳

ここからすべてが始まった! ヤマト王権誕生の地へ

纏向(まきむく)遺跡群に属する箸墓(はしはか)古墳は日本最初の大型の前方後円墳とされ、「魏志倭人伝」に記された卑弥呼の墓と大きさが類似していることから、邪馬台国畿内説の拠りどころのひとつとなっています。しかし最近は邪馬台国説云々よりも、「ヤマト王権が始まった地=纏向」であることが注目されています。また、黒塚古墳からは33面の三角縁神獣鏡が出土しており、黎明期にあったヤマト王権が列島を一つにまとめていくうえで重要な威信材だった鏡が大量に出土したことは、被葬者とヤマト王権との密接な関係をうかがわせます。古代日本の黎明期に思いを馳せながら、これらの古墳や遺跡をご覧いただくのも面白いでしょう。

卑弥呼の墓の候補地の一つ箸墓(はしはか)古墳
三角縁神獣鏡が多数出土した黒塚古墳

語り部:郡 麻江(こおり まえ)さん

出版社勤務を経てフリーランスライターに。ユネスコ世界遺産に認定された百舌鳥・古市古墳群の89基をすべて巡り、今までになかった新しいガイド本を執筆し注目を集める。最近は古墳のみならず縄文、弥生も含めた時代をフィールドに、雑誌や書籍、Webマガジンに執筆を続けながら日本各地の遺跡や古墳を駆け巡り、古墳古代の面白さを広める活動を行っている。「日本旅のペンクラブ」会員。

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
京都駅11:10発 大和八木駅11:57着 橿原駅前17:00着

■京都駅に集合。

■近鉄電車で大和八木駅へ。

【語り部と旅する】弥生時代の環濠集落唐古・鍵考古学ミュージアム遺跡史跡公園、三角縁神獣鏡が多く出土した黒塚古墳を見学。

行燈山(あんどんやま)古墳(崇神天皇陵)渋谷向山(しぶたにむかいやま)古墳(景行天皇陵)、日本最初の前方後円墳○箸墓(はしはか)古墳を車窓からご覧いただき、桜井市立埋蔵文化財センターへ。

■見学後、橿原駅前のホテルへ。

【2連泊】(橿原泊)

2日目
橿原駅前08:30発 (明日香) 橿原駅前17:00着

【語り部と旅する】世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産を巡ります。

■飛鳥時代の天皇陵の象徴である正八角形の○牽牛子塚(けんごしづか)古墳、日本を代表する壁画古墳の●キトラ古墳(四神の館)、蘇我馬子の墓とされる●石舞台古墳を見学。

■午後、○天武・持統天皇陵、○高松塚古墳、○中尾山古墳を見学。○神武天皇陵、○橿原神宮に参拝しホテルへ。

(橿原泊)

3日目
橿原駅前09:00発 (羽曳野) (堺) 新大阪駅15:00着

■バスで生駒の山並みを越え河内平野へ。

【語り部と旅する】古市古墳群の中心である○誉田御廟山(こんだごびょうやま)古墳(応神天皇陵)、国内最大、百舌鳥古墳群の○大仙古墳(仁徳天皇陵)を見学。

●百舌鳥古墳群ビジターセンターを見学し、バスで新大阪駅に向かいます。

■新大阪駅にて解散。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
12月10日(水)発

旅行代金:¥148,000

12月17日(水)発

旅行代金:¥148,000

1月14日(水)発

旅行代金:¥148,000

※1名室利用追加代金:¥16,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

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