語り部と旅する

庭園案内人と旅する 秋の京都庭園めぐり【3日間】

  • 集合場所:京都駅
  • 出発日: 11月4日(火)
  • 旅行代金:¥198,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
庭園案内人の烏賀陽百合さんと共に知られざる秋の京都の名庭園を巡ります。
Point 2
ホテルオークラ京都に2連泊しゆとりある日程といたしました。
Point 3
本格精進料理や伝統的な京料理を堪能します。

ツアープランナーより

京都の庭園には、単なる美しさを超えた深い「しかけ」が隠されています。石の配置一つ、木の植え方一つにも、庭師たちの哲学と美意識が込められているのです。  今回同行いただく烏賀陽百合さんは、世界32カ国の庭園を見てきた国際的な視野と、京都庭園への深い愛情を併せ持つ稀有な案内人です。通常非公開の尼門跡院や、知る人ぞ知る浄住寺の隠れた名庭など、ガイドブックでは決して味わえない京都の奥深さをご案内します。今回は2日間同行いただき、庭園を「見る」のではなく「読み解く」旅へご案内いたします。

国内旅行の醍醐味・旅の楽しさが広がる解説

 深く知れば知るほど、旅の楽しみは増します。「国内旅行の楽しさは、地元のガイドさんの話を聞きながら、その土地の魅力を楽しめること」というお客様が増えています。国内旅行は個人でも行くことができますが、地元のガイドさんから、ガイドブックにはない話を聞けるのが、国内ツアーの大きな楽しみです。
 各地でお客様を感動させてくれる多くの「名ガイド・語り部」の皆様にお願いし、国内ツアーの醍醐味を楽しんでいただく新しい旅を発表させていただくことになりました。その土地の歴史や文化の説明だけでなく、レストランやカフェなど、地元のおすすめなども紹介いただきながら、改めて日本の素晴らしさを実感いただけることでしょう。
 日本の旅を何倍にも有意義に楽しんでいただければ幸いです。
(ご注意)案内人、語り部は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。

見どころのご紹介

庭園デザイナー 烏賀陽百合さんと巡る 「京都の知られざる庭園」めぐり

「山紫水明」と称されるように、山と水の美しい京の町。町中に古くから貴族や時の権力者、実力者らがこぞって造った多くの庭園があり、それぞれに庭師が趣向を凝らしたしかけが施されています。この度は、京都の庭園に関する著書も多数出版されている烏賀陽百合さんに2日間同行いただき、お勧めの「知られざる庭園」を解説付きで巡ります。解説を通して京都の庭園の面白さを感じていただければと思います。

語り部 烏賀陽 百合(うがや ゆり)さん
庭園デザイン、監修、庭園本著者

同志社大学文学部日本文化史卒業。兵庫県立淡路景観園芸学校、園芸本課程卒業。カナダ・ナイアガラ園芸学校で園芸、デザインを3年間勉強。またイギリスの王立キューガーデンでインターンを経験。
これまで32ヶ国を旅し、世界の庭園を見てまわる。
2017年3月ニューヨークのグランドセントラル駅のイベントで日本庭園を造り、プロデュースする。
現在、NHK文化センターなどで庭園講座やツアーを開催。また京都紀行番組で庭園の魅力を紹介する。
2024年3月からNiwacoを立ち上げ、庭園ツアーを企画、開催。

著書:
「一度は行ってみたい 京都 絶景庭園」(光文社知恵の森文庫)
「しかけに感動する京都名庭園」(誠文堂新光社)
「ここが見どころ 京都の名庭」(淡交社)
「しかけにときめく京都名庭園」(誠文堂新光社)
「しかけに感動する 東京名庭園」(誠文堂新光社)
「京都 もてなしの庭」(青幻舎)
「美しい苔の庭」(エクスナレッジ)
「京都、美しい苔庭さんぽ」(講談社)

烏賀陽 百合さん(撮影 野口さとこ)

ご案内する庭園

① 浄住寺

西山の麓に佇む「浄住寺」は、西暦810年に天台宗寺院として創建されました。しかしたび重なる戦火で荒廃し、江戸時代に中国から伝来した黄檗宗(禅宗)寺院として再興されました。そのため境内には、黄檗文化の影響を受けた建物が点在しています。浄住寺では、春と秋にのみ特別公開される隠れた名庭をご覧いただきます。紅葉が色づき始める季節は美しく、知る人ぞ知る紅葉のスポットです。庭園を眺めながら、泉仙の精進弁当をお召し上がりいただくひと時もご用意しました。

知る人ぞ知る紅葉の名所、浄住寺
浄住寺

② 地蔵院(竹寺)

「竹寺」の愛称で親しまれる地蔵院は、その名の通り美しい竹林に囲まれた臨済宗の古刹です。宗鏡禅師によって作庭されたという、苔の中に修行する羅漢(修行僧)に見立てた小岩が配置された平庭式枯山水庭園をご覧いただきます。室町時代の文化人、一休宗純とも縁が深く、境内には禅の精神が息づく静謐な空間が広がっています。

京都、竹の寺地蔵院の参道

③ 尼門跡院・慈受院

寺院が多く集まる上京区にある、室町時代創建の寺院です。足利義持の正室・日野栄子によって創建されました。普段は非公開ですが、秋の特別公開では貴重な寺宝と美しい庭園を拝観できます。庭園の修復は、瑠璃光院も手掛ける庭師、松浦剛さんが担当。樹齢約800年の楠がそびえる「慈しみの庭」や、豊臣秀吉が瞑想したという出世石、加藤清正が朝鮮から持ち帰った松ぼっくりから育った松など、戦国武将の足跡が残る枯山水です。

座敷の丸窓越しにも庭園がご覧いただけます
尼門跡院・慈受院の庭園

④ 相国寺

足利義満が建立した相国寺は、秋の特別拝観の時期に合わせて訪ねます。通常は非公開の国の重要文化財に指定された法堂や方丈、開山堂を拝観します。現存する日本最古の法堂建築である「法堂」の天井には、狩野光信による大迫力の「蟠龍図」が描かれています。初代住職、夢窓疎石の木像が安置される「開山堂」では、色づき始めた紅葉が美しい枯山水庭園をご覧いただきます。

相国寺・法堂
色づき始めた相国寺の庭園

⑤ 妙顕寺

京都における日蓮宗の中心的存在である妙顕寺は、鎌倉時代に創建された由緒ある古刹です。織田信長をはじめとする戦国武将との深い関わりを持つこの寺院では、激動の時代を生き抜いた人々の信仰の足跡を感じることができます。境内には美しい庭園が配され、四季を通じて異なる表情を見せてくれます。とくに本堂から眺める庭園は、日蓮宗寺院特有の力強さと美しさを併せ持ち、訪れる人に深い印象を残します。

妙顕寺の本堂
紅葉が彩る妙顕寺

京都で長い歴史を誇るホテルオークラ京都に2連泊

地下鉄京都市役所前駅に直結という、便利な場所に建つホテルオークラ京都。内外の賓客を数多く迎えてきた京都でも有数の歴史あるホテルです。京都の風情とヨーロッパのムードが調和したクラシックなホテルに2連泊します。2日目の夕食はホテル内のレストラン「入舟」にて本格京料理をお召し上がりください。

立地抜群のホテルオークラ京都
重厚かつ広々としたロビー
居心地よく快適な客室(イメージ)
入舟の店内(イメージ)
お食事(イメージ)

「西陣魚新」で伝統の京料理をいただきます

安政二年創業、日本の貴族のお食事に由来する「有職(ゆうそく)料理」を受け継ぐ老舗料亭「西陣魚新」での昼食をご用意しました。大正、昭和天皇の即位大餐をはじめ、平成天皇即位の際の京都御所のお茶会も担当した名店で、皇室御用達の伝統を今なお感じられます。旬の食材を活かした京の味覚を、歴史ある西陣の地で心ゆくまでご堪能ください。

西陣魚新の「西陣弁当」(イメージ)
西陣魚新の入り口

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
京都駅11:00集合 浄住寺 地蔵院 ホテルオークラ京都

■午前、京都駅に集合。

【語り部と旅する】2日間にわたり語り部・烏賀陽百合さんと、知られざる京都庭園めぐりへ。

■ジャンボタクシーを分乗し●浄住寺へ。庭園をご覧いただきながら泉仙の精進弁当をお召し上がりください。

■その後、竹寺として知られる●地蔵院へ。

■午後、宿泊するホテルオークラ京都にチェックイン。

【2連泊】(京都泊)

2日目
ホテルオークラ京都 (尼門跡院) (慈受院) (西陣魚新にて昼食) (妙顕寺)

【語り部と旅する】語り部・烏賀陽百合さんと、知られざる京都庭園めぐりへ。

■午前、通常非公開の●尼門跡院・慈受院●妙顕寺を訪れます。

■昼食は「西陣魚新」にて。

■午後、●相国寺の法堂、方丈、開山堂の特別拝観にご案内します。

■夕食はホテル内の京料理「入舟」にて。

(京都泊)

3日目
ホテルオークラ京都11:00

■午前、チェックアウトまでごゆっくりお過ごしください。

■ご希望の方は添乗員が寺町通りの散策にご案内します。

■11時チェックアウト後、解散。

※案内人、語り部、講師は、体調やその他の理由により変更となる場合がございます。また、同行は1日目、2日目のみとなります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月4日(火)発

旅行代金:¥198,000

※1名室利用追加代金:¥40,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

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