いざ「アフリカのポンペイ」 ティムガッド遺跡へ

【年末年始】美しきアルジェリア 6つの世界遺産を訪ねて【9日間】

  • 集合場所:羽田空港または成田空港
  • 出発日: 12月27日(土)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥498,000〜ビジネスクラス利用¥1,298,000

旅のポイント

Point 1
現地視察を経て「アフリカのポンペイ」と呼ばれる世界遺産ティムガッド遺跡をツアーに組み込みました。
Point 2
秘境ガルダイアに連泊し、世界遺産ムザブの谷に点在する町や村を丹念に巡ります。
Point 3
ティパサ遺跡やジェミラ遺跡など、地中海とイスラムが交差する歴史遺産探訪にご案内します。

ツアープランナーより

2011年に南スーダンが独立したことで、アフリカ最大の国土面積(日本の約6倍)を誇るようになった大国アルジェリア。その約80%はサハラ砂漠に覆われていますが、サハラがまだ緑に覆われていた先史時代に人々はこの地を定住の地と見定め、その後、フェニキア、ローマ帝国、イスラム、フランス植民地と、世界を席捲した支配者たちの時代を経て、1962年に独立を果たしました。現在、これら各時代の生き証人たる遺構や町並みがアルジェリア各地に点在し、世界遺産も7つを数えます。その中でも、ひときわ神秘的かつ壮麗な遺構が、1982年に世界遺産に登録されたティムガッド遺跡です。古代ローマ帝国が好んで設計した碁盤の目のように整備された町並みを、これほどまでに今日に伝える遺跡は、ローマ帝国広しと言えども希少で、退役軍人たちが浴場や半円形劇場などで人生を謳歌した歓喜が、耳を澄ませば聞こえてくるかのようです。 このたびは現地視察を行い、アルジェのカスバやムザブの谷、ティパサ遺跡など、従来のアルジェリアの魅力的な訪問地に加え、「アフリカのポンペイ」とも称されるティムガッド遺跡や周辺の見どころなど、新たなアルジェリアの魅力もツアーに組み込みました。

青き地中海とイスラム文化が
交差する魅惑の国

ここに注目。旅のポイント

①「アフリカのポンペイ」と呼ばれる世界遺産ティムガッド

ティムガッドは、ローマ帝国の五賢帝のひとり、トラヤヌス帝によって紀元1世紀に建設されました。古代ローマの都市遺跡の中でも最も優れた都市計画全体を見ることができる貴重な遺跡で、現存する最良のローマ遺跡といわれています。都市計画の様子は現存する柱の数が証明してくれています。裕福な邸宅からは精巧なモザイクが発見されており、遺跡内の博物館でご覧いただくことができます。8世紀の大地震により砂に埋もれ、およそ一千年の時を経て発見されたその姿はまさに人類の宝と言えます。

3500人を収容するローマ劇場 最上段から眺める遺跡は実に美しい。(視察時撮影)
高さ12メートル トラヤヌスの門(視察時撮影)
碁盤の目状の都市構造がそのまま残り、当時の様子が目に浮かぶようです(視察時撮影)

②砂漠の町を満喫。一度は訪ねたいムザブの谷へ。

ムザブ族はコーランを厳格に解釈する「イスラム清教徒」と言われ、イスラム世界で異端とされたため迫害を受け、信仰の場を求めて11世紀頃この場所にやって来て5つの町を造りました。現在でも女性は白いベールで全身を覆い、片目だけを出し、当時のままの戒律を守り生活をしています。建築家ル・コルビュジェはムザブの谷から多くのインスピレーションを受け、そこで得た美しい曲線のイメージを独自の設計に取り入れたことで知られています。

アルジェリアの秘境「ムザブの谷」、ガルダイアに連泊し、村を巡ります
ムザブの谷メリカ村のシディ・アイサの墓
エル・アティフのシディ・イブラヒム・モスクはフランスにある「ロンシャンの礼拝堂」に多くの影響を与えたと言われています。

③地中海とイスラム文明の足跡 世界遺産の遺跡探訪にご案内します。

地中海とアラブ世界の文明の交わりを伝える歴史遺産探訪もアルジェリアの旅の醍醐味です。紀元前7世紀にフェニキア人によって造られた町ティパサでは墓地や浴場跡を、紀元後1世紀にローマの植民地として建設された都市ジェミラでは見事に残る神殿を。そして11世紀、アラブ世界の交易の中心として栄えたベニ・ハマッドではマグレブ風ミナレットをと、それぞれの文明が遺した足跡をご覧いただき、悠久の歴史を感じる旅へとご案内します。

ジェミラのセプティミウス・セウェルス神殿
ベニ・ハマッドのミナレット跡 ©habib kaki

④新たな見どころも加えました

このたびは視察を経て、ティムガッド遺跡の観光に加え、コンスタンティーヌとティムガッドを往復する際に、その他の見どころにもご案内します。より充実したアルジェリアの旅にご期待ください。

イメドラッセン王の墳墓、紀元前4世紀末~紀元前3世紀初頭のヌミディア王の墓で、アルジェリア最古の史跡として知られます(視察時撮影)
ランバエシス遺跡、ハドリアヌス帝の治世下でローマ軍によって築かれ、今でも大陣営が残ります(視察時撮影)

ツアーの見どころ

迷宮都市アルジェのカスバ

オスマン帝国時代の16世紀、太守の城塞のもと、山の斜面に沿って形成された迷宮都市アルジェ。曲がりくねった細い路地や狭い階段など当時の姿を残す町の中に、現在でも一般の人々が生活しています。フランス映画「望郷」の舞台としても知られ、撮影もここで行われました。

日常風景との出会いが楽しいカスバ散策(イメージ)

卓越したモザイクの数々を鑑賞

ティパサでは遺跡観光はもちろん、付属博物館にもご案内。世界屈指のモザイクコレクションは必見です。神話や肖像、食べ物、狩りなどモチーフは様々で、当時の暮らしぶりがいきいきと写し取られ、その美意識の高さ、芸術性に驚かされます。

ティパサ博物館の精巧なモザイク

絵になる町 コンスタンティーヌ

アルジェリア第三の都市コンスタンティーヌは、断崖絶壁の上に造られ、峡谷にいくつもの橋が架けられています。現在の都市名になったのはコンスタンティヌス一世の治世になってから。ダイナミックな風景が実に絵になります。

活気ある町並み散策もお楽しみください
コンスタンティーヌに2連泊で旅を締めくくります

ツアー日程

9日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港22:05発

■夜、羽田空港より航空機にて、イスタンブールへ。

(機中泊)

2日目
イスタンブール05:40着/08:40発 アルジェ10:35着 (世界遺産アルジェのカスバ)

■航空機を乗り換え、アルジェへ。

■着後アルジェの観光。世界遺産①○カスバの散策、○ノートルダム寺院○旧総督府宮殿へご案内します。             

 (アルジェ泊)

3日目
アルジェ (モウレタニア王家の墳墓) (世界遺産ティパサ遺跡) アルジェ18:55発 ガルダイア20:25着

■午前、未だ謎に包まれているローマ属州のモウレタニア王家の墳墓(外観)に立ち寄り、ティパサへ。

■着後、世界遺産②ティパサ遺跡の観光。モザイクが印象的な博物館劇場跡モザイクが残る教会跡円形闘技場を見学します。

■夜、国内線航空機(注1)にてサハラ砂漠のオアシス都市ガルダイアへ。

【2連泊】(ガルダイア泊)

4日目
ガルダイア (世界遺産ムザブの谷)

■終日、世界遺産③ムザブの谷の観光へ。ガルダイア村の市場メリカ村のシディ・アイサの墓などを巡ります。

■その後、エル・アティフ村のシディ・イブラヒム・モスク聖都○ベニ・イスゲン村に立ち寄ります。

(ガルダイア泊)

5日目
ガルダイア08:00発 ブーサーダ17:00着

■終日、バスにてブーサーダへ向かいます。

(ブーサーダ泊)

6日目
ブーサーダ07:00発 (世界遺産ベニ・ハマッド) (世界遺産ジェミラ) コンスタンティーヌ19:00着

■午前、11世紀に栄えた交易都市世界遺産④ベニ・ハマッドを見学します。その後、ジェミラ遺跡へ。

■午後、世界遺産⑤ジェミラ遺跡の観光。カラカラ帝の凱旋門セプティミウス・セウェルス神殿バシリカ博物館へご案内します。

■夜、コンスタンティーヌに到着。   

【2連泊】(コンスタンティーヌ泊)

7日目
コンスタンティーヌ (世界遺産ティムガッド遺跡)

■終日、世界遺産⑥ティムガッド遺跡へ(注2)。途中、○イメドラッセン王の墳墓やローマ帝国の陣営であった○ランバエシス遺跡に立ち寄ります。

■ティムガッドでは●博物館○トラヤヌス帝の凱旋門○半円形劇場など、壮大なローマ遺跡を見学します。

(コンスタンティーヌ泊)

8日目
コンスタンティーヌ14:15発 イスタンブール19:25着

午前、渓谷の町コンスタンティーヌの散策。○シディ・ムシド展望台〇ペレゴ歩道橋などにご案内します(注3)。

■午後、航空機にて、イスタンブールへ。

(機中泊)

9日目
イスタンブール02:30発 羽田空港19:45着

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻はターキッシュエアラインズの羽田空港発着の便を想定したものです。他の便または航空会社を利用の場合には、利用空港、時刻および日程が異なります。

○お食事に関して:軽めのお食事からしっかりとしたコース料理、ビュッフェ、或いは郷土料理など、地域や訪問国の食事の特色、ならびに旅程に応じてご用意しております。また、ツアー行程の関係で簡素なボックスタイプ等のお食事となる場合もございます。

(注1)アルジェリアの国内線航空機は、しばしば遅延するため、お待ちいただく時間が生じる可能性があることを予めお含みおきください。また、スーツケースに貴重品を入れると運搬されませんので、貴重品は必ずお手荷物でお持ちください。尚、スーツケースの重量制限は皆様20㎏までとなりますので、ご注意ください。

(注2)ティムガッド遺跡のあるバトナ県は外務省の「危険レベル2」の地域が含まれています。(危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください。」渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください(日本外務省)。)JATA(日本旅行業協会)のガイドラインに基づきまして、現地治安当局などの政府機関との安全確認、現地日本大使館との連絡体制、全行程同行ガイド及び添乗員に加え現地の係員も加えての案内体制、グループ行動を基本とし1時間以上の「自由行動」は設けない、という点に留意してツアーを実施いたします。尚、現在欧米諸国では日本のような危険レベルの指定はなく、大勢の観光客が自由に訪れています。(2025年6月1日現在)

(注3)コンスタンティーヌの観光の一部は、7日目にご案内する場合もございます。

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは9日間のコースです。

出発日 旅行代金
12月27日(土)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,298,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥70,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥62,500:6月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:
【ターキッシュエアラインズ、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空】:東京~中東主要都市~アルジェ/コンスタンティーヌ~中東主要都市~東京の区間に適用
【上記以外の航空会社】:日本発着の国際線区間にのみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の旅客取扱施設使用料及び保安サービス料合計2,950円または成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)。

■地方発着追加料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000

但し付帯条件がございますので支店・営業所へお問い合わせ下さい。

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