【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年05月20日
【帰国レポート】古北水鎮と2つの長城の旅
<5月13日発 添乗員 東京支店・相澤満弘>
<5月13日発 添乗員 東京支店・相澤満弘>
日本航空直行便を利用し、新緑の北京へ出かけてきました。世界遺産に登録される、中国を代表する観光地「万里の長城」は、有名な「八達嶺(はったつれい)長城」と、明代の造営から修復されず手つかずのまま残る急峻な「司馬台(しばだい)長城」のふたつを訪問。
司馬台長城の麓にある古北水鎮には2泊し、水辺の美しい水郷を眺めながらのんびりとしたひとときをお過ごしいただきました。

「万里の長城」は2つの視点から眺めました
紀元前の王朝からの築造を含めると、総延長2万キロを超えるとされる大建築「万里の長城」。2000年もの歳月をかけて、いくつもの王朝が長城を築きました。特に明代には北方民族の侵略を防ぐため、東は北朝鮮との境にあたる「虎山長城」から西端にある「嘉峪関」まで、9000キロ近い堅牢な長城が築かれました。
多くは朽ちてしまっているものの、首都が置かれた北京の防衛地点として強固に造られた「八達嶺長城」は、観光地として非常に人気でしっかり修復されています。
私たちは北京首都国際空港に降り立ち、さっそく八達嶺長城を訪問。ご参加の方の中には以前訪ねた際に山麓から歩かれた方もいらっしゃいましたが、今はロープウェイが完備されており、山頂1015メートル地点近くまで行くことができます。そこから坂道や階段(けっこう急な場所が多いですが、すべて手すりあり)を上がって、山頂の北八楼に到着! 人気観光地だけに多くの観光客で賑わっていました。


今回の旅では、もうひとつの「万里の長城」司馬台長城も訪問。八達嶺長城と異なり修復されていない珍しい長城で、急峻で荒々しい様子が窺えます。麓の古北水鎮からロープウェイが2014年に開通。午前中、空中散歩で長城近くまで上がってから、万里の長城を目指しました。その日、私たちグループがロープウェイに乗った「初めのお客さん」とのこと。35ある楼閣のうち、第5から第10までが一般的な開放地点ですが、観光客の少ない貸し切り状態の中、たっぷりと長城を探訪しました。
また、古北水鎮に宿泊することで夜のライトアップの時間帯にも再訪し、驚異の建築物を違った視点から満喫しました。




古北水鎮には2連泊。静かな雰囲気の「古村」巡りを楽しみました
北京市内「長富宮飯店」(ホテルニューオータニ長富宮)に宿泊した後、市内より北2時間の場所にある古北水鎮へ。首都北京の面積は16,410平方キロで、日本最大の県・岩手県よりも大きく、四国4県を足したより小さいくらい。2時間のドライブでたどり着いた場所もまだ北京で、「北京市密雲区」という山間の景観がきれいな場所です。
万里の長城・司馬台長城の麓に、長城防衛のために置かれた司馬鎮が、2015年、大開発により一大リゾートとして再誕。かつての古い建材を使用し、町並みを見事に再現しています。水辺には明代、清代の面影感じられる建築が並び、造り酒屋や染物屋、民俗博物館が伝統建築の中に築かれています。ホテル、民宿、レストラン、カフェ、バーが並び、人々が憩う場所です。
北京市内はもう30度を超える暑さでしたが、古北水鎮は涼やかな気候でした。美しい山の眺めや青空、水辺の景色に、新緑が特に美しく映える町を2連泊でたっぷり楽しみました。平日でしたので観光客の姿はとてもまばらで、同じ北京といっても市内とは大違い。朝や夜は特に町並みに静けさが感じられ、この風情を楽しめる場所は、広い中国といえども少なくなってしまったかもしれません。






2022年の海外渡航再開以来、中国ビザの取得が厳しくなっていましたが、暫定的に2025年12月31日まで中国査証(ビザ)が不要となりました。
今年は、特に中国のツアーに力を入れて発表しています。ぜひこの機会に、中国各地へぜひお出かけください。
まだまだあります! 中国の旅
相澤が現地を視察しました。万里の長城「虎山長城」も訪ねます。
万里の長城「嘉峪関」も訪ねます。
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