北ドイツ探訪 ハンザの珠玉の町々【10日間】

  • 集合場所:羽田空港または成田空港
  • 出発日: 6月21日(日)
  • ご旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000〜ビジネスクラス利用¥1,448,000

ツアーコード: EM509T

旅のポイント

Point 1
「ハンザの女王」世界遺産のリューベックには2連泊し、じっくりと散策を楽しみます。
Point 2
北ドイツに残るハンザ同盟都市として栄えた町々を訪問。小さいながらも魅力的な町々を訪れます。
Point 3
名城シュヴェリーン城や蒸気機関車モリー号乗車など、変化に富んだ観光にご案内します。

ツアープランナーより

ドイツ北部の都市の多くは中世以来、北海・バルト海での交易を通して町が発展した歴史を持ちます。交易の時代の主役を担っていたのは商人達。特にバルト海・北海の沿岸都市が結びついたハンザ同盟は、200とも言われる都市と人々を結び付け、それまでに無かった市民階級と市民文化を生み出す原動力となりました。リューベック、ヴィスマールなど、かつての誇り高きハンザ同盟の町を訪ねると都市商人の気風が感じられることでしょう。ツアーでは北ドイツの小さな町々も訪ね、その歴史に触れるほか、蒸気機関車での鉄道旅などもお楽しみいただきます。

ここに注目。旅のポイント

夏の風物詩 ベルリンフィルの野外コンサート、「ヴァルトビューネ」にご案内します

1984年の初公演以来、ベルリンフィルがシーズン最後を飾る恒例の野外コンサートとして知られる「ヴァルトビューネ」。ベルリンの夏の風物詩ともいわれ、約2万人を擁する野外音楽堂で行われるこのコンサートは、「森の舞台」を意味する言葉通り、鳥のさえずりや爽やかな風を感じながら、観客と演奏者と自然がまさに一体となる特別なひと時です。大人から子供まで気軽に楽しむカジュアルな雰囲気のコンサートですが、演奏はもちろん超一流です。2025年には初めてドイツ国外で開催された河口湖ヴァルトビューネも大きな話題となりました。本場の公演にぜひご期待ください。

一年に一度、地元のベルリンっ子も楽しみにしている人気のベルリンフィル野外コンサートです(添乗員撮影)

ベルリンフィル ヴァルトビューネ野外コンサート】

6月27日(土曜)20時15分 開演
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:キリル・ペトレンコ
テノール:ヨナス・カウフマン
演目:ジュゼッペ・ヴェルディ:『運命の力』序曲
フランチェスコ・チレア:『アルルの女』より「フェデリコの嘆き」
ウンベルト・ジョルダーノ:オペラ『フェドーラ』より「愛さずにはいられぬこの思い」
オットリーノ・レスピーギ:『ローマの噴水』、『ローマの松』
ルッジェーロ・レオンカヴァッロ:『道化師』より「ごめんください、皆さま方」、「衣装をつけろ」

キリル・ペトレンコ©Wilfried Hösl

キリル・ペトレンコ

1972年、ロシア・オムスク生まれの指揮者。ウクライナ・リヴィウ出身のヴァイオリン奏者の父と音楽学者の母を持つ。1995年にプロ・デビュー。マイニンゲン宮廷劇場での音楽総監督をはじめ、ドイツ語圏のオペラ界でキャリアを積む。ベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽総監督で高い評価を獲得して以降は、世界的なオーケストラとも数多く共演。その後、バイエルン州立歌劇場音楽監督に就任。2019年にベルリンフィル首席指揮者・芸術監督に就任。以来、作品の完成度の高さで聴衆を魅了している。

※指揮者、演奏者および演目は、2025年12月現在のものです。変更になる場合もございますので、予めお含みおきください。

ベルリンで楽しむ 特別プログラム

特別プログラム】ベルリンで四半世紀を過ごす中村真人さんによるベルリン散策

ベルリン在住の音楽ジャーナリスト・フリーライターの中村真人さんの案内で、市内の見どころを巡ります。在住しているからこその地元目線でベルリンの街をご紹介します。(注):体調等の止むを得ない事由が発生した場合には、別のガイドによるご案内となる場合がございます。

【中村真人さんからのメッセージ】
ベルリンに暮らして25年、この街を歩くたびに新しい発見があります。歴史が刻まれた街角など、皆様を特別な場所へご案内します。そして今回は、世界最高峰ベルリンフィルの本拠地、ベルリン・フィルハーモニー・ホールをゆっくりと見学していただく時間も設けました。ベルリンの街と音楽、その両方の魅力を存分にお楽しみください。お会いできる日を心待ちにしています。

【プロフィール】
1975年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、2000年よりベルリン在住。著書に「ベルリンガイドブック」(地球の歩き方)、「明子のピアノ」(岩波ブックレット)、監修を務めた「おとうさんのポストカード」(講談社)などがある。また、ベルリンフィル来日公演時のパンフレット、雑誌「音楽の友」の記事も執筆する。

2000年からベルリン在住の音楽ジャーナリスト/ライター、中村真人さんにご案内いただきます

【特別プログラム】ベルリン・フィルハーモニーの内部見学にご案内します

ベルリンフィルの本拠地フィルハーモニー・ホールは1963 年にカラヤンの指揮によるこけら落とし公演が行われて以来、現在までその素晴らしい音響と建築の独自性で高い評価を得続けてきました。このたびは、音楽ジャーナリストの中村氏の説明を聞きながら、ホワイエや大ホールなどを中心にホールを見学します。また、ベルリンフィルに関してのミニ講座もご用意しました。

サーカスのテントに似た外観から「カラヤン・サーカス」とも呼ばれるフィルハーモニー・ホール(イメージ)

【特別プログラム】カイザー・ヴィルヘルム教会での貸切コンサート

ベルリンの平和の象徴カイザー・ヴィルヘルム教会。このたびは、この教会での貸切オルガンコンサートへご案内します。演奏者はこの教会専属オルガニストであるセバスティアン・ハインドル。2025年6月に山田和樹氏がベルリンフィルの客演指揮を執った際にも演奏を行ったオルガニストです。コンサートだけでなく、オルガンのコンソール見学(鍵盤周りの見学)もお楽しみいただきます。(注):体調等の止むを得ない事由が発生した場合には、別のオルガニストによるご案内となる場合がございます。

平和の象徴として保存されるカイザー・ヴィルヘルム教会
ステンドグラスが印象的な教会内部(イメージ)

見どころのご紹介

ハンザの女王、リューベックに2連泊します

バルト海沿岸を中心に繁栄したハンザ同盟都市の中でも、その担った中心的な役割や町並みの美しさから「ハンザの女王」と称えられるリューベック。運河と川に囲まれたこの町は水運を利用した商業の町として発展し、現在は旧市街全体が世界遺産に登録されています。マルクト広場やメンク通りの重厚なレンガ造りの家々からは当時のハンザ商人の生き生きとした生活が感じられるようです。巨匠、東山魁夷もこの町を訪れ、「霧の町」という作品を残しています。

トラヴェ川沿いは遊歩道になっており、歴史を感じながら散策が楽しめます(イメージ)
リューベックのシンボル「ホルステン門」 ご宿泊のホテルから徒歩約5分です
昔ながらのレンガで造られた町並みが残されています

小さなハンザ都市「三姉妹」に残る北欧風の町並み

港湾都市として栄えた歴史を持つハンザ都市は独特の重厚な雰囲気と、市民階級の台頭を感じさせる立派な市庁舎が目を引きます。リューベックの姉妹都市として造られた3つのハンザ都市ヴィスマール、ロストック、シュトラールズント。北欧のような雰囲気を感じさせてくれる町並みは、北ドイツの象徴的な風景です。

パステルカラーの建物がどこか北欧の雰囲気を醸し出すロストック(イメージ)
シュトラールズントの町並み(イメージ)
ヴィスマールはシュトラールズントとともに世界遺産に登録されています(イメージ)

人気の可愛らしい蒸気機関車モリーに乗車

北ドイツの小さな町バート・ドーベランでは、1886年から運行されている蒸気機関車「モリー」が今も現役で走っています。町の中心部と海岸部を結ぶ16kmの路線で、その一部はなんと市街地の中を運行しています。このたびは、キュールングスボルンまでの乗車をお楽しみいただきます。

黒のボディに赤の車輪が映える蒸気機関車モリー(イメージ)

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港21:45発

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

2日目
イスタンブール04:55着/07:10発 ハンブルク09:20着 リューベック16:30着

■航空機を乗り換え、ハンブルクへ。

■着後、ハンブルクの市内観光。○倉庫街、○市庁舎へご案内します。

■その後、バスにてリューベックへ。

【2連泊】(リューベック泊)

3日目
リューベック

■午前、「ハンザの女王」と称される世界遺産リューベックの市内観光。○ホルステン門、○市庁舎、○聖ヤコビ教会、●マリエン教会など、旧市街の散策をお楽しみください。

■午後、自由行動。

(リューベック泊)

4日目
リューベック09:00発 シュヴェリーン ヴィスマール15:00着

■午前、森と湖に囲まれた城で有名な町シュヴェリーンへ。着後、世界遺産の●城や旧市街を見学します。

■午後、港町ヴィスマールへ。着後、ハンザ都市時代に栄えた○旧港、○マリエン教会、○マルクト広場へご案内します。

(ヴィスマール泊)

5日目
ヴィスマール08:00発 バード・ドーベラン キュールングスボルン シュトラールズント ロストック17:00着

■午前、バスにてバート・ドーベランへ。1886年以来走り続ける蒸気機関車「モリー」にてキュールングスボルンまでの鉄道乗車をお楽しみください。

■午後、バスにてシュトラールズントへ。着後、○ニコライ教会、○市庁舎、○マリエン教会へご案内します。

■その後、ロストックへ。

(ロストック泊)

6日目
ロストック13:00発 ベルリン16:00着
【貸切パイプオルガンコンサート】

■午前、北欧風の町並みが美しいハンザ都市ロストックの市内散策。●聖マリエン教会や○市庁舎を見学します。

■午後、バスにてベルリンへ。

■夕刻、【特別プログラム】カイザー・ヴィルヘルム教会の新館にて、貸切パイプオルガンコンサートへご案内します。

【3連泊】(ベルリン泊)

7日目
ベルリン
【ベルリン・フィルハーモニーの見学とミニ講座】
20:15開演【ヴァルトビューネコンサート】

■午前、公共交通機関を利用し、●シャルロッテンブルク宮殿へ。(注1)

■午後、【特別プログラム】ベルリン・フィルハーモニーの見学とミニ講座をお楽しみください(注3)

■夕刻、バスにて「ヴァルトビューネ」の会場へ。ベルリンフィル2025/2026シーズンの最終公演をお楽しみください。(注2)

指揮:キリル・ペトレンコ
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
テノール:ヨナス・カウフマン

(ベルリン泊)

8日目
ベルリン

■午前、公共交通機関を利用し、○ブランデンブルク門、○ウンター・デン・リンデンへご案内します。

■午後、自由行動。

(ベルリン泊)

9日目
ベルリン19:15発 イスタンブール23:05着

■出発まで、自由行動。(注4)

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

10日目
イスタンブール02:05発 羽田空港19:20着

■夜、羽田空港到着後、解散。

※日程表の時刻は、羽田空港発着のターキッシュエアラインズの利用を想定したものです。ターキッシュエアラインズの成田空港発着便、または他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。

(注1)シャルロッテンブルク宮殿は予約状況によっては、内部を自由見学でご覧いただく場合がございます。予めご了承ください。

(注2)指揮者、演奏者および演目は、2025年12月現在のものです。変更になる場合もございますので、予めお含みおきください。また、バスは他のワールドのグループと混乗となります。

(注3)リハーサルなどフィルハーモニーホール側の都合により、日程を入れ替えてご案内する可能性がございます。

(注4)利用航空会社によっては発着時刻が異なるため、自由時間はお取りできない場合がございます。

○お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

 

 

出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月21日(日)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用

【チケット代金込み】


旅行代金:¥1,448,000

ビジネスクラス利用


【チケット代金込み】

※チケット代金込みの旅行代金となります。

■1名室利用追加代金:¥120,000

おひとりでご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:
【ターキッシュエアラインズ、カタール航空利用の場合】:東京~中東主要都市~ハンブルク間/ベルリン~中東主要都市~東京間に適用
【上記以外の航空会社利用の場合】:日本発着の国際線区間にのみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥62,500:12月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円または成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

※但し、羽田空港~成田空港間のリムジンバス代はお客様のご負担となります。その他、付帯条件がございますのでお問い合わせ下さい。

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