歴史の薫り漂う、富山の春

曳山祭りと雪の大谷を楽しむ 富山滞在の旅【4日間】

  • 集合場所:富山駅
  • 出発日: 4月30日(木)
  • 旅行代金:¥208,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
加賀百万石の文化が色濃く残る、富山の春の三つの祭礼を巡ります。
Point 2
この時期だけのアルペンルート、立山の「雪の大谷ウォーク」へ専用バスで訪れます。
Point 3
ミレーはじめバルビゾン派の絵画を収蔵、展示するギャルリ・ミレーなど、富山の町も見逃せません。

ツアープランナーより

加賀百万石の文化が色濃く残る、富山の春の三つの祭礼を巡ります。三つの祭礼には、それぞれの物語があります。豊臣秀吉公ゆかりの御所車を継ぐ「高岡御車山祭」に息づくのは、格式ある「武家の誇り」。 豪商たちが贅を尽くして築いた「越中八尾曳山祭」に見る「商人の意地」。 そして、夜の行燈が温かく町を照らす「福野夜高祭」に溢れる「町民の心意気」。それぞれの土地の人々が、長い歳月をかけて大切に守り継いできた歴史の結晶です。 華やかな祭りの奥にある、三者三様の物語をゆっくりと紐解きます。

見どころの紹介

四百年の伝統 加賀前田家ゆかりの「高岡御車山祭」

富山県高岡市で毎年5月1日に開催される「高岡御車山祭(たかおかみくるまやままつり)」は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、国の重要有形および重要無形民俗文化財の両指定を受ける日本でも数少ない祭礼です。
その起源は、1588年に豊臣秀吉が使用した御所車を前田利家が拝領し、後に高岡城を築いた子の前田利長が町民に与えたことに始まると伝えられる、由緒ある祭りです。高岡の優れた金工・漆工などの伝統工芸技術の粋を集めて装飾された絢爛豪華な7基の御車山が、優雅な囃子とともに市街を巡行します。

高岡の町並みを巡行する御車山 ©高岡観光ナビ


贅を尽くした商人の粋 「越中八尾曳山祭」

「おわら風の盆」の舞台として名高い町・越中八尾。毎年5月3日、この静かな町は江戸の華やぎに包まれます。富山県指定無形民俗文化財「越中八尾曳山祭」です。主役となるのは、かつて養蚕や和紙で財を成した豪商たちが、その財力と美意識を競って造らせた6基の曳山。井波彫刻の獅子や龍、高岡金工の金具、艶やかな漆工など、富山の伝統工芸の粋が結集したその姿は、まさに至高の芸術品です。最大の見どころは、坂の町ならではの巡行風景。重厚な曳山が、車輪をきしませながら急な坂道を上り下りする様は、勇壮でありながらどこか哀愁漂う優雅さを湛えています。三味線や笛が奏でる典雅な曳山囃子とともに、古き良き商都の繁栄を肌で感じるひとときです。

井波彫刻や金工の極み「商人の粋」を尽くした絢爛豪華な曳山 ©(公社)とやま観光推進機構

夜の闇に浮かぶ「光」と「音」の祭り 「福野夜高祭」

370余年の歴史を誇る富山県指定無形民俗文化財「福野夜高祭(ふくのよたかまつり)」。町民の心意気が生んだ、勇壮かつ優美な夜祭りです。主役は、高さ約6.5メートルにもおよぶ巨大な「行燈山車」。竹と木で組まれた骨組みに最高級の和紙を張り、極彩色の武者絵を描いた大小の行燈に灯が入ると、まるで光るねぶたが夜空を舞うような美しさを放ちます。「ヨイヤサ」という威勢のよい掛け声、哀愁を帯びた夜高太鼓と笛の音色。それらが一体となり、夜の町を練り回ります。

闇夜に浮かぶ、光と和紙の芸術。極彩色の行燈山車が、福野の夜を幻想的に染め上げます ©南砺市観光協会

この時期だけのアルペンルート「雪の大谷ウォーク」へ専用バスで

もう一つ、この季節ならではの楽しみが、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷ウォーク」です。冬の間雪に埋もれていたアルペンルートが開通するのが、4月の中旬。その後、雪解けとなる6月中旬までのわずかの間だけ、10数メートルの雪の壁の間を歩く「雪の大谷ウォーク」が許可されます。特に迫力があるのは、4月の開通直後から5月上旬。この時期は15メートル以上の雪の壁が見られ、その迫力に圧倒されます。公共交通機関のみ走行が可能なアルペンルートにあって、富山の室堂までのみ一般の貸し切りバスの入場が許可されており、「雪の大谷」のある室堂まで、乗り換えなしで行くことができます。

雪の大谷ウォークはこの季節ならではです(イメージ) ©立山黒部アルペンルート
4月中旬の開通から6月中旬までだけの絶景(イメージ) ©立山黒部アルペンルート

意外と通り過ぎてしまう富山の町の魅力を楽しむ

富山湾の豊富な海の幸と、立山連峰の自然の恩恵を受ける富山。越中富山の薬、鱒ずしと白海老の町としても全国的に知られています。しかし、意外と通り過ぎてしまい富山市内を見ていない方が多いのではないでしょうか。今回は、薬びん製造から発展したガラスの町として、世界的に有名なガラス彫刻家デイル・チフーリ氏が手掛けた「グラス・アート・ガーデン」などが楽しめる話題のガラス美術館も訪問。また、ミレーを中心とした印象派絵画コレクションが収められる、北陸銀行の町中美術館「ギャルリ・ミレー」も必見です。

街角の小さな美術館、ギャルリ・ミレー ©富山市観光協会

建物も一見の価値があるガラス美術館 ©富山市観光協会

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
富山駅14:00集合

■各地より富山駅へ集合。

■富山駅着後、ホテルに荷物を置き、富山市内の観光。

■市電を利用し、●ガラス美術館、印象派ミレーのコレクションが素晴らしい●ギャルリ・ミレー、老舗薬店の●池田屋安兵衛商店などを見学します。

【3連泊】(富山泊)

2日目
富山08:45発 (高岡) (内川) (福野) 富山21:00着

■午前、北陸随一の曳山祭りと言われる「高岡御車山祭」を楽しみます。

■午後は、レトロな運河の町、内川のクルーズを楽しみます。

■早めの夕食後、夜の曳山の美しさで知られる「福野夜高祭」にご案内します。

(富山泊)

 

3日目
富山09:30発 (雪の大谷) 富山16:00着

■午前、アルペンルートを立山山麓、室堂へ。

■着後、○雪の大谷ウォークを楽しみます。

■午後、立山信仰の歴史を紹介する、●立山博物館へ。「立山曼荼羅」の絵解きを楽しみます。

■その後、富山に戻ります。

(富山泊)

4日目
富山09:00発 (越中八尾) 富山駅14:00頃着

■午前、古い町並みの中で行われる「越中八尾曳山祭」を訪ねます。

■料亭「おんのじ」にて、昼食。

■昼食後、富山駅へ。着後、解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月30日(木)発

旅行代金:¥208,000

※1名室利用追加代金:¥15,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

 

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