湯治場として栄えた別府の魅力が凝縮した宿へ

126年の歳月（とき）を経て生まれかわった老舗旅館を3連泊貸し切り

別府温泉の旧市街である鉄輪温泉に、明治32年に開業したのが「冨士屋旅館」です。当時、湯治用の木賃宿が多かった鉄輪温泉における「旅館」文化の走りとなりました。2025年には、明治期の旅館建築である本館を残しつつ、全13部屋の新館が完成。「冨士屋ホテル」として生まれ変わりました。歴史的な本館はロビー、ラウンジなどに利用した、快適なスモールラグジュアリーホテルです。この「冨士屋ホテル」を貸し切り、今なお湯治場の面影を残す別府温泉の魅力を、逗留しながら満喫いただく旅としました。　

鉄輪温泉名物の地獄蒸しキッチンや、サロンコンサートも

「冨士屋ホテル」は鉄輪温泉の本来の魅力を味わえるよう、「現代の新しい湯治」をコンセプトにしています。鉄輪名物「地獄蒸し窯」をキッチンに備え、地獄蒸し料理を作ることができます。また、カフェやセレクトショップ、クラシックコンサートが開かれる小ホールなども設けており、ゆっくりと滞在いただけます。

別府温泉の湯治文化を今に伝える　鉄輪温泉界隈

「冨士屋ホテル」は、別府温泉の湯治文化を今に残す鉄輪温泉の中心に位置しています。ホテルの周辺には別府温泉名物、砂蒸し湯などの立ち寄り湯が多く、外湯巡りが簡単にできます。別府温泉でもレトロな雰囲気が残る場所ですので、源泉ハンターと呼ばれる専門ガイドとともに鉄輪温泉ぶらり散歩や、「別府地獄めぐり」などもお楽しみください。

漁港の朝市見学と漁師飯の朝食を

別府は海の幸の宝庫でもあります。干潟が広がる豊前海、瀬戸内海に大きく開く別府湾、そして独特な地形のリアス式海岸が続く豊後水道と、変化に富んだ地形はまさに絶好の漁場で、別府港には年間を通して多様な海産物が水揚げされます。3日目は早起きして漁船に乗船し、朝日にきらめく別府湾をクルージングしながら大神漁港へ。ここでは、一般の人も新鮮な魚を購入できる珍しい朝市が開催されます。漁師さんと一緒に、地元ならではのお話を聞きながら活気ある朝市を巡ります。漁港ならではの朝ごはんも楽しみです。

別府のモノづくりを体験する特別プログラムも楽しめます（実費となります）

　別府の滞在をより一層楽しんでいただくため、ご希望の方はモノづくりを体験するプログラムをホテルが用意しています。地獄蒸しキッチンを利用しての「味噌づくり体験」と、別府名物の「竹細工づくり体験」です。専門の先生が丁寧に教えてくれますので、ご安心ください。できた味噌や竹細工は、旅の思い出にお持ち帰りいただけます。
「味噌づくり体験」約2時間（実費￥6,000）、「竹細工づくり体験」約2時間（実費￥8,000）
　※ホテルチェックイン時に、申し込みが可能です。