~まだ見ぬヨーロッパ イタリア編~

未知なるアブルッツォとマルケを訪ねて【10日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 4月15日(水) 、 5月13日(水) 、 6月3日(水)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥625,000〜ビジネスクラス利用¥1,305,000

旅のポイント

Point 1
アブルッツォ州、マルケ州に点在する9つの「イタリアの最も美しい村」を巡ります。
Point 2
雄大な自然景観のドライブや、その土地ならではの郷土料理やワインもお楽しみいただきます。
Point 3
イタリアが誇る巨匠、ラファエロとロッシーニのゆかりの地も訪ねます。

ツアープランナーより

ローマやフィレンツェを有するイタリア中部の旅では、アペニン山脈より東の地域はあまり注目されることがありません。アクセスもあまり良くなく、外国からの観光客が押し寄せることが少ないからこそ、素朴さと豊かな生活を守るイタリアらしい風景が見られるのが今回訪れる2つの州、アブルッツォとマルケです。国内随一の自然保護率を誇るアブルッツォ州では、雄大な山岳風景に佇む小さな村に伝統文化が息づいています。一方、マルケ州はアドリア海とアペニン山脈に抱かれた美しい州で、ラファエロの故郷ウルビーノやロッシーニが生まれたペーザロなど、名匠ゆかりの町が点在します。アドリア海の港町から内陸の丘陵地まで、ワールドが選んだ9つの「イタリアの最も美しい村」協会に加盟する村々を訪ねながら、多彩な景観と食文化をお楽しみください。

山岳風景とアドリア海に抱かれた
9つの美しい村々へ

①アブルッツォ州とマルケ州に点在する9つの「イタリアの最も美しい村」を訪ねます

アブルッツォ州とマルケ州に点在する「イタリアの最も美しい村」協会に加盟する村の中から、ワールドが厳選した9つの村を巡ります。中世の面影を残す石畳みの道が残り、職人の手仕事の伝統を受け継ぐ、貴重で趣のある村々の散策をお楽しみください。中でも特に絵になる村は、アブルッツォ州の山間に佇むスカンノです。切妻屋根の石造りの家々が建ち並ぶ景観は素晴らしく、多くの写真家や芸術家の題材にも選ばれてきました。

スカンノ まるでドイツのフロイデンベルクのように同じ方向を向いて家が並んでいます
グラダーラ 12〜14世紀に築かれた二重の防御壁に守られた中世の村(イメージ)
カステル・デル・モンテ 標高1300メートル級の山岳に佇み、11世紀起源の要塞跡が残ります(イメージ)
サント・ステファノ・ディ・セッサーニオ メディチ家の支配下で羊毛交易の拠点として栄えた歴史を持ちます
モンテルポーネ 小さな村ながら、かつて防衛拠点だった頃の面影を残す立派な城門がそのままの姿で残されています

②歴史の舞台カンポ・インペラトーレ 自然景観もこの旅の魅力です

アブルッツォ州は州土の約3分の1が自然保護区に指定されている、イタリアの中でも特に自然豊かな地です。山、海、湖と豊かな自然風景を愛でるのもこの地域の旅の醍醐味です。「イタリアのチベット」、あるいは「小さなチベット」と呼ばれるカンポ・インペラトーレは、グラン・サッソ山塊に広がる雄大な高原で、四季折々に多彩な表情を見せます。第二次世界大戦中にはムッソリーニがこの地のホテルに幽閉され、後にドイツ軍に救出されるという劇的な出来事の舞台にもなりました。

カンポ・インペラトーレ 「イタリアにこんな景色があったのか!」と息を呑むような雄大な景色です(イメージ)
マイエッラ国立公園の山々に囲まれたパチェントロの村(イメージ)
湖畔の村ヴィッララーゴにも立ち寄ります(イメージ)

③郷土料理や名産食材を使ったお食事、そしてワインも楽しみましょう

ご当地パスタや郷土料理はイタリアの旅で欠かせません。アブルッツォ名物のキタッラは、ギターの弦のような器具で作る独特の太麺で、濃厚なソースと相性抜群。アドリア海沿岸では新鮮な魚介を煮込んだ、イタリア版ブイヤベースと申しましょうか、マルケ伝統のブロデットをご賞味ください。また、両州の山間部は香り高いトリュフの産地として知られ、このたびはアクアラーニャにてトリュフ料理をご賞味いただきます。さらに、爽やかな酸味が魅力のヴェルディッキオ・ワインの産地として近年注目を浴びるマテリカではワイナリー見学にもご案内します。

南仏のブイヤベースに似た、魚介の煮込み料理「ブロデット」(イメージ)
弦のような専用の道具で作る「キタッラ」パスタ(イメージ)
白ワイン「ヴェルディッキオ」の産地マテリカ周辺では葡萄畑の風景も見られます(イメージ)
秋にはトリュフ祭りが開かれるアクアラーニャでは、トリュフを使った料理をご賞味ください(イメージ)

【名匠ゆかりの地①】ラファエロの故郷ウルビーノ

画家ラファエロが生まれ育った地であり、ルネサンスの理想都市と称された世界遺産の町ウルビーノ。壮麗なドゥカーレ宮殿内にある国立マルケ美術館ではピエロ・デラ・フランチェスカの名画をご覧いただけます。

15世紀にモンテフェルトロ公フェデリーコがルネッサンスの理想に基づき整備した町です(イメージ)

【名匠ゆかりの地②】ロッシーニを生んだペーザロ

作曲家ロッシーニは、ルネサンス期以降に宮廷文化が育まれた港町ペーザロに生まれました。夏の音楽祭やロッシーニ劇場、名門音楽院で知られる文化都市で、アドリア海に面した優雅な町並みと美しい砂浜が魅力です。

町の入口にはイタリアを代表する現代彫刻家アルナルド・ポモドーロによるモニュメントが置かれています。©Pedro

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港22:30発

■夜、航空機にて、ドバイへ。

(機中泊)

2日目
ドバイ04:10着/09:10発 ローマ13:25着 スルモナ郊外17:00着

航空機を乗り換え、ローマへ。

■着後、ラツィオ州を抜けアブルッツォ州に入り、スルモナへ。

【2連泊】(スルモナ郊外泊)

3日目
スルモナ郊外 (ヴィッララーゴ、スカンノ、パチェントロ、スルモナ)

午前、①ヴィッララーゴに立ち寄り、石造りの建物が密集して建つ②スカンノへ。村の散策やアブルッツォ州発祥の手打ちパスタ「キタッラ」を昼食にお召し上がりください。

■午後、マイエッラ国立公園に位置する城の塔が印象的な③パチェントロを訪れます。その後、スルモナに立ち寄り、町の中心の広場に残る水道橋を見学し、ホテルに戻ります。

(スルモナ郊外泊)

4日目
スルモナ郊外08:30発 サント・ステファノ・ディ・セッサーニオ カステル・デル・モンテ カンポ・インペラトーレ テラモ17:30着

午前、メディチ家の繁栄と共に隆盛した④サント・ステファノ・ディ・セッサーニオへ。メディチ家の面影が残る村の散策をお楽しみください。

■その後、「山の城」の意味の⑤カステル・デル・モンテへ。

■午後、「イタリアのチベット」と言われるカンポ・インペラトーレを走り、テラモへ。

(テラモ泊)

5日目
テラモ10:00発 オッフィーダ サン・ベネデット・デル・トロント モンテルポーネ アンコーナ18:00着

朝、テラモ旧市街の散歩にご案内します。

■午前、アブルッツォ州からマルケ州に入り、レース編みで有名な⑥オッフィーダへ。散策をお楽しみください。

■昼食はアドリア海沿岸のサン・ベネデット・デル・トロントにて。魚介類の煮込み料理「ブロデッド」をご賞味ください。

■午後、立派な城門が迎え入れてくれる⑦モンテルポーネに立ち寄り、マルケ州の首都アンコーナへ。

【2連泊】(アンコーナ泊)

6日目
アンコーナ (マテリカ)

午前、アンコーナの観光。●ドゥオモ○トラヤヌスの凱旋門、旧市街の散策にご案内します。

■その後、マルケワインの産地として知られる⑧マテリカへ。ワイナリーの訪問や村の散策をお楽しみください。

■夕刻、アンコーナに戻ります。

(アンコーナ泊)

7日目
アンコーナ08:00発 ウルビーノ アクアラーニャ ペーザロ17:00着

午前、世界遺産にしてラファエロの故郷として知られる町ウルビーノへ。●ドゥオーモや●ラファエロの家、●国立マルケ美術館をご紹介します。

■昼食はトリュフの産地アクアラーニャのレストランにて。トリュフ料理をお召し上がりください。

■午後、ロッシーニの生誕地ペーザロへ。

【2連泊】(ペーザロ泊)

8日目
ペーザロ

■午前、ペーザロの観光。●ドゥオーモ、●ロッシーニ博物館、ベッリーニの作品を擁す●市立美術館(モスカ宮殿)(注1)へご案内します。

■午後、自由行動。

(ペーザロ泊)

9日目
ペーザロ08:45発 グラダーラ ボローニャ15:45発 ドバイ23:30着

午前、ラファエロの父ジョヴァンニ・サンティの作品がある城で知られる⑨グラダーラへ。●城の見学および散策をお楽しみください。(注2)

■その後、ボローニャ空港へ。

■午後、航空機にて、ドバイへ。

(機中泊)

10日目
ドバイ02:40発 成田空港17:35着

航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夕刻、成田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は成田空港発着のエミレーツ航空の利用を想定したものです。エミレーツ航空の羽田空港発着便、または他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。また復路は、利用航空会社によってはボローニャ空港以外のイタリア国内主要都市空港を利用する場合があります。

(注1)4/15発、5/13発は、市立美術館(モスカ宮殿)の開館が15時以降となるため、観光を午前と午後に分けてご案内します。予めご了承ください。

(注2)利用航空会社によっては発着時刻が異なるため、グラダーラは別の日にご案内する場合があります。

※【お食事に関して】軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
4月15日(水)発

旅行代金:¥625,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,275,000

ビジネスクラス利用

5月13日(水)発

旅行代金:¥655,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,305,000

ビジネスクラス利用

6月3日(水)発

旅行代金:¥655,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,305,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥70,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥79,000:9月1日現在

■ビジネスクラス適用区間:
【エミレーツ航空、ターキッシュエアラインズ、エティハド航空、カタール航空利用の場合】東京~中東主要都市~ローマ間/ボローニャまたはイタリア主要都市〜中東主要都市〜東京間に適用
【上記以外の航空会社の場合】日本発着の国際線区間にのみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円または羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円、ならびに燃油サーチャージ(SAF:持続可能な航空燃料追加代金を含む)、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加代金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

ツアー申し込み・お問い合わせ申込・問合せ

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
湘南
0466-27-0111