香川・兵庫コラボ観光プロジェクト2025 Dコース

知られざる名建築とアートの世界【5日間】

  • 集合場所:新神戸駅
  • 出発日: 11月12日(水) 、 11月19日(水)
  • 旅行代金:¥268,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
アート県かがわの名建築の数々へ。流政之美術館や瀬戸内海歴史民俗資料館、丹下健三氏設計の香川県庁を訪れます。
Point 2
アートの島として世界的に知られる直島を訪れます。
Point 3
兵庫ではライト建築のヨドコウ迎賓館や、兵庫県立美術館のAndo Gallayを訪れます。

ツアープランナーより

瀬戸内というと近年は瀬戸内国際芸術祭など現代アートで広く知られていますが、町並みに調和するように建つ建築の中にも、実は著名な建築家が設計した近代の名建築が多くあります。 今回は、近代日本を代表する建築家が設計した建築が点在する香川県と、数々の洋館が残る兵庫県の両県を建築、アートをテーマに巡ります。そこには巨匠フランク・ロイド・ライトをはじめ、丹下健三、安藤忠雄、流政之、杉本博司など名だたる近現代の建築家、アーティストの傑作の数々をご覧いただくことができます。姫路郊外の網干に残る和洋折衷建築「旧山本家住宅」も必見です。

フランク・ロイド・ライト、丹下健三、流政之、
…巨匠の遺した名建築へ

知られざる「建築王国」、アート県かがわ
時代を超えた建築物の数々をご覧いただきます

丹下健三氏など著名な建築がが手掛けた建築が市内に溶け込むように存在し、建築ファンの間で「建築王国」として知られる香川県。今回は、その代表的な建築を訪ねます。備讃瀬戸を見晴らす高台に佇む、「瀬戸内海歴史民俗資料館」。山本忠司氏設計の石を積み上げた独特な外観を持ち、2024年、1970年代に建てられた建造物として初めて、国内で最も若く新しい重要文化財(建造物)に指定されました。館内には古代から近代に至るまでの瀬戸内海の暮らしや交易、漁業の文化などを伝える貴重な民俗資料を展示。収蔵資料のうち約6000点が国指定重要有形民俗文化財であり、船や漁具、生活用具から、当時の人々の知恵や工夫を感じ取ることができます。
高松市では丹下健三氏が設計したモダニズム建築の傑作、「香川県庁東館」へご案内します。鉄筋コンクリートを用いた大胆なデザインと、機能性を重視した構造が特徴で、日本建築の美意識を現代的に解釈。建築史的にも非常に重要なものです。ルーブル別館を手掛けたSANAAが設計し、今年2月にオープンした「あなぶきアリーナ香川」(外観見学)も見どころです。

瀬戸内海歴史民俗資料館(写真提供:瀬戸内海歴史民俗資料館)
今年2月オープンのあなぶきアリーナ香川
(写真提供:(公社)香川県観光協会)

世界的彫刻家 流政之氏のアトリエが美術館に

ニューヨークのワールドトレードセンターのシンボル「雲の砦」や、日本アカデミー賞のシンボル「映画神像」などの作品で知られる流政之氏は刀鍛冶、装丁家、零戦パイロットなどの経歴をもち、彫刻だけにとどまらず作庭や陶芸、家具デザインなど、多彩な造形において独自の技法やスタイルを確立した作家でした。1966年から高松の庵治半島に居を構え、数多くの作品を生み出してきました。入館日が限られているため、なかなか訪問の難しい流政之美術館にご案内します。

流2019年に美術館としてオープンした流政之美術館(イメージ)

瀬戸内アートの中心地、直島を歩く

瀬戸内の自然と共生する「南瓜」、椅子に腰を掛けて雑誌を読むカラフルな「腰掛」、直島に一歩足を踏み入れると、まるで島中が美術館のよう。わくわくするような瀬戸内アートの楽園が広がります。いたるところに展示されるアート作品の数々が島の日常に溶け込む風景を、町歩きのようにお楽しみください。また、安藤忠雄氏による「自然・建築・アートの共生」をコンセプトとしたベネッセハウス ミュージアム、地中に埋設された地中美術館も見学します。

ベネッセハウス ミュージアム

レトロ建築の残る町 網干へ

姫路郊外にある網干(あぼし)の町は、かつて揖保川と播磨灘の水運、海運で栄え、戦火も免れたため、現在でも明治・大正期の豪商が残したレトロな家並みが残ります。網干のシンボルである旧山本家住宅は、呉服商として財を成し、マッチ会社などを経営、網干銀行の頭取にもなった山本家の邸宅。三層の望楼造りの和風建築は町でもひときわ目を引きます。内部はステンドグラスがあしらわれた書斎や応接室など、贅を尽くした洋風の設えが残り、とても面白い建築です。大正の雰囲気をそのままに残したレストラン「旧網干銀行 湊倶楽部」でのランチもお楽しみいただきます。

ステンドグラスをあしらった書斎
大理石で造られた洗面の間。壁には貝合わせの貝があしらわれています

ライト建築「ヨドコウ迎賓館」を訪れます

近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが設計した、日本に現存する数少ないライト建築の一つであり、灘の酒造家・八代目山邑太左衛門の依頼により建てられた邸宅が、ヨドコウ迎賓館です。六甲山の尾根に沿って設計されており、自然との調和を重視した造りは、後の代表作「落水荘」にも通じるものがあります。マホガニーによる複雑な木組み装飾や植物の葉をモチーフにした飾り銅板など、細部にまで施されたこだわりにも注目してください。

大谷石の装飾が美しいエントランス
2階応接室

安藤忠雄建築のひとつ「兵庫県立美術館」を見学します

2002年に安藤忠雄氏の設計により阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして誕生しました。第2展示棟のAndo Galleryでは、安藤忠雄氏の建築模型やドローイング等が紹介されています。

兵庫県立美術館 ©Masaki Tada

建築も楽しめるレストランでお食事のひとときを

ツアーテーマに合わせ、お食事も名建築でいただく趣向といたしました。香川では有形文化財に登録された昭和21年創業の料亭「二蝶」で、兵庫では大正11年創業の銀行を改装した「旧網干銀行 湊倶楽部」、大正8年に貿易商・西尾類蔵氏の邸宅として建てられた大邸宅「神戸迎賓館 旧西尾邸」と、各地の名建築とともに、美食をお楽しみください。

昭和21年創業、国の有形文化財に登録される料亭、二蝶
1万平米の広大な敷地を持つ神戸迎賓館 旧西尾邸

ツアー日程

5日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
新神戸駅11:00集合 淡路島 高松16:00着

■新神戸駅に集合。バスにて淡路島へ。

■国生み神話の残る●伊弉諾神宮に参拝。

■午後、高松へ。

■夕食は高松を代表する料亭、二蝶にて。

【2連泊】(高松泊)

       

2日目
高松 (流政之美術館) (瀬戸内海歴史民俗資料館)

■午前、世界的彫刻家、流政之のアトリエを利用した●流政之美術館、1970年代建築で初の重要文化財指定を受けた●瀬戸内海歴史民俗資料館を見学。

■午後、丹下健三設計の○香川県庁東館、2025年2月オープンの○香川県立アリーナ(外観)へ。

(高松泊)

3日目
高松10:14発 直島(宮浦)11:04着 直島(宮浦)14:55発 宇野港15:15着 赤穂17:00着

■午前、高松より船で直島へ。

■直島着後、●ベネッセハウス ミュージアム、●地中美術館を見学します。

■午後、直島よりフェリーにて宇野港へ。

■宇野港着後、バスにて赤穂へ。

(赤穂泊)

4日目
赤穂09:00発 網干 神戸17:00着

■午前、浅野家の居城として知られる●赤穂城、○大石神社を見学し、姫路郊外の網干へ。

■大正の銀行建築を改装した旧網干銀行湊倶楽部にて昼食。

■午後、旧網干銀行頭取を務めた●旧山本家住宅にご案内します

■その後、神戸へ。兵庫県立美術館の●Ando Galleryや●コレクション展Ⅰを見学。

(神戸泊)

5日目
神戸10:30発 (旧西尾邸) (ヨドコウ迎賓館) 新神戸駅16:30解散

■午前、自由行動です。

■昼食は神戸迎賓館(旧西尾邸)にて。

■午後、ライト建築の●ヨドコウ迎賓館を見学し、新神戸駅着後、解散。

ご自宅までお荷物を託送します。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは5日間のコースです。

出発日 旅行代金
11月12日(水)発

旅行代金:¥268,000

11月19日(水)発

旅行代金:¥268,000

※1名室利用追加代金:¥45,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

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