2012年入社、以来九州支店ひと筋で研鑽を積んできた山﨑大輔社員。昨年は支店長代理を務め、この春晴れて九州支店の支店長に就任した。

　中途入社だった山﨑社員だが、実は大学時代、就職活動でワールドに応募していたのだという。しかし書類選考を通らず、他業種に就職。「30歳を目前にし、ふとワールドのことを思い出しホームページを開いてみたら、九州支店の求人が出ていて、これは！と」。思い立ったらまっしぐら、すぐに仕事を辞め、勇んで応募しようとするも、すでに募集終了……。しかし一度火が着いた旅行業、とりわけワールドへの思いは止みがたく、半年間添乗員の仕事を経験、募集再開を確認し、改めてワールドの門を叩いた。

　なぜそこまでワールドに？ と問うと、「企画から添乗まですべてできる、そんな旅行会社はほかにないと強く魅力を感じていましたから。実際に海外に添乗に出てみると、世界各地の文化や考え方の違いなど、通り一遍の観光地巡りだけではふれることのできない、ワールドのツアーならではの旅の『深み』『面白さ』に改めて気づきました」。得意ジャンルは？と聞くと、「九州支店では、私は秘境担当ですね」と笑った。

　今後の抱負は、「九州の皆様に、ワクワクするような魅力溢れる旅をお届けする」こと。今年秋以降には福岡空港発着の海外便の増加が見込まれ、また福岡空港の拡充も発表されており、期待が高まる。利便性の高い関空発のヨーロッパ方面ツアーも、引き続き取り組んでいく。

　「九州支店はアットホームなところが何よりの魅力です。頼りになる光武マネージャーに木村チーフ、若手の熊谷、副田も順調に添乗を経験し、新戦力の竹内にも大いに期待しています。