8つの世界遺産を訪ねる

【関空・福岡発】チュニジア周遊の旅【12日間】

  • 集合場所:関西空港、福岡空港
  • 出発日: 1月12日(月)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥398,000〜ビジネスクラス利用¥978,000(関西空港発着)

旅のポイント

Point 1
古代遺跡や旧市街の町並みなど、チュニジアに点在する世界遺産の数々をご紹介します。
Point 2
世界遺産ジェルバ島にも足を延ばし、アフリカ最古級のシナゴーグを訪れます。
Point 3
2023年に改修を終えたモザイク画の宝庫「バルドー博物館」を訪れます。

ツアープランナーより

チュニジアはカルタゴ時代から連綿と続く歴史を伝える遺跡や地中海沿いの町々と多くの魅力に溢れています。フェニキア人により建設されたカルタゴの時代に始まり、古代ローマやイスラム、フランスと多くの民族がこの地の覇権を握ってきました。それぞれの時代や文化を物語る遺跡や町並みが、現在のチュニジアの各地によく残されており、それが多面的な魅力を生み出す様はまさにモザイクの国と言えるでしょう。このたびは、チュニジアの8つの世界遺産を訪ねるだけでなく、サハラ砂漠にあるベルベル人のテント風ホテルにも宿泊します。また、新たに世界遺産に登録されたジェルバ島にも足を延ばし、様々な文化と人々が共存している暮らしぶりもご覧いただきます。

見どころのご紹介

チュニジアに点在する世界遺産の数々を訪ねます

ローマ遺跡からイスラムの薫り、植民地時代の面影、サハラ砂漠の大自然など、多岐に及ぶ見どころが点在している国チュニジア。アフリカに存在している国の中でも国土面積が小さいゆえに、長距離移動が少なく、そして、効率良く巡ることができます。長年ツアーを催行してきた弊社ならではのルート取りで、無理なくじっくりとご案内します。時代によって支配勢力が異なるモザイクのように複雑で細やかな歴史に思いを馳せながら、魅力的な国チュニジアを周遊します。

①チュニスの旧市街

現在のチュニジアの首都チュニス。アフリカ、イスラム、ヨーロッパの文化や様々な国の人々が行き交った町です。その旧市街は7世紀に建設が始まりました。アラブ・イスラム様式の都市計画が今もそのままの姿で残っています。

イスラムの商業都市として発展したチュニスの旧市街(イメージ)

②ケルクアン遺跡

北東チュニジアのボン岬近くにあるカルタゴの都市遺跡。ローマ人に再建されなかったため、紀元前4世紀〜紀元前3世紀の古代カルタゴの姿を伝える貴重な遺跡となっています。

住居内には浴槽やモザイクタイルがみられます

カルタゴ遺跡

チュニジアの歴史が始まった地とも言える場所がカルタゴです。紀元前814年にフェニキア人によって建設され、後にローマ帝国に匹敵するほどの力を持ちましたが、紀元前146年第三次ポエニ戦争でローマに敗れ、滅亡しました。現在残る遺跡はカルタゴ滅亡後にローマが造ったものです。

ビュルサの丘からは地中海が望めます

スースの旧市街

フェニキア人によって紀元前9世紀に建設された町です。現在の旧市街の大部分は北アフリカにイスラム勢力が進出してきた9世紀頃のもの。グランド・モスクをはじめとする歴史的建造物や伝統的な町並みが良く残っています。

散策が楽しい旧市街(添乗員撮影)

⑤ジェルバ島

オデュッセウスも流れ着いたというジェルバ島は、2023年に登録されたばかりの世界遺産です。リゾート地としての意味合いもあり、ヨーロッパの人々はバカンスで訪れます。しかし、その歴史は深く、約2500年前にエルサレム神殿が破壊された時に難を逃れてやってきたユダヤ最古級のディアスポラ・コミュニティがあり、イスラム教徒やベルベル人らと共生する興味深い地です。ツアーではアフリカ最古級のシナゴーグを訪れます。

ユダヤ教徒の聖地であり、巡礼者も訪れます

⑥エル・ジェムの円形闘技場

ローマのコロッセオに匹敵する巨大な円形闘技場。保存状態の良さは世界屈指で、アフリカでも最も印象的なローマ遺跡と言われます。

縦149m、横124mは、チュニジア最大規模(イメージ) ©チュニジア大使館

⑦カイラワン

西暦670年頃に町の建設が始まり、9〜10世紀には北アフリカのアラブ人王朝の首都となり、北アフリカにおけるイスラムの最も重要な聖地のひとつとして知られています。その中心となる大モスクは、ウマイヤ朝時代に創建された貴重なイスラム建築です。

ウマイヤ朝時代の大モスク(イメージ)

ドゥッガ遺跡

チュニジア北部のローマ遺跡。もともとベルベル人の王国ヌミディアの重要な都市で、紀元前46年にローマの支配下に入りました。北アフリカ屈指の規模のローマ遺跡で、町そのものが残る保存状態の良さには目を見張ります。

ドゥッガのシンボル「キャピトル」(3神を祀る神殿)

世界有数のモザイクコレクションを誇る バルドー博物館

天然の石を使い専門職人によって作られたモザイク画は、紀元前2500年頃から発達した非常に古い芸術作品で、様々な場所で作品に触れる機会がありますが、世界有数のモザイク画の博物館と称されるのがチュニスの「バルドー博物館」です。写実的で躍動感があり、生命力に溢れているローマ時代のモザイクを中心に、館内のそこかしこに実に質の高いモザイクが展示され、神話の物語や日常生活、動植物などが鮮やかに描かれています。2021年より閉館していた北アフリカ有数の博物館が2023年より再オープンし、再開後も多くの来館者を魅了し続けています。

再オープンしたバルドー博物館(添乗員撮影)
海の神ポセイドンを描いたモザイク 

青と白のコントラストが印象的なシディ・ブ・サイド

地中海に面し、チュニジアンブルーの窓枠と白壁の家々が続く町並みが印象的なシディ・ブ・サイド。どこかヨーロッパ的な雰囲気が漂う旧市街には色鮮やかな陶器や人形を売るお店などが建ち並び、のぞき見ながら散策をするのが楽しい町です。

地中海沿いのシディ・ブ・サイドは青と白のコントラストが印象的(イメージ)
町にはお土産を売るお店などが軒を連ねています

クサール・ギレンに宿泊し、砂漠体験を楽しみます

「赤い砂漠」と称されるクサール・ギレン周辺の砂漠。ここにベドウィンのテントを模した客室を持つホテルがあります。砂漠での宿泊は、非日常を経験させてくれる絶好の場です。朝夕の光景も美しいですが、天候が許せば星空もご覧いただけるでしょう。

(注)テントホテルの性質上、隙間風が入る、暖房が効きづらい、湯の出が悪い、すぐ電球が切れる、などの問題が起こりやすい傾向がありますので、予めお含みおきください。また、客室内にシャワーや暖房はありますが、念のため、温かい寝具をご持参ください。

砂漠のオアシスにあるテントホテルでサハラでの一夜を過ごします

【チュニジア料理の一例をご紹介】 名物料理「ブリック」

様々な文明が交錯した地理的条件から、その料理も変化に富んでいます。地中海産の魚介類も豊富ですし、チュニジア餃子とも呼ばれる「ブリック」もおすすめです。様々な具材と半熟卵が入った包み揚げ料理で、お客様にも好評です。

レモンやチュニジアのピリ辛調味料「ハリッサ」をかけるのが現地流です(イメージ)

ツアー日程

12日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
福岡空港07:30発 関西空港08:45着 関西空港12:25発 パリ19:20着/20:55発 チュニス23:20着

福岡空港より関西空港へ。

午後、航空機にてパリへ。

■航空機を乗り換えチュニジアの首都チュニスへ。

■着後、ホテルへ。

【2連泊】(チュニス近郊ラマルサ泊)

2日目
チュニス (ケルクアン)

■午前、世界遺産チュニス旧市街の観光。○グランド・モスクスーク(市場)散策にご案内します。

■午後、バスにてボン岬の世界遺産ケルクアンへ。

■着後、フェニキア人の遺跡を観光します。

(チュニス近郊ラマルサ泊)

3日目
チュニス09:00発 カルタゴ スース16:30着

■午前、シディ・ブ・サイド、世界遺産カルタゴ遺跡アントニヌスの共同浴場などをご覧ください。

■夕刻、ホテルにチェックイン。

(スース泊)

4日目
スース08:00発 ジェルバ島17:30着

■午前、世界遺産スース旧市街を散策。

■午後、バスは南部のジェルバ島を目指します。

■夕刻、ホテルにチェックイン。

【2連泊】(ジェルバ島泊)

5日目
ジェルバ島

■午前、フームスークの散策●ラ・グリバのシナゴーグ●民族博物館を見学。

■午後はホテルでゆっくりとお過ごしください。

(ジェルバ島泊)

6日目
ジェルバ島08:00発 クサール・ギレン17:00着

■午前、バスにてサハラ砂漠方面へ南下します。

■午後、4WDに分乗し、サハラ砂漠のクサール・ギレンへ(注)。ご宿泊はテント式ホテルです。

(クサール・ギレン泊)

7日目
クサール・ギレン08:00発 カイラワン17:00着

■午前、4WD分乗し、サハラ砂漠を北上します。

■その後、バスにてカイラワンを目指します。

【2連泊】(カイラワン泊)

8日目
カイラワン (エル・ジェム)

■終日、エル・ジェムを訪ね、世界遺産の円形闘技場●エル・ジェム博物館を訪れます。

(カイラワン泊)

9日目
カイラワン13:00発 ドゥッガ遺跡近郊テブルスーク16:30着

午前、世界遺産カイラワンの観光。グランド・モスクシディ・サハブ霊廟などを訪れます。

■その後、バスにてテブルスークへ。

(ドゥッガ遺跡近郊テブルスーク泊)

10日目
ドゥッガ13:00発 チュニス16:00着

■午前、●世界遺産ドゥッガ遺跡の観光。

■その後、バスにてチュニスへ。

■午後、2023年に再オープンしたバルドー博物館へご案内します。

■夕刻、ホテルにチェックイン。

  (チュニス泊)

11日目
チュニス05:30発 パリ08:10着/13:30発

■早朝、航空機にてパリへ。

■着後、航空機を乗り換え帰国の途へ。

(機中泊)

12日目
関西空港10:45着 関西空港14:55発 福岡空港16:15着

■午前、関西空港に到着。着後、関西空港よりご参加のお客様は解散。

福岡空港よりご参加のお客様は関西空港着後、各自、関西空港より福岡空港へ。

※日程表の時刻は関西空港発着のエールフランス航空の利用を想定したものです。他の航空会社を利用した場合、時刻、日程が異なります。

※日程表の福岡空港、関西空港の往復はピーチPeach利用の場合です(2025年8月1日現在のスケジュール)。他の航空会社を利用の場合には、発着空港および時刻、日程は異なります。

(注)クサール・ギレンのホテルへは4WDに分乗して行くため、大きなスーツケースはお持ちいただけません。つきましては、クサール・ギレンに向かう日は、リュックサックやボストンバッグなどに、1泊2日分のお荷物を入れてお持ちいただくよう、お願いいたします。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは12日間のコースです。

出発日 旅行代金
1月12日(月)発

旅行代金:¥398,000

関空発 エコノミークラス利用


旅行代金:¥978,000

関空発 ビジネスクラス利用


旅行代金:¥408,000

福岡発 エコノミークラス利用


旅行代金:¥988,000

福岡発 ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥60,000

■お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ:¥66,100:8月1日現在

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間のみ適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、関西空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,630円ならびに燃油サーチャージ(SAF:持続可能な航空燃料追加代金を含む)、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります。)

 

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