弥生を旅する

九州北部の古代史跡と吉野ヶ里遺跡の旅【5日間】

  • 集合場所:小牧空港、新大阪駅※福岡空港/博多駅合流/福岡空港/博多駅離団可能
  • 出発日: 3月3日(火) 、 3月10日(火)
  • 旅行代金:¥265,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
九州北部の奴国や伊都国、末盧国の遺跡や博物館を巡り、吉野ヶ里遺跡も半日かけて巡ります。
Point 2
古代日本だけではなく、秀吉の朝鮮出兵の拠点である名護屋城跡にも足を延ばします。
Point 3
旅の締めくくりは金印のある福岡市博物館を訪れ、改めて歴史を振り返ります。

ツアープランナーより

九州北部には、日本最古の水田跡をはじめ、縄文時代から弥生時代への移行を示す遺跡が数多く残されています。この地域特有の甕棺墓や、大陸の影響を受けたとされる支石墓など、歴史的に貴重な遺構が特徴的です。約1万年もの長きにわたって続いた縄文時代から、稲作の伝来により「クニ」が形成される弥生時代へ。米の収穫量が地域の繁栄をもたらす一方で、身分制度の確立や争いが生まれていきました。古代中国の記録によると、当時「倭国」と呼ばれた日本は70年にも及ぶ大乱で混乱を極めましたが、男性ではなく女性支配者を置くことにより、長期の平和が訪れたとされています。占いによって人心を掴んだ支配者・卑弥呼は、倭国の王として中国からも認められていましたが、日本側の史料には登場せず、その実在は今なお謎に包まれています。魏志倭人伝に描かれた邪馬台国は九州北部に存在したのか。末盧国(まつろこく)、伊都国(いとこく)、奴国(なこく)などと推定される遺跡や出土品を訪ねながら、古代日本の歴史に思いを馳せ、当時の人々の営みにふれてみましょう。

日本古代史のロマンを求めて
九州北部の古代史跡巡りと吉野ヶ里遺跡を訪ねる

邪馬台国・九州説を示す重要な地 吉野ケ里遺跡

紀元前5世紀の縄文時代末期から紀元3世紀の弥生時代にかけて、日本では稲作文化が始まり、定住生活が根付きました。吉野ヶ里遺跡は、この時代を代表する都市遺跡です。弥生時代における「クニ」の中心的な集落として栄え、邪馬台国をはじめとする日本の古代史を解き明かす上で貴重な情報を提供しています。静岡県の登呂遺跡や壱岐の原の辻遺跡とともに「史跡の国宝」と称され、国の特別史跡に指定されています。

弥生時代の成り立ちがわかる吉野ヶ里遺跡

「邪馬台国説」もある平塚川添遺跡

朝倉市に位置する平塚川添遺跡からは、鏡や鉄製の矢じりなどの遺物が多数出土しており、吉野ヶ里と同様の繁栄を誇っていたと考えられています。一説では、ここが邪馬台国であったとする「邪馬台国朝倉説」も提唱されています。興味深いことに、大和朝廷の初代・崇神天皇が都を置いたとされる場所も奈良県の朝倉(現在の桜井市)周辺とされており、地名の共通性が注目されています。この地から大和への遷都説の真偽は、日本古代史における深い謎の一つです。

福岡県朝倉市にある平塚川添遺跡

秀吉の朝鮮出兵の拠点「名護屋城址」

唐津に宿泊して、名護屋城址も訪れます。文禄・慶長の役の拠点として築かれたこの遺跡は、日本史上最大規模の城郭関係遺跡群として知られます。朝鮮半島と日本列島の長い歴史において負の遺産ともいえますが、重要な歴史的価値を持っています。大陸と日本をつなぐ海路という観点からみると、弥生時代の渡来人たちも同様のルートを辿ったと考えられ、この地域の歴史的重要性を物語っています。お昼には名物、呼子のイカをご用意しています(この時期は、ケンサキイカではなく旬を迎えるヤリイカとなります)。

玄界灘を望む名護屋城址
呼子のイカ(イメージ)

福岡市博物館を訪れ、改めて歴史を振り返ります

伊都国歴史博物館では、平原遺跡から出土した国宝の内行花文鏡やガラス勾玉など、見応えのある展示をお楽しみください。また、九州北部に点在する弥生時代の貴重な出土品も訪ねていきます。最後に訪れる福岡市博物館では、国宝の金印をはじめ、奴国の成り立ちや農耕文化の始まりに関する展示など、弥生時代の九州北部の歴史を改めて見つめ、充実の旅を振り返ります。

平原遺跡出土の国宝「内行花文鏡」(伊都国歴史博物館蔵)
日本最古の水田跡から発掘された縄文後期の炭化した米(末盧館所蔵)

ツアー日程

5日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
小牧空港11:20発 福岡空港12:55着 (博多駅13:45) 糸島18:00着

■午前、小牧空港より、航空機にて福岡空港へ。

■着後、日本最古の水田跡が発見された板付遺跡や甕棺墓が多く発掘された金隈遺跡を訪れます。

■その後、奴国の遺跡である須玖岡本遺跡を訪れます。

■夕刻、糸島に到着。

(糸島泊)

2日目
糸島08:45発 唐津17:30着

■午前、新町支石墓群を訪れます。

■その後、志摩歴史資料館に立ち寄り、弥生時代の到来を考えるうえで興味深い○志登支石墓群を訪れます。

■午後、伊都国歴史博物館平原遺跡を訪れます。

■夕刻、ホテルに到着。

(唐津泊)

3日目
唐津08:30発 呼子 佐賀18:00着

■午前、名護屋城跡佐賀県立名護屋城博物館を訪れます。

■昼食は呼子のイカをご用意しました。

■午後、日本最古の稲作遺跡である菜畑遺跡末盧館を訪れ、末盧国の主首の墓といわれる久里双水古墳に立ち寄ります。

■夕刻、佐賀のホテルに到着。

【2連泊】(佐賀泊)

4日目
佐賀09:00発 佐賀16:30着

■午前、弥生時代中期から古墳時代にかけての遺跡である、平塚川添遺跡を訪れます。

■午後、バスにて弥生時代の大規模な遺跡である、吉野ヶ里遺跡を訪れます。

(佐賀泊)

5日目
佐賀08:30発 福岡 (博多駅16:30) 福岡空港18:50発 小牧空港20:10着

■午前、バスにて○大宰府政庁跡や○太宰府天満宮を訪れます。

■午後、金印を所蔵する福岡市博物館を見学。

■その後、博多駅に立ち寄り、福岡空港へ。

■夕刻、航空機にて小牧空港へ向かいます。

■夜、小牧空港に到着。

ご自宅までお荷物を託送します。

※上記は、小牧空港発着(フジドリームエアライン利用)の行程表です。

 

■新大阪駅からの発着時間のご案内

【新大阪駅発着】JR新幹線利用

往路:新大阪駅11:02発 博多駅13:30着

復路:博多駅16:45発 新大阪駅19:21着


 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは5日間のコースです。

出発日 旅行代金
3月3日(火)発

旅行代金:¥265,000

小牧空港発着

3月10日(火)発

旅行代金:¥265,000

新大阪駅発着

※1名室利用追加代金:¥18,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。※お1人部屋利用の場合はシングルルームとなります。

 

※現地合流プラン

福岡空港/博多駅合流(出発)/福岡空港/博多駅離団(帰着)

小牧発着・新大阪駅発着の出発日は旅行代金から¥30,000引き

 

 

 

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