訪れにくい名美術館を訪ねて

東海 珠玉の美術館めぐり【4日間】

  • 集合場所:静岡駅
  • 出発日: 3月4日(水) 、 3月18日(水)
  • 旅行代金:¥199,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
東海地方に点在する小さいながらも見ごたえのある美術館を一度に巡ります。
Point 2
風情あふれるローカル線、天竜浜名湖鉄道に貸切乗車します。
Point 3
各地の名店での食もお楽しみください。

ツアープランナーより

資生堂をはじめ大きな企業を有する東海地方には、公立、私立ともに魅力的な美術館が点在しています。いずれも主要駅から離れており、個人では訪れにくい美術館を一度に巡る企画としました。ロダンコレクションで知られる「静岡県立美術館」から、近代西洋美術の宝庫「ヤマザキマザック美術館」、そして谷口吉生設計の建築も特徴的な「資生堂アートハウス」と「豊田市美術館」など、それぞれが特色あるアート空間を形作っています。「秋野不矩美術館」や「ねむの木子ども美術館どんぐり」など、道中の小さくも愛らしい美術館も必見です。各地の食と併せてアートに浸る旅をご提案します。

個人では訪れにくい個性的な美術館の数々へ

西洋美術の足跡を辿る2つの美術館「静岡県立美術館」「ヤマザキマザック美術館」

西洋美術コレクションで知られる2つの美術館を訪れます。静岡県立美術館は、「地獄の門」をはじめとするロダン作の彫刻32点と、ロダン前後の彫刻を展示するロダン館にご案内します。名古屋にある「ヤマザキマザック美術館」は、18世紀から20世紀に至るフランス美術300年の流れが一望できるコレクションを有し、ロココ時代からロマン主義、印象派など近代西洋美術の歴史を知るのに最適です。

ヤマザキマザック美術館 5階の絵画作品の展示室〈赤の間〉

資生堂が手掛ける現代美術の殿堂「資生堂アートハウス」「資生堂企業資料館」

資生堂掛川工場の一角にある「資生堂アートハウス」。コレクションの中核は、資生堂が文化芸術支援活動の一環として、東京・銀座の資生堂ギャラリーを会場に開催してきた「椿会美術展」や「現代工藝展」などに出品された絵画、彫刻、工芸品です。開館日が限られるため、なかなか訪れにくい訪問地ですが、今回ご案内できる運びとなりました。ラリック、バカラ、ヴィアールを始めとした香水瓶コレクション展などが開催されています。高宮眞介、谷口吉生の設計による建築も見どころです。隣接する資生堂企業資料館には歴代のポスターや資生堂の製品などが展示され、懐かしの広告等、こちらも見ごたえがあります。

1979年度の「日本建築学会賞」を受賞した資生堂アートハウス
資生堂企業資料館

掛川・二俣の小さな美術館「秋野不矩美術館」「掛川市ステンドグラス美術館」

掛川・二俣では小さいながらも魅力的な美術館を訪問。日本画の枠に留まらずインドに魅せられた秋野不矩の作品は必見です。また国内初の公立の「ステンドグラス美術館」は、19世紀の英国ヴィクトリア朝時代の作品やフランス・トゥール製のバラ窓など、美しい色彩の光に満ち溢れています。

秋野不矩美術館の外観  建築家・藤森照信氏が設計した美術館。漆喰の壁面、藤ござの通路、大理石の床など、自然素材をふんだんに生かした特徴的な建築です
掛川市ステンドグラス美術館 内部

女優宮城まり子さんが生涯を費やした「ねむの木村」

戦後多くの映画に出演し、歌手としては8度の紅白歌合戦にも出場したスター俳優、宮城まり子。彼女が、その生涯をかけて作り上げてきたのが「ねむの木村」です。1968年に日本ではじめて民間による、からだにハンディキャップのある子どもたちの施設「ねむの木学園」を開設。障がいを持った人たちの村づくりを実現するために静岡県掛川の地に教育施設や療護施設、美術館、喫茶店など様々な施設が完成しました。その活動は映画『ねむの木の詩』にも描かれ、日本の私立社会福祉施設の先駆けとして知られています。ねむの木学園では、勉強のほか、絵画や歌、舞台などの表現活動にも力を入れており、子どもたちの描いた絵は世界的にも高い評価を受けています。今回は、ねむの木学園内にある「ねむの木こども美術館どんぐり」や、宮城まり子さんの活動を支えた作家、吉行淳之介の文学館を訪れます。

ねむの木ごども美術館どんぐり
内部には色彩豊かな子どもたちの絵画や宮城さんのメッセージが並びます

全線区間が国登録有形文化財 日本の原風景を鉄道で楽しむ

天竜浜名湖鉄道は、掛川から新所原を結ぶ全長約67キロのローカル線で、国鉄時代は二俣線と呼ばれていました。電化されておらず、すべて単線です。ツアーでは貸切車両を利用し、この鉄道の天竜二俣駅から新所原駅まで乗車します。途中の気賀駅では、全国で53カ所ある関所の一つである気賀関所を訪ね、天竜二俣駅では転車台や鉄道歴史館をご案内します。貸切車両には専属の案内人が乗車しますので、解説を聞きながら、美しい浜名湖畔と変化に富んだ三河地方の景観をのんびりお楽しみください。

橋脚や駅舎など36の施設と線路自体が国の登録有形文化財になっています

静岡「浮月楼」、豊橋「黒やなぎ」 名店の味を堪能

静岡では江戸幕府最後の将軍徳川慶喜公が暮らした屋敷跡を利用した「浮月楼」、豊橋では和の名店「黒やなぎ」での夕食をご用意しました。「黒やなぎ」の二代目店主の黒柳武志さんは京都の名店「菊乃井露庵」店主村田吉弘氏のもとで修業を積み、第七回の日本料理コンペティション(2020年)で世界チャンピオンに輝く実力派。見た目にも美しい日本料理をごゆっくりお楽しみください。

菊乃井露庵で修業を積んだ黒柳武志さん
落ち着いた「黒やなぎ」の外観
徳川慶喜公の邸宅跡に開かれた料亭「浮月楼」

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
静岡駅11:00発 焼津 静岡県立美術館ロダン館 静岡

■午前、静岡駅に集合。

■昼食は焼津にてまぐろ丼をお召し上がりください。

■その後、ロダンコレクションで知られる●静岡県立美術館にご案内します。

■夕食は徳川慶喜公の屋敷を改装した「浮月楼」にて。

(静岡泊)

2日目
静岡駅09:00発 (資生堂アートハウス・掛川ステンドグラス美術館・ねむの木こども美術館) 掛川

■午前、掛川へ。

■掛川着後、バスにて谷口吉生氏が設計した●資生堂アートハウス、●資生堂企業資料館●掛川市ステンドグラス美術館、●ねむの木こども美術館どんぐりを訪れます。

(掛川泊)

3日目
掛川09:00発 (秋野不矩美術館) 天竜二俣駅12:17発 (天竜浜名湖鉄道貸切乗車) 新所原13:44着 豊橋

■午前、掛川駅より天竜二俣へ。●浜松市秋野不矩美術館を訪れます。

■その後、天竜二俣駅にて転車台や●鉄道歴史館を見学し、天竜浜名湖鉄道に貸切乗車。途中、気賀関所にも立ち寄ります。車内は係員の解説とともにお楽しみください。

■新所原駅着後、バスにて豊橋へ。

■夕食は豊橋の名店「黒やなぎ」にて。

(豊橋泊)

4日目
豊橋 09:00発 (豊田市美術館) (ヤマザキ マザック美術館) 名古屋駅15:00解散

■午前、谷口吉生設計の●豊田市美術館へ。

■その後、名古屋の●ヤマザキマザック美術館にご案内します。

■午後、名古屋駅にて解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
3月4日(水)発

旅行代金:¥199,000

3月18日(水)発

旅行代金:¥199,000

■1名室利用追加代金:¥10,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

 

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