ツアーの見どころ

五箇山・岩瀬家で「こきりこ節」を

五箇山にある岩瀬家は、現存する合掌造り家屋として日本最大規模のもので、国の重要文化財に指定されています。約300年前に建造された5階建ての建物は、太い柱や梁が特徴で、釘を一本も使わずに建てられています。この雄大な建築物の中で、五箇山に古くから伝わる日本最古の民謡「こきりこ節」を見学することができます。

こきりこ節は、田楽の流れを汲む、五穀豊穣を祈る素朴で優雅な踊りです。「こきりこ」という竹製の楽器を鳴らしながら、古式ゆかしい衣装をまとって舞います。

日本のベニス「内川」をご案内します

北前船の港町・岩瀬　老舗料亭「松月」にて新年懐石をご用意しました

　江戸から明治にかけ、廻船問屋が軒を連ね、北国街道の要衝として栄えた岩瀬地区。歴史ある古民家には現在酒屋、蕎麦屋や菓子店に陶芸やガラスの工房などが入り、新たな文化の発信地として賑わっています。
　1911年創業の老舗料亭「松月」は、粋な“浜の旦那衆”に引き立てられ、高級料亭としての風格を育んできました。土塀と黒瓦が格式と格調を感じさせる重厚な建物が印象的です。新年1月1日の夕食はこの松月にてご用意しました。

新年は国宝・瑞龍寺、風光明媚な雨晴海岸を訪れます

　高岡にある瑞龍寺は、加賀藩百二十万石の財力を示す壮大な建造物です。加賀前田家二代当主前田利長の菩提寺でもあります。1997年に山門、仏殿、法堂が国宝に指定され、江戸初期の寺院建築として高く評価されています。初詣でにぎわう瑞龍寺に参拝します。

　そして、富山県屈指の景勝地・雨晴海岸へ。富山湾の背後に3000メートル級の立山連峰がそびえる雄大な眺めが楽しめるポイントですが、冬は立山連峰に雪が積もり、さらに美しく見えます。