地中海に浮かぶおもてなしと食彩の島

まだ見ぬイタリアの異郷 サルデーニャゆったり探訪の旅【10日間】

  • 集合場所:羽田空港
  • 出発日: 1月27日(火) 、 2月3日(火) 、 2月17日(火) 、 2月24日(火)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥585,000〜ビジネスクラス利用¥1,178,000

旅のポイント

Point 1
風光、歴史と文化、民族、言語のモザイク「サルデーニャ島」を連泊主体でゆったりと巡る旅。人々の暮らしぶりもご覧いただけます。
Point 2
地中海ならではの歴史と文化の交差がもたらしたサルデーニャ独特の食彩を満喫。特産ボッタルガ(からすみ)をはじめ、イタリア本土とは一線を画したサルデーニャ料理に舌鼓。
Point 3
連泊地では立地にこだわったホテルをご用意しました。自由時間も設けましたので町の散策をお楽しみください。

ツアープランナーより

地中海の真ん中に浮かぶ九州ほどの広さを持つサルデーニャ島。先史時代から人々が暮らし、イタリア王国統一の1861年までは、カルタゴ(フェニキア人)、古代ローマ帝国、その後、ビザンチン、アラブ、そしてスペイン、ジェノヴァなど、様々な民族によって統治されてきたことで、今でも人々はイタリア語とは全く異なるサルデーニャ語(北部ではコルシカ語、北西部(アルゲーロ周辺)ではカタルーニャ語も)を話す、まるでモザイクのような言語エリアで構成されています。 個性豊かなイタリアの地方の中でも、独特な民族や伝統文化(もちろん食文化も)が色濃く息づいており、まさに「イタリアの異郷」といえるでしょう。そして、海と山の幸に恵まれたサルデーニャならではの「食彩」も楽しみのひとつです。特産のボッタルガ(からすみ)やユニークな粒々パスタなど、イタリア本土の料理とは一線を画すサルデーニャ料理にもご期待ください。 ローマより南に位置する地中海のサルデーニャは、冬でも日中の平均最高気温は14℃前後と温暖で、雨も比較的少ないため、冬のヨーロッパの旅として自信をもってお勧めいたします。

「サルデーニャの真珠」海に囲まれた小カタルーニャ、古都アルゲーロ

サルデーニャ島北西部の港町アルゲーロは、独自の風習や言語が今も残る、非常に珍しい町です。14世紀にスペインのアラゴン=カスティーリャ王国が、従来の支配者であったジェノヴァ系貴族や住民をすべて追い出し、バルセロナやタラゴナからの多くの移民によって、華やかなカタルーニャ文化が華開きました。1700年のスペイン継承戦争によりサルデーニャ島がサヴォイア家(後のイタリア王国)に譲渡された後も、アルゲーロではスペインの文化が根強く残り続けました。今もカタルーニャのカタラン語を話す人々が暮らし、城壁に囲まれた旧市街にあるゴシック大聖堂やロマネスク教会、曲がりくねった細い路地が迷路のように入り組む町並みが当時の面影を伝え、まるで中世のまま時が止まったかのようです。

イタリアの中にあるカタルーニャ(スペイン)のように、今も独自の言語や伝統文化が息づくアルゲーロ(イメージ) 旧市街の右手背後にある白っぽい高層ビルが「ホテル・カタルーニャ」で、旧市街まで300mほどの立地です。

美しき地中海岸に佇む「イタリアの最も美しい村」、カステルサルド

イタリア財界の大物やハリウッドスター、有名スポーツ選手の別荘が建ち並び、故ダイアナ妃などがバカンスを過ごしたことでも知られるヨーロッパ屈指の高級リゾート地「エメラルド海岸」を抜け、さらに海岸線を西に進むと、素朴で地元の歴史と文化が息づくエリアとなり、「イタリアの最も美しい村」協会に登録されたカステルサルド村が現れます。海に突き出た断崖の上に築かれた中世城郭都市であり、12世紀にジェノヴァのドリア家が建てたカステロ(要塞)が今も高台の上に聳え立っています。アーチ状の門、迷路のような石畳の路地に色とりどりの家々が建ち並ぶ様はまさに中世そのまま、どこを歩いても絵になる絶景スポットばかりです。

中世の面影が色濃く残る海辺の絶景の村カステルサルド(イメージ)

先史時代の謎に迫る、古代人の暮らしを物語る世界遺産「ヌラーゲ」

サルデーニャ島を旅していると、大きな石を積み重ねた「ヌラーゲ」と呼ばれる島独特の石の砦(石塁兼住居)をよく見かけます。未だ解明されていないことが多く残っていますが、地中海の中間に位置するサルデーニャは常に侵略の危機に晒されてきました。そうした外敵の襲来から身を守るため、今から3,800年近くも前に住居と展望台を兼ねた砦としてあちらこちらに造られたとされています。フェニキア人がやって来る以前から人々が暮らしていた証として残る7,000戸以上の「ヌラーゲ」。中でも、世界遺産に登録されたバルミニのヌラーゲは内部を見学することができ、人類の太古の暮らしに思いを馳せながら歩くことができる貴重な場所です。また、マロンジュの博物館では「巨人の彫刻群」をご覧いただきます。

謎多きサルデーニャ先史時代文明に迫る、世界遺産「バルミニのヌラーゲ遺跡」
巨人彫刻群(マロンジュ市立博物館)※6日目にご案内します。

モザイクのように多様な景観、文化が交差するサルデーニャ

地中海を舞台に様々な民族、文化が交差し、独自の文化が紡がれたイタリアの異郷サルデーニャの変化に富んだ見どころをご紹介します。また、連泊地では自由時間も設けていますので、サルデーニャで知られる、色彩豊かな織物芸術、千年の歴史を刻む陶芸、ジュエリー細工芸術、島の職人による精緻な木工彫刻芸術などから、お気に入りの工芸品を探してみるのも良いでしょう。

多くの芸術家や職人が移り住んだ、奇岩の山々に囲まれたサン・パンタレオ村(イメージ)
「小さなナポリ」と称されるサルデーニャ自治州の州都カリアリ (イメージ) ご宿泊ホテルの「イタリア」は、このマリーナに近い旧市街の立地です
見る者を圧倒する白い石灰岩の断崖絶壁、海抜200mに近い地中海の絶景スポット「カッチャ岬」(イメージ)
「ヨットの都」とも称される、絵のように美しい地中海屈指のポルト・チェルボのマリーナ(エメラルド海岸)(イメージ)
祈りと芸術の聖地、ポルト・チェルボの象徴「ステラマリス教会」

現地に長く暮らす日本人ガイドが全行程同行します

「地元の人々とのふれあい」には言葉の壁がありますが今回の旅では、サルデーニャに長年暮らす日本人ガイドが添乗員と2名体制で丁寧にご案内しますので、様々な場面でサルデーニャの人々のおもてなしの心にふれていただけることでしょう。(※体調上の理由等、やむを得ない事情が発生した場合には、ご案内できなくなる場合もございます。)

サルデーニャ島アルゲーロの平均気温(平均最高気温)と日の出/日没時間

1月:10.8℃(14℃)、2月1日:日の出07:36/日没17:45
2月:10.5℃(14℃)、3月1日:日の出07:00/日没18:19
※参考資料:気象庁HP「世界の天候地点別平年値データグラフ」よりアルゲーロ近郊カッチャ岬の平均気温/©MAPLOGS.COM

サルデーニャの豊かな食文化

海に囲まれた島だけあって新鮮な海の幸が豊富なサルデーニャ。イワシ(サーディン)はこの島の名前が由来であることに加え、ボッタルガ(からすみ)の産地としても知られています。また、山の幸にも恵まれ、内陸の山岳地帯では銘柄牛や豚、質の高い乳製品が有名で、それぞれ長い歴史と文化の交差の中で独自の食文化が育まれてきました。そんな「食彩」の島サルデーニャではワインもお薦め。琥珀色の「ヴェルナッチャ」、スペインから伝わった「カンノナウ」の他、オリスターノ産のワインは食前酒としても好まれています。

特産のボッタルガ(からすみ)をあしらったパスタ(イメージ)
サルデーニャ独特の粒状パスタ「フレーグラ」(イメージ)
甘みのある郷土の子豚の丸焼き「ポルチェッドゥ」(イメージ)

 連泊地では、立地にこだわったホテルをご用意しました。

■アルゲーロ:ホテル・カタルーニャ

海辺の城壁に囲まれた旧市街へ徒歩圏内のホテル。スペイン風の趣ある旧市街は、朝の静かな時間帯に歩くのもお勧めです。

最上階のレストランは、旧市街と地中海を見渡すことのできる、アルゲーロ随一の絶景スポットです。
旧市街まで徒歩圏となるアルゲーロ唯一の9階建て高層ホテル。
モダンで快適な客室(イメージ)

■オルビア:ホテル・パノラマ

港町オルビアの中心部に位置し、聖シンプリチオ教会や旧市街も徒歩圏内の便利なホテル。屋上テラスからは町と入り江の絶景も楽しめます。(シャワーのみの客室となります)

見事な景色が広がる屋上テラス(イメージ)
落ち着いた雰囲気の客室(イメージ)

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港13:20発 ローマ20:25着/21:35発 サルデーニャ島アルゲーロ22:40着 サッサリ00:00着

■午後、航空機にて、ローマへ。

■航空機を乗り換え、サルデーニャ島のアルゲーロへ。

■着後、バスにてサッサリへ。

(サッサリ泊)

2日目
サッサリ11:00発 サッカルジャ教会 カステルサルド オルビア17:00着

■朝はゆっくりお過ごしください。

■午前、サッサリの簡単な散策後、郊外の●サッカルジャ教会に立ち寄り、「イタリアの最も美しい村」のひとつカステルサルドへ。

■午後、サルデーニャ島北東部の港町オルビアへ。

【2連泊】(オルビア泊)

3日目
オルビア (エメラルド海岸、ポルト・チェルボ、サン・パンタレオ)

■午前、エメラルド海岸を望み、風光明媚な村ポルトチェルボ、歴史的建築が軒を連ねる小さな町サン・パンタレオを訪ねます。

■午後、オルビアに戻り、自由行動。

(オルビア泊)

4日目
オルビア09:00発 ヌオーロ バルミニのヌラーゲ カリアリ17:00着

■午前、ヌオーロを訪ね、郊外の●サルド民族博物館を参観します。

■午後、バルミニのヌラーゲ古代遺跡を訪れます。

■夕刻、南サルデーニャの主邑、港町カリアリへ。

【2連泊】(カリアリ泊)

5日目
カリアリ

■午前、カリアリの歴史エリアまち歩きへ。カステロ地区の●サンタ・マリア・ディ・カステロ大聖堂、高台からのカリアリの街と地中海の眺めを楽しみます。

■午後、自由行動。

(カリアリ泊)

6日目
カリアリ08:30発 タロス遺跡 カブラス アルゲーロ17:00着

■午前、海岸線のフェニキア人に起源を持つ●タロス遺跡を訪ねます。

■その後、カブラスの●マロンジュ市立博物館を訪れ、「巨人の彫刻群」を参観します。

■夕刻、アルゲーロへ。

【3連泊】(アルゲーロ泊)

7日目
アルゲーロ

■午前、アルゲーロの散策。古い町並みや路地あるきが楽しい、城壁に囲まれた旧市街の散策にご案内します。

■午後、自由行動。

(アルゲーロ泊)

8日目
アルゲーロ (カッチャ岬)

■午前、サルデーニャ島の西端カッチャ岬へ。海抜200ⅿに近い岬から地中海の絶景を楽しみます。

■昼食は、アグリツーリズモの農家レストランを訪ね、郷土料理をお召し上がりください

■午後、アルゲーロに戻り、自由行動。

■夕食は、地中海の海の幸をご用意しました。

(アルゲーロ泊)

9日目
アルゲーロ11:00発 ローマ12:00着/15:05発

■午前、航空機にて、ローマへ。

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

10日目
羽田空港11:20着

■午前、羽田空港に到着後、解散。

※お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

 

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
1月27日(火)発

旅行代金:¥585,000

エコノミークラス利用


旅行代金:1,165,000

ビジネスクラス利用

2月3日(火)発

旅行代金:¥585,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,165,000

ビジネスクラス利用

2月17日(火)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,178,000

ビジネスクラス利用

2月24日(火)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,178,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加料:¥70,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加料金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥61,500:7月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間にのみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円ならびに燃油サーチャージ(SAF:持続可能な航空燃料追加代金を含む)、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■地方発着追加料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので各支店へお問い合わせください。

国籍が日本国以外の方でこのコースにお申し込みを希望される場合は、必ずお申し出くださいませ。なお、査証の必要有無や取得に関しては、ご自身で大使館へ問い合わせ、確認くださいますよう、お願いします。

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