1万本の紅白梅咲く「月ヶ瀬梅林」

柳生と伊賀、南山城の里山と早春の京都を訪ねる旅【4日間】

  • 集合場所:京都駅
  • 出発日: 3月3日(火) 、 3月10日(火)
  • 旅行代金:¥218,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
関西屈指の梅林「月ヶ瀬梅林」、五月川の両岸に約1万本の梅が咲き誇ります。
Point 2
京滋の梅の名所「石山寺」、「城南宮」と「北野天満宮」に参詣します。
Point 3
山間にたたずむ剣聖の郷「柳生の里」を訪れ、その歴史を感じます。
Point 4
忍者の里として有名な「伊賀」、名城と松尾芭蕉ゆかりの見どころを巡ります。
Point 5
「三重のうなぎ」に「近江牛」、ご当地の美味いものもしっかり組み込みました。

ツアープランナーより

「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」。これは芭蕉の弟子である服部嵐雪の句ですが、初春を真っ先に感じさせる花といえばやはり「梅」。古くは花見といえば梅でした。奈良時代に中国より伝わり、『万葉集』では桜よりも梅の和歌のほうが多く詠まれています。元号「令和」が『万葉集』の梅の和歌から引用されたことは記憶に新しいところです。このたびは、梅の季節に奈良県の月ヶ瀬梅林、徳川将軍家剣術指南役として有名な柳生一族を生み出した柳生の里、忍者発祥の地として知られる伊賀上野、また京都府で唯一の村・南山城村といった山間の地域を訪ねます。さらに旅の後半は甲賀の信楽から琵琶湖のほとりに出て京都に戻り、梅の花が香る北野天満宮や城南宮といった早春の京都もお楽しみいただきます。春の訪れを感じる関西奥地への旅へと、ぜひお出掛けください。

梅香る彩りの里山へ 春の息吹を辿る旅

関西屈指の梅林「月ヶ瀬梅林」
五月川の両岸に約1万本の梅が咲き誇ります

奈良盆地と伊賀盆地の境に広がる大和高原の北側に位置し、五月川の渓谷沿いに約1万本の紅白鮮やかな梅の木が広がる「月ヶ瀬梅林」。開花の時期、あたりは甘酸っぱい香りで満たされます。およそ750年前の鎌倉時代中期に真福寺の境内に梅が植えられたのが始まりとされ、江戸時代には文人墨客も相次いで訪れました。毎年の「梅まつり」の時期に合わせて訪問します。

月ヶ瀬梅林(イメージ)
1万本の紅白の梅の花が咲き誇る様子 PHOTO:月ヶ瀬梅の資料館
梅の木の間も散策できます PHOTO:岸 洋子

京滋の梅の名所「石山寺」、「城南宮」と「北野天満宮」に参詣します

紫式部が『源氏物語』の着想を得て書き始めたという伝説が残る、石山寺。この時期に開催される「梅つくし」では梅園に約400本の梅が咲き誇り、境内一面では40点以上の盆梅の展示を行っています。さらに「天神さん」の愛称で親しまれる菅原道真公を祀る「北野天満宮」。梅の花をこよなく愛し、大宰府へ旅立つ際、自邸の梅に寄せて和歌を詠んだところ、梅の木が京の都から太宰府へ飛んでいったという「飛梅伝説」は有名です。もうひとつは平安遷都にあたり、皇城の南に守護神として創建された方除(ほうよけ)の大社「城南宮」。空から降り注ぐようなしだれ梅と椿の花で有名です。このたびは京滋を代表する梅の名所にご案内します。

約50種、およそ1,500本の梅が植えられている 北野天満宮の梅園「花の庭」(イメージ)
約150本の紅白の梅の木が植えられている城南宮(イメージ)

山間にたたずむ剣聖の郷「柳生の里」を訪れ、その歴史を感じます

十兵衛、石舟斎、宗矩など映画やテレビの時代劇にたびたび登場し知名度の高い「柳生」。柳生新陰流を創始し、徳川将軍家の剣術指南役として活躍した柳生一族の里を訪ねます。山深いこの地で訪れる菩提寺・芳徳寺や柳生藩家老屋敷、柳生正木坂剣禅道場など柳生氏ゆかりの史跡や、これらを取り巻く自然景観を見ていると、剣豪であり兵法家・柳生一族の息吹にふれることができるでしょう。

柳生宗矩が父・石舟斎供養のために創建した芳徳寺
芳徳寺の裏手にある柳生家墓所
旧柳生藩家老屋敷(イメージ)

忍者の里として有名な「伊賀」、名城と松尾芭蕉ゆかりの見どころを巡ります

忍者発祥の地として知られる伊賀。伊賀上野城は築城の名手である藤堂高虎によって築かれ、日本百名城にも選ばれています。往時より残る石垣はなんと30メートルにも及び日本有数の高さを誇ります。天守閣は昭和に入り建造されたもので、その白く美しい姿から「白鳳城」と呼ばれ親しまれています。また伊賀は生涯を旅に生きた俳聖・松尾芭蕉の故郷です。「蕉風」と呼ばれる芸術性の高い句風を確立し、「おくのほそ道」や「野ざらし紀行」など有名な紀行文を残しました。

築城の名手である藤堂高虎ゆかりの伊賀上野城
芭蕉翁の生誕300年を記念して、1942年に建てられた俳聖殿

「三重のうなぎ」に「近江牛」、ご当地の美味いものもしっかり組み込みました

梅の花と歴史にふれるこのツアーですが、郷土の美味いものも組み込みました。あまり知られていないかもしれませんが、三重県はうなぎの産地です。特に伊賀上野は文化レベルの高い城下町という性格からうなぎを食す習慣が庶民の間にも根付き、江戸時代から安価で美味いうなぎが名物のひとつとなっています。また、近江ではいわずと知れた「近江牛」を明治16年創業、近江牛といえばの老舗「松喜屋」でご賞味いただきます。

秘伝のたれで香ばしく焼き上げる三重のうなぎ(イメージ)
近江牛を全国に広めた「松喜屋」の近江牛をご用意しました(イメージ)

ツアー日程

4日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
京都駅12:00集合 柳生の里 南山城村16:30着

■京都駅に集合し奈良県東北部にある柳生の里へ。着後、旧柳生藩家老屋敷、○柳生藩陣屋敷、柳生家の菩提寺●芳徳寺を訪れます。

■見学後、南山城にあるホテルへ。

(南山城泊)

2日目
南山城村09:00発 月ヶ瀬 伊賀16:00着

■午前、大正11年に国の名勝地指定された月ヶ瀬梅林へ。約1万本の紅白の梅の花咲く「月ヶ瀬梅林」の散策(注)。

■見学後、伊賀上野へ。

■昼食には「三重うなぎ」をご用意しました。

■午後、伊賀上野の見学。●伊賀上野城、●芭蕉翁記念館、○俳聖殿を訪れます。

(伊賀泊)

3日目
伊賀09:30発 信楽 大津 琵琶湖畔16:30着(守山)

■伊賀から甲賀へ抜け、焼き物のまち信楽へ。信楽の街歩きをお楽しみください。

■昼食は、近江牛の名を全国に広めた老舗「松喜屋」にて近江牛のじゅんじゅん(すきやき風の郷土料理)をお召し上がりください。

■午後、「梅つくし」が開催されている●石山寺へ(注)。を見学し、琵琶湖畔のホテルへ。

(琵琶湖畔泊)

4日目
琵琶湖畔 京都駅13:00着

■午前、京都へ。約150本の紅白のしだれ梅と約400本の椿が咲く●城南宮(注)へ。

■さらに、梅の名所として名高い北野天満宮の「梅苑」をご覧いただきます。

■見学後、京都駅へ。

■着後、解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

(注)例年の花の見頃に合わせて設定しておりますが、花の見頃は気候により前後します。予めご了承ください。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは4日間のコースです。

出発日 旅行代金
3月3日(火)発

旅行代金:¥218,000

3月10日(火)発

旅行代金:¥218,000

※1名室利用追加代金:¥30,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

 

 

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